最下位から浮上できないドラゴンズ。
9月12日の放送では、元中日ドラゴンズの捕手で、野球解説者の中村武志さんがリスナーからの質問に答えながら、ダイノジの大谷ノブ彦とともにドラゴンズへの展望について語りました。
打てない中日ドラゴンズ。助っ人よりも必要なのはホームランテラス?
「あるある」とは何だ?
「プロ野球あるあるで、変わったところに打球が飛ぶことがありますが、これを素人にわかりやすく説明できないでしょうか?
私は、交代したての選手に守備を慣らさせるため、投手が球種とコースを巧みに操り、わざとそこに打たせていると思いたい」(Aさん)
中村「『あるある』ってよく言うじゃないですか。でも、なんで?って言ったらわからない。答えがないから、あるあるなんです」
大谷「僕はプロ野球って全部計算されて出来てると思うんです」
一般の人たちには、ミリ単位の感覚はわかりません。よく、コースで「ボール1個分」と言いますが、解説で言われれば頷きますが、実際の感覚までは伝わりません。
私は、交代したての選手に守備を慣らさせるため、投手が球種とコースを巧みに操り、わざとそこに打たせていると思いたい」(Aさん)
中村「『あるある』ってよく言うじゃないですか。でも、なんで?って言ったらわからない。答えがないから、あるあるなんです」
大谷「僕はプロ野球って全部計算されて出来てると思うんです」
一般の人たちには、ミリ単位の感覚はわかりません。よく、コースで「ボール1個分」と言いますが、解説で言われれば頷きますが、実際の感覚までは伝わりません。
野球は頭脳戦
Aさんの言うように、大谷もピッチャーがコントロールして打たせていると思っていたそうですが、実際にそれと近いことはあるようです。
中村さんによると、バッターは守備が上手くない選手の方向を狙うこともあるんだとか。逆にバッテリーは、そちらに打たせないようにするそうです。
中村「ランナー一塁での、レフト前ヒットとライト前ヒットの違いです。ライト前ヒットだと一塁、三塁になるかもわかんないじゃないですか」
大谷「なるほど」
中村「レフト前ヒットだと、一塁、二塁になる。だったらセンターよりレフト方向にヒットを打ってもらった方が、野球的にはいいですよね」
大谷「ものすごい頭使ってるんだなあ」
中村「一応、野球やってましたからね」
中村さんによると、バッターは守備が上手くない選手の方向を狙うこともあるんだとか。逆にバッテリーは、そちらに打たせないようにするそうです。
中村「ランナー一塁での、レフト前ヒットとライト前ヒットの違いです。ライト前ヒットだと一塁、三塁になるかもわかんないじゃないですか」
大谷「なるほど」
中村「レフト前ヒットだと、一塁、二塁になる。だったらセンターよりレフト方向にヒットを打ってもらった方が、野球的にはいいですよね」
大谷「ものすごい頭使ってるんだなあ」
中村「一応、野球やってましたからね」
キャッチャーはつらいよ
「先週木曜日の広島戦、スクイズでコリジョンルールが適用され、ドラゴンズが勝利を収めました。
あれでコリジョンだとキャッチャーはつらいだろうなと見ていました。會澤捕手も難しかったかと思います」(Bさん)
中村「あれは、つらいですよね。チャカチャンラー…」
映画『男はつらいよ』のテーマを口ずさむ中村さん。
中村「やっぱり難しいですわ。ホントに」
ランナーの走路を妨げることを禁じたコリジョンルール。
キャッチャーには厳しいルールですが、ランナーにとってはホームを目がけて行けばワンチャンスあります。
中村「でもタイミングがアウトなものは、やっぱりアウトにして欲しいですよね。それかランナーもベース盤のここしか触っちゃダメだとかね。位置を決めてもらって。じゃないとキャッチャーは大変です」
あれでコリジョンだとキャッチャーはつらいだろうなと見ていました。會澤捕手も難しかったかと思います」(Bさん)
中村「あれは、つらいですよね。チャカチャンラー…」
映画『男はつらいよ』のテーマを口ずさむ中村さん。
中村「やっぱり難しいですわ。ホントに」
ランナーの走路を妨げることを禁じたコリジョンルール。
キャッチャーには厳しいルールですが、ランナーにとってはホームを目がけて行けばワンチャンスあります。
中村「でもタイミングがアウトなものは、やっぱりアウトにして欲しいですよね。それかランナーもベース盤のここしか触っちゃダメだとかね。位置を決めてもらって。じゃないとキャッチャーは大変です」
どうしてもやっちゃう世代
