ドラ魂キング

トロッコ列車で行く! 山あいの名湯・三重県熊野市「湯ノ口温泉」

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。

4月13日の放送では、三重県熊野市の日帰り温泉「湯ノ口温泉」を取り上げました。

2015年に立て替えられ、木をふんだんに使った清潔な施設へと生まれ変わった湯ノ口温泉。昔鉱山で使用していたトロッコ列車に乗って、非日常気分を味わうこともできます。

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リスナーの期待度“大”

この日、高田が湯ノ口温泉を取り上げると聞きつけたリスナーから、期待のおたよりが寄せられました。

「湯ノ口温泉に行ったんですか! もう35年ぐらい行ってないな。湯ノ口温泉のある紀和町は昔、鉱山で栄えて、人口1万人以上。映画館やパチンコ屋さん、百貨店もあったそうです」(Aさん)

「今日は湯ノ口温泉だそうで。『聴きなよ!』と主人から電話がかかってきました」(Bさん)

そのプレゼンに注目が集まる中、「そこまで期待されるとちょっと(笑)。緊張してしまいます」と高田。

軽くプレッシャーを感じながら、高田は湯ノ口温泉の紹介を始めます。
 

「味のある」施設から建て替えに

三重県熊野市紀和町にある湯ノ口温泉。

名古屋の中心部からは車で3時間16分。国道42号から311号に入り、30分ほど走ると到着します。

公共交通機関では、最寄りのバス停から徒歩39分!

オシャレなコテージが立ち並ぶ場所の中心に、日帰り温泉「湯ノ口温泉」があります。

こちらは、地元の方も多い人気の施設。

石造りの浴槽が印象に残っていた高田でしたが、耐震問題から2015年に建て替えられており、全く別の建物に生まれ変わっていました。

建て替え後、初めて訪れた高田は「床から壁から、木をふんだんに使った作り。掃除が行き届いてますね。非常に綺麗です」と絶賛。

以前の建物は、「歴史がある」「味がある」という表現がピッタリで、コアな温泉ファンが好むような場所であったといいます。
 

大きな露天風呂に「すごいな!」

内風呂には、軽く15人は入れる大きな浴槽がひとつ。

洗い場は1か所ずつ仕切りがあります。

泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物泉で無色透明。

塩素消毒はされているものの、いわゆるプールの匂いがするわけではなく、ほんのり茹で卵が焦げたような、特徴的な温泉の匂いがします。

内風呂も露天風呂も、うれしい源泉かけ流し。

「すごいな、新しくなって!」と高田が驚いた露天風呂は、岩づくりの大きなお風呂。

寝ながらお湯を楽しめる「寝湯」や、深さ96センチの「立湯」もあります。

「いずれも適温で長く入っていられる」と高田。

お湯をじっくり堪能するタイプの高田には、最適な温度であったよう。
 

鉱山用トロッコに揺られて

冒頭で高田が「最寄りのバス停から歩いて39分」と説明しましたが、このバス停の向かいには「瀞流荘」という大きな温泉ホテルがあります。

実は、この瀞流荘から湯ノ口温泉まで、小さいトロッコ列車が1日6本往復しています。

身体をかがめないと入れないくらいの小さいトロッコ列車は、その昔鉱山で実際に使われていたトロッコを観光用にしたもの。

瀞流荘から湯ノ口温泉までは距離にして1キロあまり、約10分のミニ旅行気分が味わえます。

ただし運行本数が少ないため、特に帰りの時間には注意が必要。逃してしまうと、39分歩く羽目になってしまいます。

近隣には、景色の良い棚田「丸山千枚田」や、世界遺産「熊野古道」もあり、見所が盛りだくさん!

つぼ湯で有名な和歌山県・湯の峰温泉や、わたらせ温泉も近いので、はしごするのもお勧めとのことでした。
(minto)
 
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2021年04月13日16時32分~抜粋

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