ドラ魂キング

元中日ドラゴンズ・英智本人に尋ねてみた。「おしゃれ好きなんですか?」

今シーズンまでドラゴンズのコーチを務めた英智さんがゲストで登場した、12月6日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』。

リスナーが気になるのは英智さんと同じ外野手の岡林勇希選手。そして英智さんと言えば「おしゃれ」。寄せられた質問に丁寧に答えていきました。

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選手、コーチ、デザイナー

英智さんは県立岐阜商業高等学校から名城大学へ進学し、1998年にドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。
現役時代は外野手として活躍し、2004年にはゴールデングラブ賞を受賞しています。

2012年に現役を引退してから、ドラゴンズの二軍外野守備走塁コーチに就任し、以来今シーズンまでドラゴンズを支えてきました。

また英智さんには野球選手としての顔以外にも、グッズデザイナーとしての顔もあります。
ドラゴンズのTシャツ、タオル、トートバッグのデザインも手掛けました。

みなさんに生で見せたかった

そんな英智さんにリスナーから質問が寄せられました。

「ドラゴンズの後輩先輩で『こいつ自分より肩強いな』と思った選手はいますか?」(Aさん)

英智「プロに入る選手はみんな強いんですけども、圧倒的に強かったのはアレックス・オチョア選手です。度肝を抜かれたのは最初で最後かもしれません」

2003~2006年までセンターとしてドラゴンズで活躍したアレックス選手。在籍中、4年連続でドラゴンズのシーズン第一号ホームランを放っています。

2004年には英智さんとともに、アレックス選手もゴールデングラブ賞を受賞しました。
ゴールデングラブ賞は守備でのベストナインを選ぶ賞で、各ポジションからその年の名手が選ばれます。

英智「ドラえもんが出した道具じゃないかと言うぐらい、彼の投げたボールはビューンって伸びるんですよね。みんなに見せたかったですね。生で見たら驚くと思います」

まだまだ広がる守備範囲

守備の名手でもある岡林勇希選手についての質問です。

「岡林選手の守備の広さを昔の選手に例えると、誰に似ていると思いますか?」(Bさん)

「皆さんを敵に回してしまうかもしれませんけど…」と前置きした英智さん、意外な回答を。

「まだまだ広くなると思ってるんで、岡林選手の守備を広いと思ったことがないんです」

岡林選手の守備範囲を扇子に例えると、まだ広げた途中だとか。
英智さんは、全開まで広がるのを期待しているそうです。

岡林専用の賞が必要?

「岡林選手の守備の優れているところ、現段階ではどこですか?」(Cさん)

英智「ゴールデングラブといえば、最初から一席は岡林選手で埋まってます、と言うぐらいの選手に間違いなくなれますから、特別にダイヤモンドグラブみたいなのを作ってもらえるぐらい、岡林選手には頑張って欲しいです」

ちなみに2004年に英智さん自身が受賞した時の感想を聞くと…。

英智「まさか貰えると思ってなかったんですが、貰ったら気持ちいい賞ですね。自分が貰える賞なんてないと思ってたんで、これがあったかと思いました」

やっぱり服が好き

英智さんといえば、ドラゴンズのグッズデザイナーとしても注目されています。
自身でプロデュースしたおしゃれなTシャツは、これまでにも何度か発売されて、ファンの間ではお馴染み。
インスタグラムにもたくさんデザインが載っています。

「英智さんは昔からおしゃれが好きだったんですか?」(Dさん)

英智「三人兄弟の一番末っ子でして、兄の古着がたくさんありました。ですので、階段の一段目に明日着る物。二段目に明後日着る物、と一週間、上から下まで上着に包んで並べてたのを今でも覚えてます」

小学生の頃から、これとこれを着てみよう、というようなことをやっていたそうです。

英智「“おしゃれ好き”って言うよりは“服好き”かもしれません。高校の時から持ってるアイテムは変わってないものが多いです。長く着るものも多いですね」

最初はスタッフへの労い

ドラゴンズではタイトルを獲った時に、スタッフへ労いの意味を込めてオリジナルデザインのTシャツを配る選手が多いんだとか。
それをやり始めた最初の選手のうちの一人が英智さんなんだとか。

貰ったスタッフの反応は?

英智「着やすさを考えて、Tシャツはユナイテッドアスレなどのブランドを選んで作ったので、着心地いいよと言われました」

いいのは、着心地だけではありません。独特のイラストと色使いで、デザインも女子ウケもしそうです。

さらに「スタッフに配ったTシャツを販売して欲しい」という要望があり、ファンに届くようになったそうです。

新作に期待

デザインについて語る英智さん。

英智「描こうと思って描いていたわけじゃなくて、部屋にこもって、キャンパスとボールペンでやってたら、なんか絵になってきたというスタンスです」

現役時代、コーチ時代に沖縄キャンプに行くと、休日にすることがなくて描き始めたのが今に繋がっているそうです。
また手描きなので、それをデータ化してくれる人がちゃんといるんだとか。

ちなみに試合で使う道具についても、こんな構想も持っていたとか。

英智「郡司(裕也)君には内野も外野もキャッチャーも、どこでも守れるグローブを一個作れたらなんて思ったんですが、規定がありますからね。そういういろんな発想でやっていきたいと思います」 

対談後も引き続きドラゴンズグッズは作成していくそうで、今後の新作が楽しみです。
(尾関)
 
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2022年12月06日18時16分~抜粋

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