ドラ魂キング

優勝はどの大学?元中日・中村武志が箱根駅伝を大予想!?

元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんが、12月26日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。
加藤匠馬捕手が無償トレードでロッテからドラゴンズに復帰というニュースが飛び込み、正捕手を長く務めた中村さんが考える「二番手キャッチャー」の位置づけについて語ります。

聞き手は加藤里奈、大谷ノブ彦の代理で出演した榊原悠介アナウンサーです。

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二番手キャッチャー

中村「我々の時の二番手キャッチャーは、レギュラーキャッチャーが怪我をしたり、チームが連敗続きの時とかに、ワンクッション入れるための起用法でした」

しかし最近はレギュラーキャッチャーを休ませるためなど、どのチームも計画的に二番手キャチャーを起用しているそうです。

中村「今は二番手キャッチャーと言うより、ちゃんとしたポジションを与えられていると思います。ピッチャーで言うと、先発、中継ぎ、抑え。そういう考え方でいいんじゃないでしょうか」

週一の休みは必要?

また1週間に1回、決まったピッチャーと組ませるのもアリだそうです。
例えば小笠原慎之介投手と加藤捕手をセットにすると、1週間に1回はレギュラーキャッチャーが休めるという起用法も考えられます。

落合博満監督時代のドラゴンズには、金曜日まで谷繁元信選手がマスクを被って、土曜日は小田幸平選手が被るということもありました。

しかし正捕手が休むのは良いことなのか、それともリズムを乱すのか。そんな疑問も湧いてきます。
中村さんの場合はどうだったのでしょうか?

中村「どっちかというとリズム乱れますね。たった1日休んで疲れが取れることもないですし」

休みじゃなくて外される

中村さんは現役時代、休みたくなかったし、そもそも休むという考え自体がなかったんだそうです。
それは監督、コーチが決めることだったといいます。

中村「我々の時代は休むじゃなくて外される立場ですよね。今は疲れているから1日、2日休もうか?ですよね。全然、考え方が違います」

中村さんの現役時代のドラゴンズのスローガンは「HARD PLAY HARD」(1997~2001)。そこにもう1つ、ハードが付くぐらいの厳しさだったそうです。

「ライトゴロ」の経験

今年8月5日のDeNA戦で、6回ツーアウト、二、三塁のピンチを迎えた場面のこと。
ライトの岡林勇希選手が、バッターランナーを一塁で刺したプレーがありました。

岡林選手のビッグプレーですが、バッターからするとライトまで抜けたのにアウトになる、ちょっと恥ずかしい出来事。ヒットのはずが「ライトゴロ」という珍しいアウトです。

この時の実況が榊原アナで、解説が中村さんでした。それを踏まえてのリスナーからの質問。

「まさかの中村さんもライトゴロ経験者。あの時のことを教えてください」(Aさん)

中村さんの記憶では、「ライトゴロ」は2回あったそうです。1つは曖昧ですが、もう1つの神宮球場でのことは、はっきり覚えていました。

生で見た「センターゴロ」

中村「ライトがたぶん稲葉(篤紀)さん。打ったと思ったら、すごく前にいて全然アウトでした」

榊原「どのタイミングでアウトとわかったんですか?」

中村「打った、抜けた!なぜそこにいるの?って感じです」

中村さんの記憶だと、この時はツーアウト満塁。当時は極端な守備体系を取ることがあったそうです。

中村「僕らは足が遅いので狙われるわけですよね。だったら普通にセカンドゴロでアウトになってる方が気分的には楽ですね」

ちなみに中村さんは、「センターゴロ」も1回見たことがあるそうです。
その時のバッターランナーは投手の鈴木孝政さんでした。

榊原「阪神の北村(照文)さんがセンターで、そんな伝説を聞いたことがあります」

中村「僕も初めて見ました。さすがに『レフトゴロ』は見たことないですけどね」

箱根駅伝を当てよう

「年が明けて二日、三日に開催する箱根駅伝の優勝校を当てるのはどうですか?」(Bさん)

シーズン中はドラゴンズの勝敗、サッカーワールドカップの優勝国、有馬記念といろいろ予想しますが当たったのは天気だけという中村さん。
リスナーの要望に応えて、箱根駅伝について中村さん、加藤、榊原が予想してみました。

中村「マウンドが違うので3校ぐらい選ばせて欲しいですね。3つ挙げさせてもらえれば、まず当たると思います」

加藤「じゃあ3連複でいいですか?」

榊原「単勝3つのような気がするけど。2校でいきましょうか」

過去5年の優勝校を見てみると今年の年明けが青山学院大学。その前が駒沢大学、その前はまた青学。東海大学、青学と続いています。

中村さんの予想は?

加藤が予想したのは法政大学。理由は、一覧の中で文字が輝いて見えたからだそうです。

「競馬はオッズの一番上の馬を買う」という榊原は、競馬に倣って箱根駅伝でも一番人気の青学。

そして中村さんはパッと目に入った駒澤大学か國學院大學と予想。

ちなみに青山学院は15年連続、28回目の出場。駒澤大学は57年連続、57回目の出場です。

中村「國學院はチャンスあるんですか?」

榊原「我々、あまり知識がないまま進めてます。本当に名前だけで選んでる感じがします」

中村「何やってるんだ、この3人って、はたからは思ってますけど。まあ、勘と言うのはバカにできないものがあります」

マラソンとはまるで無縁な3人。箱根駅伝の優勝校を当てることができるのでしょうか? 
(尾関)
 
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2022年12月26日17時19分~抜粋

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