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ボンカレーの新商品「ボンカレークック」に具がない理由

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週木曜日は、スーパーで旬の食材を探すことが大好きな柳沢彩美アナウンサーが、食材の疑問を調査しています。

10月7日の放送で取り上げたのは、かの有名なボンカレーの新商品、具なしの調理用レトルトカレー「ボンカレークック」について。

大塚食品株式会社の伊藤征樹さん、中島千旭さんにお話を伺いました。

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具材が溶け込む「具なしカレー」

まずはこの疑問から「具なしのボンカレーって一体何?」

新商品「ボンカレークック」は、具なしの調理用のレトルトカレー。今年の8月23日から甘口・中辛の2種類が販売されています。

「カレールーを溶かしただけのものってこと?」と疑問をもった西村俊仁アナウンサーに、「具がないとはいえ、実はルーにはいろいろな具材が溶け込んでいるそうです」と柳沢。

たとえば、60分炒めた玉ねぎや、さつまいものペーストなど。具材が溶け込んだ旨みをしっかりと含んだカレールーです。

西村「究極のズボラさんが、これを温めるだけで食べても十分おいしいものっていうことだ!」
柳沢「そうなんです!ボンカレークックだけで食べても、それはシンプルにおいしいカレーができあがる」

そのまま食べてももちろんおいしい商品ですが、さらにおいしく食べる方法があります。
 

レトルトカレーで自炊できる!

ボンカレークックは、「クック」という名前の通り、好きな具材でアレンジができる商品。

ご飯と、自分で用意した具材の上からボンカレークックをかけるだけで、あっという間にオリジナルカレーが完成します。

大塚食品では、コロナ禍でおうち時間が増え、自炊をする人が増えたことから、具なしカレーの開発に至ったそうです。

伊藤さんのおすすめレシピは「サバ味噌煮カレー」。サバ味噌煮缶に、温めたボンカレークックをかけるだけ!

「楽じゃん!いいね!」とノリノリの西村。
 

お手軽オリジナルレシピ

中島さんのおすすめは「チキンチーズカレー」。炒めたチキンにチーズをかけて、やはりボンカレークックをかけるだけ!

「ちょっと手を込んだ感出してるけど、結局チキンを炒めただけだよね!いいじゃん、楽チンじゃん」

西村、ワクワクが止まりません。

普段からカレーを作るときに、別で野菜を炒めたり、素揚げ野菜を後から乗せたりしているという柳沢。

「そんなときに、ボンカレークックでちょっと楽させてもらうのはいいな」と柳沢が話すように、かなり時短になる商品です。

 

ボンカレー誕生のきっかけ

続いての疑問です。「ボンカレーっていつからありましたっけ?」

ボンカレーは、1968年(昭和43年)に発売された、世界初の市販用レトルトカレー食品です。

誕生のきっかけは、アメリカのパッケージ専門誌で、ソーセージを真空パックした記事を見たこと。「これはカレーに応用できるかも」と考えたことがきっかけです。

1970年代、経済の急成長にともない核家族化、個食化が進んだことから、ボンカレーは消費者のニーズを満たす代表食品となりました。

今回、コロナ禍におけるニーズを考え、ボンカレークックを開発した大塚食品について、「社会背景を踏まえた商品開発が非常にお上手だというのがよくわかりますね」と柳沢。

業界の先陣をきって、一歩先を行く商品を提供している大塚食品から新登場の「ボンカレークック」の紹介でした。
(minto)
 
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2021年10月07日16時30分~抜粋

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