ドラ魂キング

男子ボクシング田中亮明、銅メダル以上確定。金メダルまであと2つ!

連日、熱い戦いが繰り広げられている東京五輪。今回のオリンピックは、兄弟姉妹での出場が多いことも話題となっています。

ホッケー代表、永井友理、葉月、祐真の3きょうだい。
レスリング代表の川井梨紗子、友香子姉妹。
同日の金メダルで話題となった、柔道の阿部一二三・詩兄妹。

8月19日放送の『ドラ魂キング』、この日のテーマは「きょうだい」。
きょうだいといえば、一足先に世界を制覇した弟を持つ兄の活躍もあります。プロボクシング元世界3階級制覇王者・田中恒成選手の兄・亮明選手です。

[この番組の画像一覧を見る]

リオ五輪のメダリストを撃破!

阿部兄妹について、自身が金メダルを決めてから、一二三選手の決勝戦を観戦していた詩選手が、「お兄ちゃんが終わるまで気が抜けないです!」と言っていた場面が印象的だったと語る加藤里奈。

「親御さんの気持ちを考えると……ちょっともうねぇ。あの1日って本当にドキドキから喜びに」と、高田寛之アナウンサーは親目線で見てしまっていたよう。「兄弟で素晴らしいなと思います」と、感想を述べました。

そしてボクシングの田中兄弟。

亮明選手は、1回戦でリオデジャネイロ五輪 銀メダリストのフィノルリバス選手に、2回戦で同大会 銅メダリストの胡建関に勝利。

そしてこの日の準々決勝、リオ五輪ライトフライ級 銀メダリストのユベルヘンエルネイ・マルティネスリバスに見事判定勝ちを収めました。

初のオリンピック出場で準決勝進出を決めた亮明選手。オリンピックのボクシングには3位決定戦がないため、銅メダル以上は確定です。

フライ級ではローマ五輪以来、実に61年ぶりのメダリストとなることが決まっています。
 

自分のボクシングで金まで!

先に名前が全国的に知られるようになったのは、弟の恒成選手。
高校在学中にプロデビューを果たし、あっという間に世界チャンピオンになりました。

兄の亮明選手は大学で教職をとり、母校で社会科の教師をしながらオリンピックを目指してきた苦労人です。

リオ五輪は残念ながら出場できなかったため、今回がオリンピック初出場。

「フライ級って今回、めちゃくちゃレベル高いんですよ!リオオリンピックの金・銀・銅、みな出てる。対戦のトーナメント、めちゃめちゃ厳しいところをよく勝ち上がって」と興奮気味に語る高田。

亮明選手は強豪選手を次々と倒し、準決勝進出!

「あとはね、自分のボクシングで金までたどり着いてほしいなと思います」と、高田は言葉に力を込めます。
 

弟・恒成選手との絆

高田は、兄弟の関係性に触れます。

「年の近い男兄弟で同じ競技をやってて、同じように全国的に評価されてて。兄弟間に微妙な緊張感のある時期もあるわけですよ」

常に仲良しだったわけでも、二人三脚でやってきたわけでもない亮明・恒成兄弟。
そんな2人はコロナ禍を期に交わり、共にトレーニングを重ねてきたといいます。

この話に「すごくいいなー、がんばってほしいな」と、応援にますます力が入る高田でした。

田中亮明選手、準決勝は5日の14:30~。相手はフィリピンのカルロ・パアラムです。
(minto)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2021年08月03日16時01分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報