9月8日放送のＣＢＣラジオ『ドラ魂キング』では、ラグビーをライフワークと豪語する宮部和裕アナが、日本代表の姫野和樹選手について語りました。
W杯で流行った「ワンチーム」
宮部「あのワールドカップの感動からもう2年。桜のジャージ、日本代表、ワンチーム」
三浦「ワンチーム、流行りましたね」
振り返る三浦優奈。当時「ワンチーム」は流行語ともなりました。
2年前のワールドカップで、日本代表チームはアイルランド、スコットランドにも勝ち、準々決勝で南アフリカに破れましたがベスト8となりました。
その立役者のひとりが姫野和樹選手。
姫野選手と言えば代名詞にもなっている「ジャッカル」というプレーを得意としています。宮部アナは姫野選手に会って話を聞いたそうです。
姫野選手によれば、ワールドカップを振り返ると、各国と戦った試合のことよりも、直前の合宿のことばかり思い出すそうです。
朝昼晩と3部制の練習で、その過酷さは「親にも見せられない」「将来、こどもにも見せられない」ほどだったとか。
そこまでの過酷さだったという直前合宿。
その準備があってこそ、2年前のワールドカップベスト8を生んだわけです。
三浦「ワンチーム、流行りましたね」
振り返る三浦優奈。当時「ワンチーム」は流行語ともなりました。
2年前のワールドカップで、日本代表チームはアイルランド、スコットランドにも勝ち、準々決勝で南アフリカに破れましたがベスト8となりました。
その立役者のひとりが姫野和樹選手。
姫野選手と言えば代名詞にもなっている「ジャッカル」というプレーを得意としています。宮部アナは姫野選手に会って話を聞いたそうです。
姫野選手によれば、ワールドカップを振り返ると、各国と戦った試合のことよりも、直前の合宿のことばかり思い出すそうです。
朝昼晩と3部制の練習で、その過酷さは「親にも見せられない」「将来、こどもにも見せられない」ほどだったとか。
そこまでの過酷さだったという直前合宿。
その準備があってこそ、2年前のワールドカップベスト8を生んだわけです。
ジャッカルって何？
姫野選手が得意とするジャッカル。
ジャッカルとは、ディフェンス側が、ボールを持ってアタックしてきた選手からボールを奪い取る行為。成功すれば攻守が入れ替わるので一発で形勢逆転できるプレーです。
ジャッカルはボールを奪うだけでなく、反則を得ることもあります。地面に倒れた選手はプレーをしてはいけないというルールのため、選手は倒されるとボールを地面に置かなければなりません。
そこでボールを奪いに行くのですが、仮にタックルで倒された選手のボールを奪いに行って、ボールが奪えなかったとしても、相手がボールを離さなければ「ノット・リリース・ザ・ボール」という反則で、自身のボールになるわけです。
宮部「15年ぐらい前かな。ジャッカルって実況してたら、あれはラスカルのことじゃないかって苦情が来まして。それはアライグマとツッコみたくなったんですけど」
当時ジャッカルと言う言葉は専門的過ぎて知られていなかったようですが、2年前の姫野選手の活躍により広く知られるようになりました。
ジャッカルとは、ディフェンス側が、ボールを持ってアタックしてきた選手からボールを奪い取る行為。成功すれば攻守が入れ替わるので一発で形勢逆転できるプレーです。
ジャッカルはボールを奪うだけでなく、反則を得ることもあります。地面に倒れた選手はプレーをしてはいけないというルールのため、選手は倒されるとボールを地面に置かなければなりません。
そこでボールを奪いに行くのですが、仮にタックルで倒された選手のボールを奪いに行って、ボールが奪えなかったとしても、相手がボールを離さなければ「ノット・リリース・ザ・ボール」という反則で、自身のボールになるわけです。
宮部「15年ぐらい前かな。ジャッカルって実況してたら、あれはラスカルのことじゃないかって苦情が来まして。それはアライグマとツッコみたくなったんですけど」
当時ジャッカルと言う言葉は専門的過ぎて知られていなかったようですが、2年前の姫野選手の活躍により広く知られるようになりました。
ジャッカルに必要なパワー
姫野選手曰くジャッカルのポイントは「パワーと洞察力」だそうです。
ジャッカルには、ボールを奪うパワーよりも、自分が剥がされないようなパワーが必要なんだそうです。
