昨年8月24日に東京2020パラリンピックが開幕して間もなく1年となります。
8月18日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、パラリンピックで活躍した選手たちの現在について、西村俊仁アナウンサーと三浦優奈が紹介します。
東京パラリンピックから1年。パラ選手たちは今も世界で戦っていた
とにかく強い国枝慎吾
東京2020パラリンピックでは、日本が金メダルを13個獲得しました。金、銀、銅、全てを合わせると51個のメダルを記録。これは2004年のアテネ大会の52個に次いで史上2番目のメダル獲得数です。
まずは日本代表選手団の主将を務めたテニスの国枝慎吾選手。
東京2020大会では男子シングルスで金メダルを獲得し、2大会ぶりの金メダル奪還となりました。
国枝選手はグランドスラム優勝32回、年間グランドスラム5回、年間最終世界ランキング1位を8回記録しているとにかく強い選手です。
最近は7月に行われたウインブルドンの車いすテニス男子シングルスで、初優勝を果たしました。
これで四大大会を全て制覇し、男子史上初の生涯グランドスラムを達成しました。
今年は、全豪、全仏、ウインブルドンと勝っています。9月に開幕される全米オープンを制すると年間グランドスラムを達成。国枝慎吾、未だ健在です。
まずは日本代表選手団の主将を務めたテニスの国枝慎吾選手。
東京2020大会では男子シングルスで金メダルを獲得し、2大会ぶりの金メダル奪還となりました。
国枝選手はグランドスラム優勝32回、年間グランドスラム5回、年間最終世界ランキング1位を8回記録しているとにかく強い選手です。
最近は7月に行われたウインブルドンの車いすテニス男子シングルスで、初優勝を果たしました。
これで四大大会を全て制覇し、男子史上初の生涯グランドスラムを達成しました。
今年は、全豪、全仏、ウインブルドンと勝っています。9月に開幕される全米オープンを制すると年間グランドスラムを達成。国枝慎吾、未だ健在です。
まだまだ速くなる最年長メダリスト
続いて、パラリンピック日本代表史上最年長で金メダリストになった自転車競技の杉浦佳子選手。
女子個人のロードタイムトライアルと女子個人のロードレースで、日本史上初の2冠を達成した金メダリストでした。
6月に広島で行われた「日本パラサイクリング選手権・ロード大会」の個人ロードタイムトライアルで5連覇を達成。
12キロを走ったタイムは20分43秒85。去年よりも50秒以上短縮しました。
8月14日、カナダで行われた世界選手権の女子ロードレースでも優勝。
後進のサポートをしつつ、パラリンピック・パリ大会も目指しているそうです。
女子個人のロードタイムトライアルと女子個人のロードレースで、日本史上初の2冠を達成した金メダリストでした。
6月に広島で行われた「日本パラサイクリング選手権・ロード大会」の個人ロードタイムトライアルで5連覇を達成。
12キロを走ったタイムは20分43秒85。去年よりも50秒以上短縮しました。
8月14日、カナダで行われた世界選手権の女子ロードレースでも優勝。
後進のサポートをしつつ、パラリンピック・パリ大会も目指しているそうです。
水泳陣も、今なお健在
そして水泳の鈴木孝幸選手は東京大会では金メダルが1つ、銀メダルが2つ、銅メダルが2つ。5種目全てでメダルを獲得しました。アテネ大会から5大会連続出場しています。
西村「家の中にどれだけメダルがあるんだろう?と言うぐらい、今なお健在」
三浦「いろんな種目に出ること自体が難しいですが、そこで出場権を獲得して、ちゃんとメダルを持って帰ってくるところがすごいですね」
視覚障害のある木村敬一選手は、東京大会の100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得。100メートルバタフライでは金メダルを獲得しました。
木村恵一選手は、6月にポルトガルで行われたパラ競泳世界選手権では、男子100メートルバタフライで金メダルを獲得し連覇を成し遂げました。皆さん世界の第一線で活躍しています。
西村「家の中にどれだけメダルがあるんだろう?と言うぐらい、今なお健在」
三浦「いろんな種目に出ること自体が難しいですが、そこで出場権を獲得して、ちゃんとメダルを持って帰ってくるところがすごいですね」
