ドラ魂キング

入浴料は寸志。長野県・野沢温泉13の外湯のシンボル「大湯」

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。
毎週火曜日は、高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。

3月22日の放送では、長野県・野沢温泉の外湯「大湯」を取り上げました。13ある外湯のシンボルともいえる温泉です。

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九州片道の距離で往復できる?

高田いわく「温泉の中でもスーパー有名」な野沢温泉。長野県北東部にある下高井郡野沢温泉村にあります。

車では中央自動車道から長野道・上信越自動車道を経由して、豊田飯山ICで降ります。
名古屋の中心部からは4時間ほど。

“このコーナーあるある”ですが、なかなか距離があります。

「今、『長野なら行きやすいかも』って思った方は、『ちょっと遠いかな』って思われたかもしれませんね」と、リスナーの気持ちを代弁する加藤由香アナウンサー。

高田は「どうですかね?九州片道で行く距離で、往復できちゃいます!」と、全く意に介しません。
 

13の外湯めぐり

公共交通機関では、特急「しなの」で長野駅へ。そこからいろいろ経由して、最寄り駅からバスで1時間10分。名古屋駅から上手に乗り継いでも、5時間半少々かかる計算です。

有名な温泉街なので観光地も多く、「スキーの後に寄る」という方も多いかもしれません。
源泉の温度が高く、「温泉で野沢菜を洗う」シーンを思い出す方もいるのではないでしょうか。

野沢温泉には旅館も多く立ち並んでいますが、高田のおすすめはなんといっても「13の外湯」。

基本的には無色透明ですが、中にはエメラルドグリーン色の温泉もあるなど、若干の違いがあります。
 

熱い湯もぬるい湯も「熱い!」

中でも、野沢温泉のシンボルといえば「大湯」。温泉街の中心部にある、一番目立つ共同浴場です。

江戸時代からの流れをくむ浴場で、木造ですが比較的新しいつくり。当時の趣を残していて、歴史的情緒も味わえます。

入浴料は「寸志」なので、「お気持ちを出して入浴していただければ」と高田。

脱衣スペースと浴場のしきりがない、昔ながらの温泉。入浴中の人のすぐ横で着替える形です。

大きめの四角い浴槽が2つあり、片方が「熱い湯」、もう片方が「ぬるい湯」。
ですが、野沢温泉は源泉の温度が高いため、高田によると「おそらく、どちらに入っても熱い」んだとか。

高田「くせのない温泉で、初心者の方にもいい。ただ熱いです」

加藤「そこが結構大変ですね」
 

1日でいくつ回れる?

仕切りがなく、脱衣スペース側で掛け湯をするとお湯が飛び散ってしまうため、奥まったところで掛け湯をするのがマナーです。

大湯は観光客の方も多く訪れる場所。
大湯にまず入ってから、13の外湯を回るのがおすすめなんだそう。

「長湯ができるタイプの温泉ではありませんので、パッと入ってパッと出ていろいろなところを回るのが一番いい楽しみ方」と高田。

とはいえ日帰りで13の外湯を巡るのは至難の業。高田は1日で3か所行けるかどうかだったといいます。

高田「若い頃なら10か所あったら10か所行ってたんですけど。身体がとても持ちませんので(笑)」

加藤「みなさんも無理しない方がいいですね」

高田「それぞれに特徴がありますので、ぜひ味わってもらいたいですね」

「今の時期は雪が多いため、ノーマルタイヤの方はもう少し暖かくなるのを待ってから行ったほうがいいかも。温泉街までのルートも通れるか、確認してからお出かけください」と語った高田でした。
(minto)
 
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2022年03月22日16時29分~抜粋

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