ドラ魂キング

吉見一起、今年の一押し投手、できる子って誰?

元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の吉見一起さんが、3月24日放送の『ドラ魂キング』に出演しました。
開幕投手経験のある吉見さんが開幕当日の緊張、そして今季一押し投手を語りました。

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東京ドーム2戦目

立浪監督のコメントから考えられる開幕からのローテほぼ6人のピッチャーが固まりました。
東京ドームは大野雄大、勝野、柳となりそうです。
一方、ホーム開幕のベイスターズ戦が小笠原、高橋宏斗、松葉の3人。

吉見「東京ドームの2つ目を誰がいくんだろう?と皆さん、悩んでましたけど、僕は勝野投手だと思ってました」

吉見さんは2月の終わりごろから勝野投手と言い続けていました。

吉見「僕のイメージだと、東京ドームはパワーピッチャーじゃないといけないんですよ。かわすピッチャーは通用していない気がします」

吉見さんのイメージだと、東京ドームで勝っているピッチャーはパワーピッチャーなんだそうです。そう考えると勝野投手か福谷投手となります。しかし福谷投手は出遅れています。

吉見「勝野投手のキャンプのピッチングを見て、今年はやるぞと言う気持ちを感じましたので、2つ目は勝野投手だと思っていました」
 

移動中が嫌

吉見さんが経験した開幕投手3回は、試合前日はそんなに緊張せず、お菓子やアイスクリームを食べていたそうです。

それでも、やっぱり当日の朝起きた時は緊張しているそうです。
開幕戦当日、緊張のピークはいつなのでしょうか?

吉見「まず、球場に行くまでの移動中が嫌ですね」

球場に着くとメディアが大勢いて異様な雰囲気になっているそうです。
それでもまだ緊張のピークではないとのこと。
 

コーヒーを緊張が上回る

吉見「練習が終わってミーティングが終わった後に、30分ぐらい時間があるんですよ。
ブルペンでピッチング始める4時半ぐらいから5時半までがすごく嫌です」

ここが吉見さんが開幕投手になった時の緊張のピーク。

吉見「座ってても暇だし、ケータイいじるのもさすがにね。なのでウロチョロしたりコーヒー飲んだりしてました」

コーヒーを飲むとトイレが近くなりますが、緊張している時はどれだけ飲んでもトイレに行きたくならないという吉見さん。
逆にトイレに行く時は緊張が切れている時だそうです。
 

ビジターはまだまし

吉見「ブルペンの時も緊張するんですけど、もう球場に出ちゃうと腹を括るしかない自分がいるので、そこは緊張感がピークではないですね」

ちなみにビジターゲームの場合、ビジターのチームの練習は少し遅れるので、吉見さんが嫌だと感じる時間が30~40分短くなったそうです。

吉見「ビジターは時間がないので、パッパッと動いて行ける分、まだマシかもしれないですね」
 

しっかりしてる高橋宏斗

開幕ローテ5戦目に予想されるのが高橋宏斗投手。
プロ初当番で開幕ローテーション入り。さらにホーム開幕3連戦での投球になります。

吉見「5戦目に投げるとしたら、前の4戦がありますよね」

極端な場合、4連敗で自分かもしれないし、4連勝で自分かもしれません。

吉見「どういう流れで来ても、自分のことでいっぱいいっぱいだと思うんですけど、『点を取られなければ負けないんで』って発言をしてましたよね。だから、しっかりしてるんじゃないですか?」

22日には「0点に抑えれば負けることはない」と発言していました。

吉見「僕だと頑張りますとか、そんな感じの発言しかできないと思いますけど、点取られなければって、そこまで分析できてることが素晴らしいと思います」
 

追い上げてきた投手

高橋宏斗投手が楽しみなのはもちろんですが、それ以外で楽しみな投手を聞くと…。

吉見「勝野投手ですよ。今年は勝野投手一押しですね。
キャンプでのことなので、あんまり参考にならないんですけど、誰よりも今年にかける思いは伝わりました」

キャンプ一軍スタートのはずが腰痛で脱落。一歩、二歩後退したところから猛然と追い上げて来た感のある勝野投手です。
 

ピッチングはできる子

吉見「もらったチャンスは手放したくないと思うんで、怪我をしてしまったら、しかたがないぐらの勢いで突っ走るんじゃないですか?」

勝野投手については、昨年もある程度投げれたが勝ち運がなかった、と分析する吉見さん。

「ピッチングはちゃんとできる子だと思うんで、心配ないんじゃないかなと思います」と話す吉見さん。

シーズン終了後、大野、柳、小笠原、勝野と四本柱になっていることを期待しましょう。
(尾関)
 
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2022年03月24日18時21分~抜粋

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