ボールを奪いに行くと、敵味方入り乱れて「モール」や「ラック」と呼ばれる状態になります。「モール」というのは選手が持っているボールを取り合う状態。「ラック」は倒された選手が地面に置いたボールを取り合う状態。
いずれもジャッカルを仕掛けた場合、敵の選手たちはボールを守るために、自分を引き剥そうとしてきます。それに耐えるだけのパワーが必要なんだとか。
また、ボールを奪う時は、相手がぐっと持ってるので真正面からぶち当たっても無理。相手のボールが梃子の原理のようにスッて取れる位置や角度があるんだそうです。
ジャッカルには、ボールを奪うパワーよりも、自分が剥がされないようなパワーが必要なんだそうです。
ボールを奪いに行くと、敵味方入り乱れて「モール」や「ラック」と呼ばれる状態になります。「モール」というのは選手が持っているボールを取り合う状態。「ラック」は倒された選手が地面に置いたボールを取り合う状態。
いずれもジャッカルを仕掛けた場合、敵の選手たちはボールを守るために、自分を引き剥そうとしてきます。それに耐えるだけのパワーが必要なんだとか。
また、ボールを奪う時は、相手がぐっと持ってるので真正面からぶち当たっても無理。相手のボールが梃子の原理のようにスッて取れる位置や角度があるんだそうです。
ジャッカルに必要な洞察力
ジャッカルが上達したのは、腕力がついたからではなく、周りの変化に気がつくようになったからと語った姫野選手。
敵がボールを持っていることがわかってから、ボールを取りに走っても間に合わないそうです。理由は敵にはサポートが来てしまうからです。
そのため姫野選手は、単にボールを持っている選手を目指すのではなく、次の次ぐらいの展開を読んでポイントになりそうな選手目がけて駆け出すんだそうです。その瞬時の判断が良くなってからジャッカルが上手くいくようになったんだとか。
ちなみに姫野選手は、帝京大学でもトヨタ自動車でも選手寮での生活。
今まで気づきもしなかった寮内のゴミに気付くとか、あらかじめ汚れそうな場所に気づくなど、ラグビーとは関係ない部分が関係してくるんだそうです。
敵がボールを持っていることがわかってから、ボールを取りに走っても間に合わないそうです。理由は敵にはサポートが来てしまうからです。
そのため姫野選手は、単にボールを持っている選手を目指すのではなく、次の次ぐらいの展開を読んでポイントになりそうな選手目がけて駆け出すんだそうです。その瞬時の判断が良くなってからジャッカルが上手くいくようになったんだとか。
ちなみに姫野選手は、帝京大学でもトヨタ自動車でも選手寮での生活。
今まで気づきもしなかった寮内のゴミに気付くとか、あらかじめ汚れそうな場所に気づくなど、ラグビーとは関係ない部分が関係してくるんだそうです。
リーグ刷新、そしてW杯
トヨタ自動車ヴェルブリッツに所属する姫野選手、今年の6月までラグビーの本場であるニュージーランドの名門チーム、ハイランダーズに期限付き移籍でプレーしていました。
ニュージーランドのスーパーラグビーというリーグは世界最高峰です。そこで1年間活躍して新人王を獲りました。
現在、日本のラグビーは「トップリーグ」という体制で運営されていますが、来年1月から「ジャパンラグビーリーグワン」と新たに生まれ変わります。2023年にはワールドカップフランス大会があります。
10月には日本代表の合宿が始まります。トヨタ自動車ヴェルブリッツに復帰した姫野選手、日本代表のリーダーにも選ばれ、リーグと代表で目が離せません。
（尾関）
ニュージーランドのスーパーラグビーというリーグは世界最高峰です。そこで1年間活躍して新人王を獲りました。
現在、日本のラグビーは「トップリーグ」という体制で運営されていますが、来年1月から「ジャパンラグビーリーグワン」と新たに生まれ変わります。2023年にはワールドカップフランス大会があります。
10月には日本代表の合宿が始まります。トヨタ自動車ヴェルブリッツに復帰した姫野選手、日本代表のリーダーにも選ばれ、リーグと代表で目が離せません。
（尾関）
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