ドラ魂キング

中村武志が指摘!中日の投手陣に潜む不安要素とは?

4月11日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、ダイノジの大谷ノブ彦、加藤里奈とバンテリンドームで迎える阪神3連戦について語りました。

まずは、10日のオリックス戦で完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の話題から。

[この番組の画像一覧を見る]

完全試合達成

プロ野球史上16人目の完全試合を達成した佐々木朗希投手。

大谷「レジェンドのキャッチャーでもある中村さん、松川捕手のリードってどうだったんですか?」

中村「素晴らしかった。一昨年前に中日のキャッチャーで中村武志っていたじゃないですか。彼に似てますね。素晴らしかった」

まずはあいさつ代わりのボケから入る中村さん。
リスナーもキャッチャーの心理が気になるようで、こんなおたよりが寄せられました。

「完全試合やノーヒットノーランを継続している投手に、どのように中村さんは接しましたか?何も言わなかったのか?狙うぞと発破をかけたのか?」(Aさん)

中村「一回だけノーヒットノーランの経験あるんですけど、私の場合は言いましたね」

そもそも球場がざわめき出すんだそうです。さらにベンチでも言うそうです。
そういう状態なので中村さんは「頑張ろう、やろう」と言ったそうです。

中村「ただ僕の場合は外国人ピッチャーだったので、『やろう』って言っても通じてなかった。とりあえず向こうは頷いてただけだっていう、そういう話があったということで」

大谷「持ちネタでしょ、あなた(笑)」

中村「まあ、言っても言わなくても、どっちでもいいと思います」
 

中村武志ならどうする?

中村「あのバッテリーは野球の見方が変わりますね。勝つこと前提で、みんな見ると思うんで、今度は何をやらかすんだと期待できますよね」

さらにZOZOマリンスタジアムの独特の風も味方するんだそうです。あの風がいびつな変化をさせるんだとか。

大谷「バッター中村でいったら、どう対策します?」

中村「無理です。じーっと立ってるだけです。せいぜいできるのはピッチャーを笑わすか。笑わせてバランス崩さすとか」

それもプロ。ただやられたらダメなので笑わせるのも策のうちだそうです。
ただ10日の佐々木朗希投手のピッチングは圧倒的だそうで、ストレートだけに絞っても無理だったそうです。

中村「相手のオリックスは悪くないです。不運としか言いようがないです」

大谷「去年、一昨年と2年連続首位打者の吉田選手でさえ3三振ですから」
 

元捕手も絶賛する捕手

中村「専門的なこと言うと、9番目に外国人から三振を取った、あの配球はすごかった。鳥肌立ちました」

中村さんは、最後はフォークボールでいくと思ったそうですが、松川捕手はドーンとインコースに要求。

中村「手も足も出なかったです。あの配球は素晴らしかった。素晴らしかったピッチャー以上に素晴らしかったのがキャッチャー松川です。18歳ですよ?俺55歳っすよ。この先恐ろしいですね」

キャッチャーだった中村さんも絶賛する松川捕手。運とツキだけではなく、確実な技術があるそうです。
 

預言師には見えている

続いてドラゴンズの話題。
先週は神宮球場、横浜スタジアムでビジター6連戦となる予定でしたが、コロナ感染の余波でDeNA3連戦が中止になりました。
中村さんは5勝1敗と予想しましたが…

中村「やってれば絶対勝ってた。当たったと思いました」

「武志さん、見事でしたね。石川選手や高橋宏斗投手の活躍も予想の中にありましたよね」(Bさん)

中村「でしょ?最近、巷では預言師と言われてるんです。自分が怖くなってきた。何か見えるんですよね。自分の中で見えるんです」

預言師の中村さんには、12日からの阪神がどう見えているのでしょうか。
 

気になる阪神戦

中村「タラレバですけど、横浜があのまま試合をやってくれれば、いい状態が持続するかなと思ったんですが。ドラゴンズはこの休みがどう出るかですよ」

DeNA戦が休止になったことを懸念する中村さんです。
また、阪神は勝てないながらも、徐々に阪神らしいカラーが出てきているそうで、勝敗だけを見ていくと足元をすくわれる可能性があると警告しました。

加藤「私、土曜日に川上憲伸さんと公開放送をしたんですけど、その時中日のOB陣がたくさんいるから、どんな戦いをするか注目という話をされてたんですけど」

中村「全然、関係ないんですけど、車でラジオ聞いてたんですよ。憲伸とカトリーナちゃんが出ると思って、よしっと思った時に車庫入れしたからブー」

電波を拾えず雑音で内容はわからなかったんだそうです。

大谷「じゃあ聞いてなかったんだ」

中村「聞く意思はあったんですけど、車庫入れしたらブーってなちゃった」

大谷の言葉ではありませんが「持ちネタでしょ、あなた」と言いたくなりますね。
 

阪神戦の不安材料

阪神にはドラゴンズのOBが指導者としています。
まず矢野監督がドラゴンズOB。そしてヘッドコーチが井上一樹さん。

中村「そこは関係ないです。ただ阪神は、ドームにちょっと弱いので、今回は阪神にとってプラス材料は何もないですよ」

ドラゴンズにとっては不安はないようですが、敢えて言うなら大野、柳の両投手だそうです。問題はDeNA戦休止で間隔が空いたことなんだとか。

ローテーションピッチャーは勝っても負けても自分の投げる日に100~120球投げて、年間調整していくんだそうです。しかも、ただ投げればいいというわけではなく、ゲームをしてく必要があるそうです。

中村「あのローテーションクラスのピッチャーはなかなか調整が難しいんですよ。体が軽くなって元気になっていいじゃないかと思うのがファンだと思うんですが、コンディション作りがローテーションピッチャーは難しい」

阪神3連戦、ドラゴンズの投手陣に注目です。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2022年04月11日17時04分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報