ドラ魂キング

2026年、名古屋に「アジア大会」がやって来る、のか?

4年後の2026年9月19日から10月4日まで『第20回アジア競技大会 愛知・名古屋2026』が開催されます。

アジア競技大会は通称、「アジア大会」とも呼ばれるアジア最大のスポーツイベントです。
オリンピックとどう違う大会なのでしょうか?

9月8日『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、公益財団法人アジア・名古屋・アジア競技大会組織委員会、愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会広報グループの栗原さんに取材した話を、西村俊仁アナウンサーが解説しました。

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アジア大会とは?

アジア大会は、4年に一度、オリンピックの真ん中の年に開催されるアジア最大のスポーツの祭典。2026年のアジア大会が愛知で開催されることが決まっています。

実は今年に中国・杭州で開催予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響により来年の9月23日からの開催に延期することになりました。

となると、予定通り中3年で2026年に開催するのか?それとも4年空けて2027年に開催するのか?
現状、愛知での開催は未確定のことも多いようです。

日本で3回目の開催

2026年アジア競技大会は愛知県では初めての開催となります。
過去に日本では、1958年(昭和33年)に東京、1994年(平成6年)に広島で夏季大会が行われました。
今度の大会が32年ぶり、3回目の開催になります。

アジア大会の規模を東京2020オリンピックと比較すると、アジア大会は45カ国から選手、チーム、役員が1万5000人やって来ます。

東京2020オリンピックの時には全世界から、およそ1万8000人が参加していますから、それほど変わらない規模です。

普段見られないスポーツ

驚きなのは競技の数です。東京2020オリンピックは33競技行われました。
2026年アジア競技大会は、それよりも多い、およそ40競技を予定しています。

アジア大会の方が競技数が多いのには理由がありました。
オリンピックだと、全世界で行われているスポーツが対象になりますが、アジア大会は、アジア特有のスポーツを採用しています。

例えば、足でやるバレーボールのようなセパタクロー、競技中の言葉でおなじみのカバティなど、世界大会では見られないスポーツが種目となっているのです。
 

選手村も名古屋

2026年アジア競技大会の会場は愛知県だけにとどまらず、岐阜、静岡、大阪、京都、兵庫の各府県でも開催予定です。

メインの会場は、現在「パロマ瑞穂スタジアム」という名称の瑞穂競技場(名古屋市)です。
選手村も名古屋市内に設けられます。その場所は名古屋競馬場跡地(港区)です。

東京2020オリンピックの時は、建設した建物を次に活かす方向でしたが、今回のアジア大会も同じだそうです。
大会後はその選手村を一般住宅などに利用することも想定して、ロケーション、規模、土地の観点から選手村が競馬場跡地に決まりました。

ちなみに、前回日本で行われた広島大会の時は、作った競技場が、そのままJリーグ・サンフレッチェ広島の本拠地になりました。

スローガンとコンセプト

大会のスローガンは「IMAGINE ONE ASIA ここで、ひとつに。」。

さらに「アスリート・ファーストの視点」「既存施設の活用」「先端技術の駆使」「伝統と県民・市民性に触れるおもてなし」「アジア競技大会の開催を誇りに、更なるスポーツ文化の普及へ貢献」という5つのコンセプトが設けられました。

盛り上げ策も始まっていて、大会エンブレムでラッピングされたバスがすでに名古屋市内を走っています。

大会組織委員会広報グループの栗原さんは、愛知・名古屋でも、聖火リレーなど参加性の高いもので、この大会をプロモーションしていきたいと話していたそうです。

4年後に期待

番組パーソナリティの三浦優奈も期待を膨らませます。

三浦「近くでそういう大会があるだけで、少年少女たちは刺激されまくりますよね」

西村「アジアNo.1がみんな集まって来て、そこで決めるわけでしょ。ドキドキしますね」

三浦「コロナが落ち着いたら触れ合えるかもしれません」

西村「2026年の、その2年後にはオリンピックがあります。アジア大会で見たチャンピオンがオリンピック出てるよ、ということもある」

きっと4年後の9月はワクワクさせてもらえるような日々が続くことでしょう。4年後に迫った「第20回アジア競技大会 愛知・名古屋2026」の話題でした。 
(尾関)
 
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2022年09月08日16時29分~抜粋

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