2月28日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、ダイノジの大谷ノブ彦、清水藍、CBC論説室の北辻利寿特別解説委員がドラゴンズについて熱く語りました。
北辻委員はドラゴンズを視察して沖縄から帰ってきたばかり。シーズン前で希望と妄想の混じったトークを繰り広げます。
石川昂弥のホームラン
沖縄に行ってきた北辻委員もリスナーも、強い印象を受けたのが2月27日、楽天とのオープン戦で、石川昂弥選手が打ったホームラン。
「石川昂弥君がホームランを打った後の決めポーズ。あれは中村紀洋さんそのものでした。やっぱりノリさんと思いましたよ」(Aさん)
大谷「しかもバットを持って走り抜ける。聖火ランナーみたいで最高ですよ」
清水「可愛かった。浮かれてますねえ」
大谷「浮かれてますよ!」
試合前には、地元の小学生にグッズをプレゼントした石川選手。
その時の「ホームランを打って欲しい」という言葉に応えてのホームランでした。
北辻「石川選手、終わってから、少年にホームランボールをプレゼントしたんですよ」
大谷「あら、イイ話だねえ」
北辻「少年は、将来どんな選手になりたいですか?って聞かれて『石川選手のような有言実行な選手になりたい』って」
大谷「ワーオワーオ」
清水「めちゃイイ」
大きく育て
北辻「石川選手、昨日は嬉しくてはしゃいだと思うんですけど、淡々と塁を回るぐらいの大きい打者になって欲しいと思います」
大谷「松井秀喜さんが喜びを出さなかったですね」
松井さんは、掛布雅之さんをお手本にしていたんだとか。掛布さんもガッツポーズはしなかったそうです。
大谷「ノリはすぐバット放り投げて、決めポーズをやってました」
北辻「ひょっとしたら宿舎で教えてたかもしれませんね」
ホームランを打った石川選手ですが、野球評論家の中には「プロの道は厳しい」と忠告する人も。
北辻「それはそれとして、いいじゃないですか。まだ二十歳ですよ」
大谷「我々はこの若竜を支えていくしかないですよね」
清水「楽しみ過ぎる!」
10番台の選手に注目
北辻「今回の沖縄では竜の胎動をひしひしと感じました」
北辻委員がキャンプを見て気になったのは鵜飼選手だそうです。
北辻「もっと身体がデカいかと思ったら締まってましたね。ガッチリ締まってて鋼のような身体になってました」
また岡林選手と阿部選手も筋肉で身体が大きくなって、いわゆるプロの体型になっていたそうです。
投手で気になったのが近藤廉投手。
北辻「私みたいな素人が見ててもクセ球っぽいなと思いましたね」
大谷「近藤廉70番でしょ?岡林勇希60でしょ。50が清水達也。30の三好大倫。この10番台、注目していきたいです」
記者たちをざわつかせた選手
大谷「近藤廉、1年間活躍すると思います。実際、みんな打ててないのよ」
北辻委員がスタンドで見ていたら、近藤投手の登場に、阪神担当の記者たちが選手名鑑を見ながらざわついたそうです。
北辻「70番って誰だ?どこの出身?とか。知らないのかよ、北海道の札幌だよって教えてあげようかと思ったぐらいに注目されてましたよ」
大谷「名前わかんないけど、モノが違うっていうことですよね」
北辻「タイガース番の記者たちが言ってました」
嬉しそうな北辻委員。
大谷「教えてあげればよかったのに。廉だよって、まず下の名前から言って欲しいな。廉、近藤廉だよって」
大谷はレンという名前がお気に入りのようで、昨年のドラフトでオリックスに椋木蓮選手が入った時も、やたらと名前を連呼していました。
ついにドラゴンズ特集
北辻「一番びっくりしたのは立浪監督のオーラです」
北辻委員が沖縄に着いた日は雨だったそうです。
室内練習ではウインドブレーカーを着て、背番号73が見えていないにもかかわらず、立浪監督がどこにいてもわかったそうです。
北辻「周りの空気が違うんですよ。動く度にサーッと空気が変わる。さすがミスタードラゴンズと思いましたね」
大谷「だってさ、ドラゴンズに冷たかった、あの『週刊ベースボール』がだよ?立浪監督を表紙に!」
北辻「あれ、びっくりしましたね」
清水「ずっと酷評してたのに」
何年か前、シーズン前の戦力予想。A~Cのランク分けでしたがプロ野球12球団の中でドラゴンズだけが特別にDランクにされたことがありました。
大谷「そうは言っても毎週買うんですよ。次号予告を見たら『竜の復活』。え、やるの?ってなりました」
立浪監督を表紙にした号の売り上げが良かったためだ、と推測する大谷。
大谷「これまでは東海圏の中で傷を舐め合ってたけど、全国区来ました!ドラゴンズファンの皆さん、ドラゴンズの女性ファンの呼び名を考えといてください。みんなで流行らせようよ」
カープはカープ女子。オリックスはオリ姫。さてドラゴンズファンの女子はどう呼ぶ? (尾関)
ドラ魂キング
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2022年02月28日17時00分~抜粋