ドラ魂キング

塩分カットに砂糖ゼロ!進化を続ける「ハッピーターン」の世界

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。
毎週木曜日は、スーパーで食材を探すことが大好きな柳沢彩美アナウンサーが、食材の疑問を調査しています。

11月18日の放送で取り上げたテーマは、ご存じ「ハッピーターン」。新商品情報や、おいしさの秘密「魔法の粉」について、亀田製菓株式会社 広報担当の池ノ上雄樹さんにお話を伺いました。

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ハッピーがターンするように

最初の疑問は「ハッピーターンはいつ生まれたの?」。

1976年(昭和51年)に発売を開始したハッピーターン。
開発当時の日本は、第1次オイルショック真っただ中の不景気な頃でした。

世の中が暗く沈んでいることから、開発者たちは「幸せ(ハッピー)が、お客さまに戻ってくる(ターン)ように」という願いを込めて、ハッピーターンと命名されたそうです。

今年で45周年を迎えたハッピーターン。現在販売されている袋には、「45th」のマークがキラリと輝いています。
 

「ハイカラ」なおせんべい

当時のおせんべいは、「堅焼きでしょっぱい醤油味」が主流。

ハッピーターンは、このイメージを覆す「洋風で甘いおせんべいを作ろう」というコンセプトから生まれました。

「魔法の粉」が落ちにくいように、また食べやすいように、ハッピーターンは1つ1つフィルムで包む個包装に。

個包装に、横文字のネーミング。当時ハッピーターンは、とても「ハイカラ」な存在でした。
 

ハッピーパウダーの原料は?

いよいよ本題です。続いての疑問は「ハッピーターン、あのパウダーの正体とは!」。

あの粉は亀田製菓が開発した「ハッピーパウダー」。砂糖、塩、アミノ酸“など”を調合したパウダーです。

配合比率はもちろん企業秘密。砂糖で甘みを、塩でしょっぱさを、アミノ酸で旨みを加えています。

「このハッピーパウダーをもしマネできるとするならば、いろいろな料理に使えそうだもんね」と西村俊仁アナウンサーが指摘するように、この味を再現するため、自分で配合して味を近づけているというツワモノもいるそうです。
 

冬限定ハッピーターン

スタジオに用意されたたくさんのハッピーターンを見て、「ヤッター!」と歓声を上げる西村。

最新の商品は、塩分30%オフの「減塩ハッピーターン」。すでに試食済みの柳沢によると、「味は全く変わりない」んだとか。

そして今週月曜日から販売開始になったのは、「ハッピーターン 冬限定ホワイトmix」。普通のハッピーターン、塩バター風味、サワークリーム味が入った3種のアソートパックです。

西村が選んだのは、サワークリーム味。口に入れた途端、「んー!んー!」と感動の声をもらします。

「すっぱい感じもありますよ。でもちゃんと、ハッピーターンの優しいあまじょっぱさは生きてるので。あっ、すごい不思議。おいしい!」と絶賛。
 

砂糖ゼロ ハッピーターン

そして、現在開発中の「砂糖ゼロ ハッピーターン」の試作品も! こちらは柳沢が試食します。

「あまじょっぱいの“あま”がなくなるんじゃないの?」と心配した西村でしたが、「ん-ん!あまじょっぱいのありますよ!残ってる!」と柳沢。

こちらは、糖分を気にする方向けの商品。「砂糖ゼロでも、あの味に近いハッピーターンが作れないか」と、開発を続けているそうです。

ハッピーパウダーを増やしたり、減らしたり。また味を変えたりと、さまざまな企業努力を続けている亀田製菓。

遠くない未来、店頭に並ぶであろう「砂糖ゼロ ハッピーターン」の登場を、楽しみに待ちましょう。
(minto)
 
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2021年11月18日16時30分~抜粋

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