パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は、高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。
3月8日の放送では、長崎県雲仙市・小浜温泉の「脇浜温泉浴場」を取り上げました。
車で10時間38分!
まずは恒例!名古屋からの距離と所要時間です。
名古屋の中心部から918㎞。車で10時間38分の長旅です。いつものことながら、その遠さに思わず「うわぁ」と声を上げる加藤由香アナウンサー。
公共交通機関を使うと、名古屋から7時間31分。JR諫早駅からバスに乗ります。
飛行機では、名古屋から6時間半。バスを乗り継ぐため、長崎空港からでも2時間半かかる場所です。
ここで高田が「温泉情報、車ですぐがいいですね」というリスナーAさんからのおたよりを読み上げます。わかっていながら、ついつい遠くの温泉を紹介してしまう高田です。
ギリギリな駐車場
海に沿って温泉街があり、対岸は長崎市。熱海をコンパクトにしたようなイメージの町並み。山を登ったところには、雲仙温泉があります。
大きなホテルや旅館もありますが、お湯が素晴らしいのはいくつかある共同浴場。中でも今回、高田は地元の方が愛する「脇浜温泉浴場」を紹介します。
海沿いの道から1~2本入った坂道を上がる途中にある脇浜温泉浴場。昭和12年創業、木造の昭和レトロな建物です。
駐車場はやや狭く、3~4台停めたらいっぱい。坂道になっていて、崖のギリギリに車を停めることになります。
高田が訪れた時は、浴場からおばさんが出てきて車を誘導してくれたそうです。
無事駐車を終え、車から出ると「うわ!ここまで行ってたんだね」とドキドキするほど、ギリギリの場所だったんだとか。
温度調整はお客さんが
入湯料の200円を払って中に入ります。地元の共同浴場なので、シャンプーと石鹸はありません。
広めの脱衣所には、古めかしいロッカーが。年季が入っているものの、非常に清潔に保たれています。
泉質はナトリウム塩化物泉。
中には、7~8人が入れる大きめの浴槽が2つあり、その仕切りのところに温泉が掛け流されています。源泉が90度と熱いため、少量ずつのかけ流しです。
この源泉を一方に集めると、片方が熱くなり、もう片方がぬるくなります。この温度の調整は、常連さんとおぼしきお客さんがしてくれています。
このように2つの浴槽に温度差があるのが大体のパターンですが、高田が訪れた時は、たまたまどちらも同じくらい熱かったそうです。
冬の夜空でもポカポカ
透明なさらっとした浴感。長湯はできないため、出たり入ったりを繰り返します。
塩化物泉で塩分が強いものの、「肌にさらりとしてべたつかないので気持ちがいい」と高田。
高田が脇浜温泉浴場を訪れたのは寒い時期でしたが、身体が温まり、冬の夜空でもポカポカだったそうです。「夏場は相当大変かもわかりません」と一言。
小浜温泉には、日帰り入浴ができる旅館もいくつかあるものの、やはりどこも熱いお湯なんだとか。
最寄りの諫早ICから40分と便利な場所ではありませんが、「周りの街並み見物と合わせてぜひ訪れてほしい温泉」とのことでした。
(minto)
ドラ魂キング
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2022年03月08日16時30分~抜粋