ドラ魂キング

住宅地の真ん中にある極上温泉銭湯。兵庫県尼崎市「蓬莱湯」

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。

5月11日の放送では、兵庫県尼崎市の「蓬莱湯(ほうらいゆ)」を取り上げました。

阪神電鉄「尼崎センタープール前」駅から徒歩3分。住宅地の真ん中にある蓬莱湯は、阪神間に多く存在する「温泉銭湯」です。

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「こんなところに温泉銭湯が!」

「大阪市の中心部から車で20~30分。この立地で、なおかつかけ流しの温泉があるというのがすごいですよね」と高田。

名古屋市の中心部からは、車で2時間16分。公共交通機関では、新幹線と阪神電鉄を乗り継いで2時間ほど。国道43号という大きな幹線道路をほんの少し入ったところにあります。

高田いわく、「『こんなところにこんな温泉銭湯があるの!』とびっくりするくらい住宅地の真ん中」。

蓬莱湯はいわゆる町の銭湯。阪神間(尼崎市、伊丹市、西宮市、芦屋市、神戸市東灘区・灘区など)に多い「温泉銭湯」です。

「名古屋市内の中心部にも古くからの温泉はあちこちにあるものの、それが温泉であるのは珍しい」と高田。

「愛知県内や東海地方で、もし『そういうところがあるある』という方は教えていただきたい。馳せ参じますんで」と、リスナーに広く情報提供を呼びかけます。
 

毎分603リットルのかけ流し

温泉銭湯は、形態は銭湯であるものの、お湯は温泉。手ごろな料金で、本格的な温泉を楽しめます。

お湯は源泉かけ流し。長方形の浴槽に流れるお湯は、なんと毎分603リットル! 浴槽から常にお湯が溢れている状態です。「結構なかけ流しです。なかなかないですよ」とうれしそうな高田。

2つに仕切られている浴槽は、10人はゆったり入れる広さ。浴場の左右に洗い場があり、真ん中に浴槽があります。

泉質は、肌に優しい単純温泉(低張性-弱アルカリ性-高温泉)。色は、ごくごく薄い紅茶のような茶褐色です。

温度は43度。少し高めではあるものの、「出たり入ったりを繰り返しながら、長湯をすることもできる」と高田。

温泉の匂いは、土や木に近い「モール臭」ですが、そんなに特徴的な匂いではありません。くせのない泉質なので、温泉初心者も楽しめるお湯だということです。
 

木をふんだんに使った機能的な空間

お湯は温泉ですが、形態はあくまでも銭湯。備え付けのせっけんやシャンプーはありません。受付で購入することもできますが、持参するのが無難です。地元客が多いため、マイシャンプーを持ってきている方も多いんだとか。

駐車場は3台程度。意外と埋まっていることが多いですが、近くにコインパーキングもあります。

2009年に全面改装した蓬莱湯。木をふんだんに使った、オシャレで綺麗な建物です。「空間の使い方が機能的で、広くない敷地を感じさせない造り」と高田。

「阪神間には素晴らしい温泉銭湯がいくつもありますので、折をみてまたご紹介したいなと思います」と張り切る高田でした。
(mitno)
 
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2021年05月11日16時30分~抜粋

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