中村「いまアマチュアでやっている中学・高校とかね、そういう人たちは、コリジョンルールに適応して練習しているわけです。
我々とか會澤選手ぐらいまでは、そこに適応してやってなかったので、やっぱり戸惑いはありますわ」
コリジョンルールがメジャーリーグで採用されたのが2014年で、日本のプロ野球では2016年に採用されました。
2006年にカープに入団した會澤翼選手たちの世代にとっては、途中から導入されたルールです。言葉では理解していても、とっさの動きの中では無理があるんだそうです。
我々とか會澤選手ぐらいまでは、そこに適応してやってなかったので、やっぱり戸惑いはありますわ」
コリジョンルールがメジャーリーグで採用されたのが2014年で、日本のプロ野球では2016年に採用されました。
2006年にカープに入団した會澤翼選手たちの世代にとっては、途中から導入されたルールです。言葉では理解していても、とっさの動きの中では無理があるんだそうです。
「打てていない」が当たり前の空気
大谷曰く、2011年頃までドラゴンズは年間約100本のホームランを打っていたんだそうです。
それが、12年、13年と徐々に100本打てなくなってきたんだとか。
現在のドラゴンズが打てないのは、ここに原因があるのでは?と主張する大谷。
大谷「今の選手たちって、その2011年以降に育ってるんだよね。打てていないドラゴンズが当たり前の中にいるから、そういう空気になるんかなあと思うんです」
打てない要因の一つに、バンテリンドームの広さを指摘しました。
中村「確かにバンテリンでは、野手はバッティング崩したり、やっぱり気持ち的に落ち込む球場ですよ」
広すぎる故のもどかしさです。
それが、12年、13年と徐々に100本打てなくなってきたんだとか。
現在のドラゴンズが打てないのは、ここに原因があるのでは?と主張する大谷。
大谷「今の選手たちって、その2011年以降に育ってるんだよね。打てていないドラゴンズが当たり前の中にいるから、そういう空気になるんかなあと思うんです」
打てない要因の一つに、バンテリンドームの広さを指摘しました。
中村「確かにバンテリンでは、野手はバッティング崩したり、やっぱり気持ち的に落ち込む球場ですよ」
広すぎる故のもどかしさです。
助っ人か?ホームランテラスか?
番組では、バンテリンドームのホームランテラス設置について、大谷やリスナーから何度も提案がありました。
中村さんはどう考えているのでしょうか?
中村「必ず作るべきだと思います。作れば野球がまた違うし、見る人も違った目でドラゴンズの野球を見れるので、ここは確かに楽しいですよ」
2019年、千葉ロッテマリーンズでは本拠地ZOZOマリンスタジアムに、ホームランラグーンを設置しました。
これはバックネットフェンスの前にせり出したエリアで、グラウンドの高さで臨場感が味わえる席です。
このエリア医ができたことでホームラン数は飛躍的にアップしました。
懸念されていた防御率の悪化は、それほどありませんでした。
中村「意外とそうなんですよ。ドームでもテラスが出来てホームラン率が高くなると、ワクワクドキドキするじゃないですか」
大谷「真面目な話、僕は外国人助っ人を、お金をかけて呼ぶことが現実にできないなら、バンテリンにホームランテラスを入れてもいいんじゃないかと思います」
バンテリンドームのホームランテラス設置、皆さんはどう思いますか?
(尾関)
中村さんはどう考えているのでしょうか?
中村「必ず作るべきだと思います。作れば野球がまた違うし、見る人も違った目でドラゴンズの野球を見れるので、ここは確かに楽しいですよ」
2019年、千葉ロッテマリーンズでは本拠地ZOZOマリンスタジアムに、ホームランラグーンを設置しました。
これはバックネットフェンスの前にせり出したエリアで、グラウンドの高さで臨場感が味わえる席です。
このエリア医ができたことでホームラン数は飛躍的にアップしました。
懸念されていた防御率の悪化は、それほどありませんでした。
中村「意外とそうなんですよ。ドームでもテラスが出来てホームラン率が高くなると、ワクワクドキドキするじゃないですか」
大谷「真面目な話、僕は外国人助っ人を、お金をかけて呼ぶことが現実にできないなら、バンテリンにホームランテラスを入れてもいいんじゃないかと思います」
バンテリンドームのホームランテラス設置、皆さんはどう思いますか?
(尾関)
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