大分県出身の大谷ノブ彦（ダイノジ）が、地方の子供たちに生のプロ野球観戦を、と訴えました。
このコロナ禍でプロ野球の各球団が経営的に苦戦する中、どのような方法が提示されたのでしょうか。
3月7日放送のＣＢＣラジオ『ドラ魂キング』から。
気持ちは分かる
「私はロッテファンでZOZO（マリンスタジアム）に開幕戦を観に行こうと思っていました。
ところが内野席の値段が高く、愛知県からの交通費と宿泊費を考えると諦めざるを得ませんでした」（Aさん）
内野S席に相当する場所が2～3万円。1万円以下の場所は3階以上の席だったそうです。そのためチケット代が高すぎて空席も多いんだとか。
「球団経営も大変だと思いますが、もう少し庶民も行ける値段で考えて欲しいです」（Aさん）
大谷「これはすごくわかる！わかるんですが、千葉ロッテマリーンズは球団経営が黒字化したんですよ。健全な黒字化にちゃんと挑んでるんです」
ところが内野席の値段が高く、愛知県からの交通費と宿泊費を考えると諦めざるを得ませんでした」（Aさん）
内野S席に相当する場所が2～3万円。1万円以下の場所は3階以上の席だったそうです。そのためチケット代が高すぎて空席も多いんだとか。
「球団経営も大変だと思いますが、もう少し庶民も行ける値段で考えて欲しいです」（Aさん）
大谷「これはすごくわかる！わかるんですが、千葉ロッテマリーンズは球団経営が黒字化したんですよ。健全な黒字化にちゃんと挑んでるんです」
ZOZOマリンが高いワケ
大谷「ZOZOマリンスタジアムは、おそらくあの球場の構造から導き出した値段設定がこれなんですよね。だから高い」
ZOZOマリンスタジアムの座席は、大まかに一般シート、スペシャルシート、プライベートルームと3つに分かれており、さらにその中で細分化されていて、合計38種類の席種があります。
大谷「安いところはめちゃめちゃ安い。だけど、高いところは高い。もう黒字経営を想定した上での値段設定にしてるんじゃないかな」
ロッテは球団創設以来50年間続いていた赤字を、2018年に元銀行マンだったスタッフが黒字に転換させた経緯があります。
ZOZOマリンスタジアムの座席は、大まかに一般シート、スペシャルシート、プライベートルームと3つに分かれており、さらにその中で細分化されていて、合計38種類の席種があります。
大谷「安いところはめちゃめちゃ安い。だけど、高いところは高い。もう黒字経営を想定した上での値段設定にしてるんじゃないかな」
ロッテは球団創設以来50年間続いていた赤字を、2018年に元銀行マンだったスタッフが黒字に転換させた経緯があります。
安い席で見られる理由
大谷「メジャーリーグはかなり席種が複雑に入り組んでいるみたいですね。それは一にも二にも球団経営をちゃんと黒字化してやっていくためなんですよ」
今年、NPBがキャンプから観客を入れていったのは、コロナ禍での赤字を補うためだと推測する大谷です。
大谷「対策としては、15万円とかのすごいVIP席を作るとかね。そこのお水は一本1,500円とか。
そういう席を買う人がいると、実は他の席が安くできるっていうモデルが飛行機らしいです」
ビジネスクラスの人たちが高い値段を払っているから、普通のエコノミークラスが安い値段で乗れるんだそうです。
例えば沖縄へエコノミーで行く場合も、本来なら片道7～8万円かかるんだとか。
大谷「その構造を野球場もやらないと、今後経営はやっていけないんですよね。それを千葉ロッテはいち早くやってると思って下さい」
今年、NPBがキャンプから観客を入れていったのは、コロナ禍での赤字を補うためだと推測する大谷です。
大谷「対策としては、15万円とかのすごいVIP席を作るとかね。そこのお水は一本1,500円とか。
そういう席を買う人がいると、実は他の席が安くできるっていうモデルが飛行機らしいです」
ビジネスクラスの人たちが高い値段を払っているから、普通のエコノミークラスが安い値段で乗れるんだそうです。
例えば沖縄へエコノミーで行く場合も、本来なら片道7～8万円かかるんだとか。
大谷「その構造を野球場もやらないと、今後経営はやっていけないんですよね。それを千葉ロッテはいち早くやってると思って下さい」
バンテリンドームはいつ？
数日前に、東京ドームが現金お断りでキャッシュレス化するニュースが流れました。これも球団経営の取り組みの一つなんだとか。
お金をデータ化することで、観客が何にどれだけお金を使ったかがわかります。
