ドラ魂キング

思わず声が出ちゃう。「日本画体験キット」の岩絵具のすごい発色

全国の魅力的なふるさと納税返礼品を厳選して紹介するCBCラジオ『ドラ魂キング』のコーナー「ふるコレ」。

2月7日の放送では、加藤里奈と三浦優奈のふたりが京都府宇治市の返礼品「日本画体験キット」を紹介しました。

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古典に登場する街

宇治市は京都市の北に位置し、宇治川を中心とする美しい景観の街です。
世界遺産の平等院鳳凰堂や、宇治上神社をはじめ、数多くの歴史的、文化的な遺産があります。

また『日本書紀』や『万葉集』にも書かれ、世界最古の長編小説で、古典文学の最高傑作のひとつでもある『源氏物語』宇治十帖の舞台になったロマンあふれる街です。
 
 

気軽に体験

そんな京都府宇治市の返礼品から今回セレクトしたのは「日本画体験キット」。

日本画の代名詞である「岩絵具」を、誰にでも気軽に簡単に体験して欲しいという思いから商品開発されたそうです。

三浦「岩絵具は、主に鉱石を砕いて作られた粒子状の日本画絵具です。いま手元にあるんですがコナコナしてる感じです」

下絵、絵具、筆、膠など、基本的な道具は全てセットになっていて、説明書通りに描いていくだけでポストカードサイズの素敵な作品が仕上がるそうです。

岩絵具は淡い色

加藤「私、美術館大好きなんでこの間も『源氏物語絵巻』を見に行ってきたんですが、日本画は、色が褪せてきてるんだけども、独特な風合いと質感が出るんだよね」

岩絵具を一色、お皿に出してみる三浦。

三浦「緑っぽい和のテイストの色ですよね。色の名前が書いてあります。緑青って書いてリョクショウ?」

加藤「自然由来の物で色が付けられていて、すごく淡い色なんだよね」

三浦「ちょっとパステル感ありますよね」

描くためには、粉状の岩絵具を、専用の溶液を使って溶かしていくそうです。

三浦「ちょっと待って。これ、時間内に終わる?」

絵具を出しただけの段階で、早くも不穏な空気が…。

発色にびっくり

三浦「ちょっと待ってよ。説明書に『指で溶かしましょう』って書いてある。うわ~、絵具、手で触るの久々だ」

加藤「ちゃんと溶けてる」

三浦「ヘンな感じするけど」

加藤「なんか楽しそう」

本番前に筆で溶かそうと試したそうですが、指の方が確実に溶けるんだそうです。
溶かしている色は緑青。エメラルドグリーンのような綺麗な色だです。

早速、三浦が描いてみると…。

二人「おおおおおっ!」

何やら二人で声を合わせて驚きました。

加藤「すごく発色してる」

三浦「優しい色味ですね」

加藤「優しい色だ」

「日本画体験キット」を製造しているナカガワ胡粉絵具によると、「日本画の魅力は絵具にあり」と言われているそうです。
原料には天然の鉱石やイタボ牡蠣が使われているとか。独特の発色に二人が驚くのも納得。

三浦「作品、全然完成してないので、Twitterに載せられるように頑張りたいと思います」
(尾関)
 
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2023年02月07日16時34分~抜粋

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