ドラ魂キング

高校野球のこだわりユニフォーム

スポーツをより身近に感じてもらおうと、一週間のスポーツトピックを分かりやすく紹介する『ドラ魂キング』(CBCラジオ)のコーナー「スポコレ」。

8月23日の放送では、高田寛之アナウンサーと加藤里奈が、高校野球のユニフォームと、メジャーリーグの選手について取り上げました。

[この番組の画像一覧を見る]

ユニフォームにフランス国旗

夏の甲子園は22日、宮城県代表・仙台育英高校の優勝で幕を閉じ、東北に初めて、深紅の大優勝旗が渡りました。

今年の大会ではプレーだけでなく、ユニフォームにも注目が集まりました。

長崎県代表・海星高校のユニフォームには、フランスの国旗が描かれています。
海星高校は1892年(明治25年)、フランス人宣教師によって設立されたためです。
アルプススタンドに掲げられた横断幕もトリコロールカラーでした。

昭和世代には懐かしい

準優勝の山口県代表・下関国際高校のユニフォームは青と赤を基調としていて、昔のヤクルトのようだと話題になりました。
高津監督が現役時代の頃のユニフォームが、まさにそれです。

高田「確かにヤクルトっぽい。私が野球を見出した昭和50年代くらいからは、あんな感じでした」

加藤「決勝で戦っているところを見たら、すごくカッコいいユニフォームに見えてきた」

高田「強いとカッコいい」

加藤「強い人たちが着ていると、カッコよく見える効果ってありますよね」

下関国際のユニフォームの赤色は「長州藩の情熱」を、青色は「関門海峡」をイメージしているそうで、野球部の坂原監督のこだわりとのこと。
1980年代の日本ハムファイターズのユニフォームにも似ています。

最後のイチロー世代

後半は大リーグの話題。
セントルイス・カージナルスのアルバート・プホルス選手は、22日(日本時間23日)に行われたカブス戦でホームランを放ち、通算693本塁打で、メジャー史上4人目の700号に、あと7本としました。

今シーズン限りでの引退を表明している42歳のプホルス選手ですが、メジャーにデビューしたのはイチローさんと同じ、2001年。2001年デビュー組で活躍している最後の選手です。

加藤「私の世代の子たちって、小学校の時、みんなドラゴンズ(の帽子を)かぶってたんですよ。ただ、一部だけイチローさんのマリナーズの帽子をかぶってる子がいました」

平成の風景を振り返る加藤。

ぜひ達成して欲しい

プホルス選手はドミニカ共和国出身。
1999年6月、13巡目でカージナルスに指名されました。しかし契約金の1万ドルに納得せず、全米野球大会夏季リーグに参加して大活躍。
6万ドルまで引き上げさせて契約したという強者。

583本塁打を打っているマーク・マクガイアが才能を見出し、監督に進言したことで2001年開幕メジャーデビュー。
メジャー史上初のデビューから2年連続3割、30本塁打、100打点を記録しました。

ロサンゼルス・ドジャース、ロサンゼルス・エンゼルスと移籍し、今年、単年契約で11年ぶりにカージナルスに復帰しました。

高田「42歳でメジャーでやってるってことがすごいですが、700本は達成して引退して欲しいですよね」

この夏、甲子園に出場した球児の中から、メジャーで活躍する選手が出るかもしれません。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2022年08月23日16時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報