ドラ魂キング

木下雄介投手の追悼試合。見えないものを見る力の大切さ

9月5日、バンテリンドームで開催された中日×DeNA戦は、先月急逝した中日・木下雄介投手の追悼試合とし行われました。

翌6日に放送されたCBCラジオ『ドラ魂キング』では、ダイノジの大谷ノブ彦と清水藍が、この試合に対するリスナーの投稿を紹介しました。

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ロッテの元中日バッテリー

「木下雄介さんの追悼試合に合わせてか、昨日(5日)のロッテは元ドラゴンズバッテリーでした。先発ロメロにスタメン、キャッチャー加藤(匠馬)。
ちなみに加藤選手の打席への登場曲は、木下投手と同じ湘南乃風の『黄金魂』です」(Aさん)

大谷「加藤選手も思うとこがいろいろあるんだろうね」

清水「きっと球も受けてたでしょうし」

大谷「なんかいいね…俺、言ってることが甘いのかなあ」

清水「球団を越えて離れていても仲間だっていうのが感じられます」
 

京田のエネルギー

「昨日(5日)の木下投手の追悼試合、京田選手のタイムリーは胸を打つものがありました。二塁に頭から飛び込み、キャンバスを強く叩く。京田選手からここまでプラスのエネルギーを感じたのは初めてでした」(Bさん)

2020年には、社会人野球で活躍していた高校時代の後輩を亡くした京田選手。
そして木下投手の逝去。

「いろんなものを背負う京田選手のプレッシャーは他の選手の比ではないでしょうが、押しも押されもせぬショートストップになってくれると信じています」(Bさん)

こんなおたよりも。

「昨日は良い試合でした。涙の京田さん、共に戦ったブルペン陣。本当に良い球団だと思いました。公式YouTubeやホームページにも、木下さんを忘れない、ともに戦おう、という気持ちが溢れる物ばかりでした」(Cさん)
 

目の色が変わった?

大谷「辛勝だし、思うようにチャンスを活かしきれたわけではないと思うんだよね。だけど、チーム一丸になって、見えない何かを見ている。そうすると、いい方向に行くっていう感じ、あの勝ち方なんだろうね」

こういう試合を積み重ねていければドラゴンズも良くなるでしょう。

大谷「それは選手だけの問題じゃなくて、応援する側もそうなんだろうね」

清水「どうしても点が入らないことに目を向けてしまいますが、前とはちょっと目の色が変わってきてると思いました」
 

選手とファンの相互作用

パラリンピックへと話題を広げる大谷。

「アスリートが素晴らしいパフォーマンスをすることで、障害者への理解力が少しでも深まれば素晴らしいことだと思うのよ。結果だけじゃなく、気持ちの変化みたいなものが大事だと思う」

中日ドラゴンズでいえば、京田選手のプレッシャーを考えてみるなど、少しだけ選手の気持ちになってみると、勝てないストレスで吐く気持ちも柔らかくなるのでは?と続けました。

大谷「それがいい方向に行った時に、チームの状態も上がって行くのかなと思いましたけどね」

清水「選手から生まれるムードもあれば、私たちファンから生まれるムードもきっとあると思うので、こっちから良い影響を与えるっていうのもありだと思いますよ」

追悼試合をひとつの契機として、チームのムードが良い方向にシフトしていくことを期待します。
(尾関)
 
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2021年09月06日17時00分~抜粋

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