視覚障害のある木村敬一選手は、東京大会の100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得。100メートルバタフライでは金メダルを獲得しました。
木村恵一選手は、6月にポルトガルで行われたパラ競泳世界選手権では、男子100メートルバタフライで金メダルを獲得し連覇を成し遂げました。皆さん世界の第一線で活躍しています。
陸上が熱い
続いては陸上競技の選手たちについて。
西村「いま日本のパラリンピック男子の100メートルが非常に熱い」
健常者の100メートルは10秒を切って9秒台の選手が続出し、群雄割拠の様を呈していますが、パラの世界も負けてはいません。
上肢障害のある選手たちは11秒を切って10秒台を目指そうと熾烈な戦いが繰り広げられているそうです。
その中の一人が岐阜県各務原市出身の石田駆選手。
岐阜成徳学園高校でインターハイに出ますが、その後、障害が発生して、大学からパラに移行しました。
東京2020パラリンピックにも出場し、現在は10秒台を目指して活躍しています。石田選手はパラリンピック・パリ大会への出場も期待されているそうです。
三浦「地元から出ていく選手には応援の熱量も入りますもんね」
西村「いま日本のパラリンピック男子の100メートルが非常に熱い」
健常者の100メートルは10秒を切って9秒台の選手が続出し、群雄割拠の様を呈していますが、パラの世界も負けてはいません。
上肢障害のある選手たちは11秒を切って10秒台を目指そうと熾烈な戦いが繰り広げられているそうです。
その中の一人が岐阜県各務原市出身の石田駆選手。
岐阜成徳学園高校でインターハイに出ますが、その後、障害が発生して、大学からパラに移行しました。
東京2020パラリンピックにも出場し、現在は10秒台を目指して活躍しています。石田選手はパラリンピック・パリ大会への出場も期待されているそうです。
三浦「地元から出ていく選手には応援の熱量も入りますもんね」
ボッチャにハマった女
三浦「パラリンピックにしかないボッチャという競技があるんですけど、私は体験会に行くぐらい好きで、いろんな試合を見てるんです」
西村「カーリングみたいな感じで、基準の白い球を投げて、そこに向かって青チームと赤チームでどれだけ近いところに投げれるかを競うんですよね」
見る機会が少ないパラスポーツですが、ボッチャはボッチャ協会が作っているインスタグラムで、大会をライブ中継しているそうです。
実況と解説の人もいて、途中から見始めても試合状況がわかりやすいんだとか。ボッチャ協会はSNSをフル活用しています。
西村「カーリングみたいな感じで、基準の白い球を投げて、そこに向かって青チームと赤チームでどれだけ近いところに投げれるかを競うんですよね」
見る機会が少ないパラスポーツですが、ボッチャはボッチャ協会が作っているインスタグラムで、大会をライブ中継しているそうです。
実況と解説の人もいて、途中から見始めても試合状況がわかりやすいんだとか。ボッチャ協会はSNSをフル活用しています。
実際にやってみよう
三浦「初めて大会の組み合わせのライブ見たなあと思ったんですけど、インスタグラムで、いろんな大会の組み合わせ抽選会のライブもやってくれるんですよ」
西村「例えば、Aのブロックの3番何とか選手。その横にはスギムライジング、みたいなことがわかるわけね」
三浦「パッてくじ引いてワーッみたいな。俺たちBブロックや、みたいなのがあったりとか。選手にとっても、ここが第一報になるわけですよ」
西村「コメント欄、熱いね」
ボッチャは全国キャラバンの体験会も行っているそうなので、ボッチャ協会のホームページやインスタグラムをチェックしてみましょう。
(尾関)
西村「例えば、Aのブロックの3番何とか選手。その横にはスギムライジング、みたいなことがわかるわけね」
三浦「パッてくじ引いてワーッみたいな。俺たちBブロックや、みたいなのがあったりとか。選手にとっても、ここが第一報になるわけですよ」
西村「コメント欄、熱いね」
ボッチャは全国キャラバンの体験会も行っているそうなので、ボッチャ協会のホームページやインスタグラムをチェックしてみましょう。
(尾関)
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