ドラ魂キング

中村武志が阪神ファンへ提案!流れを変えるためにしていたこと

4月4日放送の『ドラ魂キング』では、元中日ドラゴンズ選手の中村武志さんと、ダイノジの大谷ノブ彦がドラゴンズについて熱く語りました。

DeNAと広島との6連戦を振り返ると同時に、セ・リーグの開幕連敗記録に怒り心頭の阪神ファンからの質問にも答えます。

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全試合勝てそうな試合

先週3月29日から行われたドラゴンズとDeNA、広島との6連戦を振り返りました。
横浜に3連敗、広島に3連勝という両極端な結果に「全試合、勝てそうな試合だった」と語る中村さん、

中村「ファンからしたら、最後まで諦めずにワクワクしていいですよね」

大谷「逆に、転がり方によっては阪神と同じ運命(全敗)だった可能性もあるわけですよね」

中村「みんな紙一重だと思いますよ」

与田政権3年間と比べると、チームは明らかに変わっているそうです。
若い選手が2、3人スターティングメンバーで出ていることで活気づき、控えのベテラン選手が相手チームの脅威になっているんだとか。

中村「これはゲーム中盤から代打が出る場面で、ネームバリューでは恐ろしい打者がいっぱいいますから、これはチーム力としたらすごく大きいですよね」
 

柳投手を絶賛

「3日の柳投手の完封勝利、木下捕手のリードもあっての完封勝利だったと思いますが、中村さんから見て、昨日の木下捕手のリードはいかがだったでしょうか?」(Aさん)

中村「ま、普通ですね」

言い方はあっさりですが、木下捕手はもうそのレベルに到達しているそうです。

中村「僕らも経験があったんですけど、木下は柳に救われました。昨日の柳の勝ち方、これはキャッチャーもチームも乗っていく勝ち方だと思いますよ」

広島3戦目における柳投手のピッチングについては、中村さんも大谷も絶賛。

中村「プロ野球は長いペナントレースなので、勝ち方負け方があるんです。これはドラゴンズらしい勝ち方です」
 

阪神ファンの憂鬱

一方、巨人に敗れ開幕9連敗となり、セ・リーグのワースト記録を更新してしまった阪神。
ファンからは何故こんなことになってしまったのか?という質問が多数寄せられました。

中村「開幕戦でとんでもない逆転負けをして、そこでつまずいて乗っていけないのが現状だと思います」

次の試合からは阪神はホームの甲子園球場での対決。

中村「自分の庭でやりますから、ファンも味方になってくれると思います。甲子園でやることが阪神にとって唯一のプラス材料です」
 

阪神ファンへの提案

大谷「武志さんは、何やってもダメな時って、流れを変えるために何かやってた?」

中村「僕はちょっとズルい人間なので、自分のせいだと思いながら他人のせいにしていました。これは団体競技のすごく良いところです」

大谷「俺が聞きたいのは何か変えるためにね、その日は靴を逆から履くだとか、普段やってることの逆をするとかなかったんですか?っていうこと」

中村「他人がやってるのはよく見ましたよ。でも僕は一切やってないですね」

やはり他人のせいにしていた中村さん。ただし心の中でそう思うようにしていたとか。

中村「やっぱり口に出したら大変なことになるので」

大谷「じゃあ阪神ファンのみんなも、心の中で他人のせいにすれば何とかなるんですか?」

中村「もう、みんな他人のせいにすりゃあいいんですよ。監督の責任にしましょう(笑)」
 

ビッグボスと矢野監督と立浪監督

監督というと日本ハムファイターズの新庄ビッグボスは大丈夫?という質問も寄せられていました。

中村「ビッグボスの負け方と、今の阪神の負け方は意味が違うじゃないですか」

ビッグボスは来年も再来年もあります。
しかし阪神の矢野監督は早くもキャンプイン前日に退任表明をしていました。

中村「ビッグボスの負け方は、考えようによってはプラス材料ばっかりです」

大谷「未来のための負け方なんだ。それってドラゴンズも一緒だよね」

今季のドラゴンズは積極的に若手を起用して育成しようという雰囲気が感じられます。
例えば石川選手が打てなくても、すぐにテコ入れで代えようとせず使っています。

中村「60~70%育成じゃないですか?球団もそれを求めてると思います。来年、再来年、今後のドラゴンズのために、立浪監督は今年戦うと思いますよ」
 

ドラゴンズは心配ない

現在、得点圏打率が6球団で最下位のドラゴンズ打線については…。

中村「それはもう慣れてるから大丈夫です。心配しないで下さい」

大谷「一割台ですけど、いいんですね?」

中村「大丈夫です。そこがドラゴンズの野球なので大丈夫です。心配しないでください」

大谷「ただ奇跡は起きてるよね」

3日の広島戦での9回表、広島の攻撃でのできごと。
ワンアウト、一、二塁。一打逆転のピンチを迎えた柳投手。

大谷「立浪さんがマウンドまで行って、ゲッツー取れるって言ったら、本当にその通りになって」

中村「絵になりますよね。声を大きくして言いますけど、絵になる!」

通常なら投手コーチが行く場面ですが、立浪監督自らがマウンドへ行き、柳選手を鼓舞しました。それには大谷も中村さんも驚いたそうです。

中村「中日のエースを立ててる。点取れない、もうお前一人で投げ切れ、後は俺が責任取るぐらいのことを言ったんでしょうね」

大谷「中村さんだったら、あのシチュエーションでマウンドに行ってどうするんですか?」

中村「まず行きません。心配しないでください。柳のせいにします(笑)」

やっぱり他人のせいにする中村武志さんでした。 
(尾関)
 
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2022年04月04日17時04分~抜粋

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