ドラ魂キング

サカナクション山口一郎、「負け試合の楽しみ方」を語る

熱狂的なドラゴンズファンのサカナクション・山口一郎さんがドラゴンズ愛を語りまくる『ドラ魂キング』「がんばれドラゴンズ」のコーナー。

4月20日の放送では、19日のヤクルト戦をバンテリンドームで観戦した山口さんが「負け試合の楽しみ方」について語りました。

[この番組の画像一覧を見る]

ドラマの生まれ方

19日のヤクルト戦は4対12と大敗。被安打16、12失点は今季ワーストです。
この試合の直後、宮部和裕アナウンサーが山口さんにインタビューを行いました。

残念な結果に、「今日は厳しかったですね。でも、この間みたいに2回で8得点の試合もあれば、今日みたいにたくさん失点してしまう試合もありますから」と山口さん。

「負け試合は負け試合の楽しみ方もありますしね」と前向きです。

「桂選手もこういう試合だから出られた。いろいろな選手にチャンスがあってドラマが生まれるのも、勝利がない試合の楽しみ方としてあるんじゃないかな。そういう目線で観てましたけどね」と、山口さん流の楽しみ方を教えてくれました。
 

山口一郎、バンテリンを堪能

これまでバンテリンドームをちゃんと回ったことがなかったという山口さん。
試合観戦をしながらぐるっとぐるっと外野席まで歩いて、バンテリンドームの雰囲気を見てきたそうです。

山口さん「『こんなところにこんなショップがあるんだな』とか。ヘルメットにパフェが入ってるやつ買って食べたりとか。結構そういう“負け試合の楽しみ方”みたいなのも、ショップ巡りだったり、バンテリン巡りだったりをちょっとやってみましたよ」

宮部「じゃあ夕飯とか、食事も含めて?」

山口さん「たこ焼き、焼きそば、から揚げ、おでん」

宮部「堪能してますね(笑)」

山口「ほんと休みがないんでね。こういう時にちゃんと遊ばないと煮詰まっちゃうんで。僕的にはいい時間をちゃんとね、野球観戦を過ごせたかなと思ってます」
 

二番手投手に驚き

山口さんが注目したのは「投手陣」。祖父江、ジャリエル、マルティネスと勝ちパターンとしての道筋ができあがってきているといいます。

この試合で山口さんが予想していたのは「落合英二コーチと立浪監督の考え方」。点差が開いて負けているときの投手リレーについて考えていたそうです。

「驚きだったのは、大野投手が打たれて二番手に森投手を持ってきたところ。山本拓実投手が来ると思ってたんですよ。森投手はロングリリーフをするタイプのピッチャーっていうイメージじゃなかった」と山口さん。

「あれ?どういう意図だったのかな、みたいなのは感じましたけど。おもしろかったですけどね!」と意外な起用にワクワクしたようです。
 

「村上選手、ヤバイっすね」

宮部「フォアボール、フォアボールとなると打たれるパターンにはなりましたけど。あそこで経験しておけるということにはなりましたよね」

山口「ホームで打たれるっていうのは選手としても相当ショックなことだと思いますから。修正してくるのも楽しみだなと思いますし」

この日、同じく打たれてしまった福投手についても「こういう場面である種感触を掴むのも大事なことかな。良かったかなと思います」とポジティブに語る山口さん。

この日、広いバンテリンドームの右中間最深部に、ヤクルトの村上宗隆選手が超特大のホームランを叩きこみました。

「村上選手、ヤバイっすね」と、山口さんは感心しきりです。
 

根尾まであとひとりだった

それまでは「神宮だからホームランすごいんでしょ、みたいな気持ちがちょこっとあった。『バンテリンだったらツーベースだな』『バンテリンだとひょっとしたらセンターフライじゃないの』みたいな」と山口さん。

「今日の村上選手のホームランを見て、これはもうホンモンだなっていう。絶対ノーヒットで終わらない上に、あそこでホームラン打ってくるっていう。ちょっと甘い球を投げると、狙ってるんですね。狙って打てるってすごいですよ」と、敵ながらあっぱれといった様子。

村上選手の一振りに脱帽しつつも、「石川昂弥選手もね、村上選手のようにホームランバッターとして成長してほしいなと思います」と山口さんから期待を込めたコメントが飛び出しました。

大敗を喫したこの日。実は根尾選手のバースデーでした。

「あとひとり回ればね、最後根尾選手回ったんだけどね。大島選手、今日ノーヒットでね。大島選手が打たないと勝てない感じになってますね」と山口さんは悔しそうに語ります。

「ビシエド選手もホームラン打って、復調の兆しが。打線はいい状況になってきてるのでは」と、希望の光も感じている山口さんでした。
(minto)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2022年04月20日16時32分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報