ドラ魂キング

ユニフォームはプレミアに?中日・岡林勇希選手の背番号60は変わるのか?

11月24日、元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演。
高田寛之アナウンサー、三浦優奈とともにプロ野球選手の「背番号」について語りました。

中日・岡林勇希選手の背番号について、現在の60から変わるという一部の噂があるようですが、現役時代の中村さんにも背番号を変更する可能性があった、という話が披露されます。

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背番号7のピッチャー

「大型トレードが続きましたね。涌井秀章投手、砂田毅樹投手が加入して、京田陽太選手が抜けました。もう一度、根尾昂選手をショートに戻すというのはいかがでしょうか?」(Aさん)

中村「もう流石に根尾選手には、落ち着いて野球をやってもらいましょう」

背番号も変わらず7番のまま。

中村「ピッチャーで7番というのは、ちょっと見慣れないですけど、成績を残したら、見慣れるようになるんですよ。これから歴史を作っていけばいいんです」

根尾投手の背中を押す中村さんです。

岡林選手の背番号は?

「岡林選手、ベストナイン素晴らしいです。最多安打を打ったのが評価されたと思います。イチローさんぐらい打ちそうですね」(Bさん)

セ・リーグのベストナイン賞に選ばれた岡林勇希選手。20歳9カ月、最年少の受賞となりました。

岡林選手の背番号は60。これから変更はあるのか、月曜日の『ドラ魂キング』で、中村さんが岡林選手の背番号について話していたことがありました。

中村「いや、僕が言ったんじゃなくて、周りに煽られて言わされたんですけど。本当に変わるんですか?」

煽っていたのは、中村さんイジリが大好きなダイノジの大谷ノブ彦です。

プレミアがつくことを期待

三浦「私は、勝手に変わるんじゃないかと思って、今期のユニフォームを買っときました。二桁がレアになるんじゃないかと思って」

岡林選手の60番のユニフォーム、10年後、15年後はプレミア価格がついているのでしょうか。

中村「僕は、その番号でずっといて欲しい気持ちはあるんですよ。今はドラゴンズの60といえば岡林。小学生でもわかりますから」

野球は1チーム、9人でやるスポーツ。中村さんの現役時代は1~9番がメインの野手。そしてピッチャーが二桁というイメージだったそうです。

中村「今は、松井秀喜とかイチローさんとか50番台。全然いいんじゃないですか」

松井秀喜さんはジャイアンツでもヤンキースでも55番。イチローさんは、ヤンキースに移籍した時だけ31番でしたが、オリックスでもマリナーズでも51番でした。

ちなみにイチローさんがヤンキースに移籍した際、51番は空いていました。しかし、イチローさん自身が憧れていたバーニー・ウィリアムスさんがつけていた数字だったため辞退したそうです。
 

中村武志、背番号9?

中村「僕は、一時ちょっと生意気になった時があって、ひと桁もらおうと思ったんです」

それは1988年に、長らくドラゴンズでキャッチャーとして活躍した中尾孝義さんがジャイアンツへトレードで行ったタイミングでのこと。1988年のシーズンは中村さんが初めて正捕手になった年です。中尾さんの背番号は9番でした。

中村「『俺、9ってどう?』って、みんなに聞くといいんじゃないですかって。球団に言おうとした寸前に、監督に呼ばれて」

ひと桁だと背番号が隠れると言われたそうです。当時、キャッチャーがつけるプロテクターは、背中のベルトがT字だったそうです。すると縦に一本ベルトが通り、一桁の背番号だと隠れてしまいます。

特に1番は見えません。
元ドラゴンズのキャッチャーで監督だった谷繫元信さんは、ベイスターズ入団直後は1番でしたが8番に変更。ドラゴンズに来てからは7番。落合博満監督時代になり、27番になりました。

現在は、上下、平行のベルトで装着するプロテクターもあります。

中村「ダメとは言われなかったですけど、自分の中では完全に却下ですよね。これ以上背番号問題で呼びつけられたり、『裏に来い』って言われるのはちょっと」

当時のドラゴンズの監督は星野仙一監督。熱血エピソードは、もはや中村さんの鉄板ネタ。

中村「でも最後言われましたよ。『39番で名前を売れ』ってね」

アメリカでは羨望の的

現役時代には39番にまつわるこんなエピソードもありました。ドジャースと共にキャンプをした時のことを振り返る中村さん。

中村「アメリカでは39番というのは、殿堂入りしたすごく立派なキャッチャーがつけてた番号なんで、みんな僕のことをすごいって誉めてくれたんです」

ドジャーズのキャッチャー陣からは、その番号が欲しいと言われていたんだとか。
ちなみに殿堂入りしたキャッチャーの名前はロイ・キャンパネラ。ドジャースで活躍した選手です。

中村「だから、僕はフロリダを胸張って歩いてました」

無駄な買い物じゃなかった

中村「各チーム、活躍した人のポジションの番号って受け継がれるので、そうやって歴史を作っていくべきだと思います。60の名選手が出てきても全然おかしくないです」

高田「あなたの買った背番号のユニフォームはプレミアつかないかもしれない」

三浦「よこしまな気持ちで買ったから…」

中村「ユニフォームがチェンジする噂がありますので、その点ではプレミアついてますよね」

三浦「よかった!」

中村・高田「おめでとうございます」

三浦「ありがとうございます」

なぜか最後は、中村さんと高田が、三浦を安心させるという展開で終わりました。
(尾関)
 
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2022年11月24日18時32分~抜粋

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