東京ドームでは、クレジットカード、電子マネー、スマホアプリ、manacaやSuicaなどの交通系の電子マネーも使えます。
もしカードを持っていなくても、電子マネーを販売しているので、それにチャージして使えます。
実は、楽天でも2019年からキャッシュレス化をしています。
大谷「やがてバンテリンドームもそうなります。なった時に賛否両論起きますけど、準備しといた方がいいですよ。これは確実に来ますよ」
お金をデータ化することで、観客が何にどれだけお金を使ったかがわかります。
東京ドームでは、クレジットカード、電子マネー、スマホアプリ、manacaやSuicaなどの交通系の電子マネーも使えます。
もしカードを持っていなくても、電子マネーを販売しているので、それにチャージして使えます。
実は、楽天でも2019年からキャッシュレス化をしています。
大谷「やがてバンテリンドームもそうなります。なった時に賛否両論起きますけど、準備しといた方がいいですよ。これは確実に来ますよ」
静岡でも見たい
「今年はポジティブ要素満載で、県外ファンも本当に浮かれまくっております。でも静岡ではドラゴンズ戦は予定されていません」（Bさん）
今年は楽天イーグルス主催のオープン戦7試合が、静岡市駿河区の静岡草薙球場（草薙総合運動場 硬式野球場）で開催されます。
「ドラゴンズが来てくれるのはいつなのでしょうか？昨年は、夏にヤクルト戦がビジターで来ました。静岡から名古屋は近いようで遠いなあと実感する、ここ数年です」（Bさん）
大谷「静岡はやっていいと思いますけどね。特に浜松は毎年2試合やってもいいと思います。どうですか？」
清水藍「浜松もそうですし、豊橋とか岐阜もですよ」
大谷「ローカルの球場に遠征するとお金かかるんだろうね。しかも、その割にはそんなにお客さんを入れられないんでしょう」
清水「福井の方とかも行ったりしますよね」
今年は楽天イーグルス主催のオープン戦7試合が、静岡市駿河区の静岡草薙球場（草薙総合運動場 硬式野球場）で開催されます。
「ドラゴンズが来てくれるのはいつなのでしょうか？昨年は、夏にヤクルト戦がビジターで来ました。静岡から名古屋は近いようで遠いなあと実感する、ここ数年です」（Bさん）
大谷「静岡はやっていいと思いますけどね。特に浜松は毎年2試合やってもいいと思います。どうですか？」
清水藍「浜松もそうですし、豊橋とか岐阜もですよ」
大谷「ローカルの球場に遠征するとお金かかるんだろうね。しかも、その割にはそんなにお客さんを入れられないんでしょう」
清水「福井の方とかも行ったりしますよね」
プロ野球を生で見る体験
大谷「俺、大分県にいたからわかるんだけど、地方都市で一試合でも二試合でもいいんです。生のプロ野球を観たこどもたちとか、そこにいる若者たちは一生忘れないのよ」
大谷がこどもの頃は、大分に広島カープが毎年一試合来ていたそうです。ドラゴンズや大洋ホエールズ（当時）が来たこともあったんだとか。
大谷「テレビで観てたジャイアンツじゃなかったけど忘れられません。小学校の時、嬉しくて嬉しくて。その日のことをずっと覚えるもんね。だから、静岡もやって欲しいと僕は思います」
清水「自治体と協力して、学校の遠足っていう感じで、みんなで応援に行くとかもありですよね」
大谷「もう一つはクラウドファンディング。お金を持ってる人が払う」
例えば静岡出身で、名古屋でビジネスが成功した人が、静岡のこどもたちを招待するなど。
大谷「そういう助け合いのシステムを作るとか。ローカルでも、プロ野球を生で観るという一生忘れない体感をして欲しいですよね」
（尾関）
大谷がこどもの頃は、大分に広島カープが毎年一試合来ていたそうです。ドラゴンズや大洋ホエールズ（当時）が来たこともあったんだとか。
大谷「テレビで観てたジャイアンツじゃなかったけど忘れられません。小学校の時、嬉しくて嬉しくて。その日のことをずっと覚えるもんね。だから、静岡もやって欲しいと僕は思います」
清水「自治体と協力して、学校の遠足っていう感じで、みんなで応援に行くとかもありですよね」
大谷「もう一つはクラウドファンディング。お金を持ってる人が払う」
例えば静岡出身で、名古屋でビジネスが成功した人が、静岡のこどもたちを招待するなど。
大谷「そういう助け合いのシステムを作るとか。ローカルでも、プロ野球を生で観るという一生忘れない体感をして欲しいですよね」
（尾関）
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