ドラ魂キング

立浪ドラゴンズ誕生に、大谷ノブ彦が涙した理由とは?

立浪ドラゴンズの組閣メンバーが明らかになってきています。
11月1日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、ダイノジの大谷ノブ彦と清水藍がこの話題に興奮気味でリスナーの投稿を紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

リスナーも興奮

「立浪監督誕生以来、ドラゴンズの来シーズン優勝する未来しか見えず、顔がにやけてしまう自分を抑えられません」(Aさん)

セ、パ両リーグとも2年連続最下位だったチームがリーグ優勝しました。Aさん曰く、2チームとも点を取るけど、それ以上に取られるチーム。ディフェンスが整っただけで優勝したということです。つまりドラゴンズは点が取れれば優勝できる?

「就任会見で立浪監督は、そこは任せて下さいと自信満々に言っていたので、不安なんか微塵もありません」(Aさん)

得点力を上げるには相手投手を苦しめることだというAさん。そんな野球ができるのは野球を熟知している立浪監督だと主張します。

「そうなると選手も野球脳が必要になるので、根尾君他若手がレギュラーの可能性が出てきます。試合中盤なのに、チャンスで代打阿部ちゃんや周平君が出てくる可能性もあります。ああ、もう黄金時代しか想像できなくなっちゃいました」(Aさん)

「同意、同意、ドゥーイでございます。やってまいりました。ドラゴンズ黄金時代。待ってたぜ。大谷ノブ彦のドラ魂キング!」とタイトルコールを叫ぶ大谷です。
 

優勝したら何をする?

大谷「いやあ清水さん、優勝したら何やります?」
清水「早い早い。もう、そんな話まで行きますか」

大谷「この時期だけは浮かれさせてくださいよ。しかも今日は第666回目の放送。66と言えばビシエド選手ありがとうございます。まさかマルちゃん、ビシと両方とも残るなんて。盆と正月来ましたよ」
清水「こりゃ盛り上がらねば」

しかもまだ右の外国人を獲るそうです。

そして発表された立浪監督の背番号は73。
星野監督が付けていた77は落合英二さんがつける、など立浪監督自身の口からポロポロと情報が出てきています。

大谷「大丈夫なんですか?と言いたくなりますけど、これも時代ですね」

SNSで作る過程も見せていって、それが話題になってドラゴンズに注目が集まればいい、そもそも解禁してはいけない理由がある情報は出さなければいい、と持論を展開しました。

大谷「立浪ドラゴンズが誕生でわくわくさせてくれます。一軍首脳陣も発表となりました。ヘッドコーチ兼投手コーチで落合英二さん。私、韓国まで応援に行ってますからね」
 

ドラゴンズ、アッセンブル

さらに大塚晶文投手コーチ、森野将彦打撃コーチ、中村紀洋打撃コーチ、荒木雅博内野守備走塁コーチ、大西宗之外野守備走塁コーチ、西山秀二バッテリーコーチ。

大谷「胸熱でございます。まさにアベンジャーズ・アッセンブル状態ですね。井端君は今年はないらしいですけど、まあ来るでしょう」

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、絶体絶命になった時、マーベルのヒーローたちが集合。みんな集まったという意味でキャプテンアメリカが言う台詞が「アベンジャーズ、アッセンブル」。

大谷「あの宣言です。その場面に、いま僕は出くわしていてワクワクしてるんだよ。ドラゴンズ・アッセンブル」
 

溜まってた人

「来シーズンに期待することは、先発投手が100球を意識せず7回を投げ切ってもらいたいです。立浪さんが7回ノルマとか100球、100球と言ってますけど、7回は責任イニングだと思います」(Bさん)

大谷「これは先発投手を酷使すると言うわけではなく、先発が長いイニングを投げれば、中継ぎが楽になる」

今年は祖父江投手は50試合以上投げています。野球を科学で捉えると、50試合投げると次の年は疲労で活躍できないんだそうです。

これが、昨年、Aクラスがかかって、後半から完投にこだわった大野投手が、今年の序盤、調子が上がらなかった理由なんだとか。

大谷「リリーバーたちの負担を軽減させて、余裕を持ってやりくりしていく。1点を守りきる野球。気持ちは星野さんっぽいけどやる野球は落合さん。立浪監督には明確にやりたい野球がある。やっぱり、この人溜まってたんですね」

ミスタードラゴンズと言われた立浪さんですが引退から12年間、監督要請はありませんでした。満を持してのドラゴンズ監督に就任です。
 

コラムで胸熱

大谷「最近コラムで読んでびっくりしました。原巨人からのお誘いを断ってたって。あれ、ホント、胸熱ですね」
清水「え?そんな話があったんですか?」
大谷「チェックしようよ。放送の前に一回LINEで連絡ちょうだい。チェックしてない?」
清水「してなかった。え?そんな…」

うろたえる清水。大谷が読んだのは中日スポーツのコラムです。

2018年、原辰徳さんが巨人の監督に復帰した時、立浪さんにコーチの要請があったそうです。しかし、これを立浪さんは断りました。
この年は星野さんが亡くなった年でした。
 

星野監督の男気

ここからはコラムを書いた記者の推測です。
2003年、原さんは巨人の監督を「読売グループの人事異動」という謎の理由で、実質2年で解任させられています。

この時、東京ドームでは退任のセレモニーはありませんでした。なぜなら「退任」ではなく「人事異動」だからです。

この時、セレモニーを買って出たのが、阪神の監督だった星野仙一さん。原監督の退任セレモニーは甲子園球場で行われました。

大谷「『腐るな辰徳、必ず戻って来い』みたいなことを言って抱きしめるシーンがあるんですよ」
 

運命の対決

星野監督から受けたこの恩義を返すため、再び巨人の監督に就任した原さんは、いつまでも中日に呼ばれない立浪さんにコーチのオファーをしたのでは?というのがコラムを書いた記者の推測です。

それを立浪さんは、ファンに宿敵巨人のユニフォームを着た姿は見せられない、と丁重に断わりました。いつドラゴンズに呼ばれるかわからない。もしかしたら一生呼ばれないかも知れないのにです。

大谷「その男が監督をやるというんです。私、泣いちゃいそうです」
清水「番組始まってまだ9分ですけど、今日も熱いですねえ」

大谷の好きな「物語」があります。そして来シーズンは原巨人との対戦。これはわくわくするしかありません。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2021年11月01日16時00分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報