ドラ魂キング

コロナ禍2度目のGW。「おうち時間」はどう変わった?

昨年からのコロナ禍からすでに1年を超え、間もなく2度目のゴールデンウイークを迎えます。
今年のゴールデンウィークの予定を尋ねるアンケート調査によれば、外出する人が増えた一方で、「おうち時間」を有効に使おうという新たな傾向も見られるようです。

人々の意識はどう変化しているのでしょうか?

4月21日放送の『ドラ魂キング』では、CBC論説室の北辻利寿特別解説委員が解説しました。

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感染拡大対策を強化

新型コロナウイルス感染拡大への警戒が続く中、昨年に続き2度目のゴールデンウィークが近づいてきています。

緊急事態宣言の要請は東京は、大阪、兵庫そして京都にも及び、まん延防止等重点措置は神奈川、千葉、埼玉、愛知の4つの県で適用されます。

北辻「愛知県は名古屋市がその対象になっていて、飲食店含めて午後8時までの時間短縮要請ですね。大阪は2週間前からまん延防止の対応をしてきたんですけども、いま愛知県に出てるので、我々からすると(まん防の)効果はどうだったの?って思ってしまいますよね」
 

感染者が増えた理由

前回の緊急事態宣言から感染者が増えた理由は、3つ考えられるそうです。
まず年度初めで人の動きが活発な時期だったこと。2つ目は変異ウイルスが拡大したこと。

北辻「3つ目としては、まん延防止等重点措置の印象が、緊急事態宣言ほどではなく2番目の位置づけみたいな印象があって、いまひとつ緊張感が出てなかったんじゃないかという気がします」

さらに北辻委員が心配するのが、東京五輪パラリンピックの聖火リレーが続いていること。

「第4波が来たとか、まん延防止だと言いながら、聖火リレーが毎日どこかで続いている。これは危機管理にとってはマイナスだと思いますね」
 

二度目のコロナ禍、どう過ごす?

インテージという調査会社が、全国15歳から79歳までの男女2,660人を対象に、二度目のコロナ禍でのゴールデンウィークをどう過ごすかというアンケートを実施しました。

行われたのは4月初め。大阪などへまん延防止重点措置が決まった後なので、比較的新しい調査結果です。

それによれば8割の人が「自宅で過ごす」と回答しているそうですが、一方で、ショッピングと国内旅行が去年に比べると増加しているそうです。

北辻「ショッピングも17%から30%になっています。去年に比べると、緊張感が緩んでるっていうことも伺えますね」
 

掃除&筋トレ

自宅で過ごす人に、さらに詳しく聞いたところ、TOP3が「テレビやDVDを観る」「インターネットをする」「ゴロゴロする・寝る」だったそうです。これは去年とほぼ同じなんだとか。

回答は複数選択ですが、注目すべきは「掃除・洗濯などの家事」と答えた人が48.4%と去年からずいぶん増えたことだそうです。また「ストレッチや筋トレ」と答えた人も、去年の20%から28.4%へと増加。一昨年から比べると1.5倍以上だそうです。

北辻「長引くコロナ禍で、衛生面とか健康面に気を配るようになった傾向があると伺えます。皆さんどうですか?」
 

家でクリエイティブに

宮部和裕アナウンサーの場合は、去年のこの時期はとりあえず断捨離。今年は筋トレを始めたそうです。

宮部「胸筋はついてきたんですけど、お腹はへこまんです。でも、家にいる自分に対して目標、テーマを持たなかんなっていう意識はありますね」

宮部アナの発言通り、調査担当したインテージでは、自宅での時間を、より創造的に過ごす人が増えているという分析なんだそうです。

三浦優奈の場合は料理。

三浦「私は今まで一切料理をしてこなかったんですけど、お家にいる時間も長くなってきたので、少し料理にチャレンジするようになりまして」

宮部「今まで一切、というところも気になりますが…」

三浦「ちょこちょこやってたんですけど、最近少し手の込んだものを作ろうとか思うようになりましたね」

北辻「ゴールデンウィークは自宅での時間を少しでもクリエイティブにしながら、心の免疫をつけながら歩むということになると思います。随分と感染者が増えていますので、本当に注意が必要な時期が続きますね」
(尾関)
 
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2021年04月21日16時42分~抜粋

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