ドラ魂キング

世代間交流やエコグッズの活用の取り組み~中日クラウンズ

『ドラ魂キング』「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」のコーナー。

「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標のこと。

「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」など、17の目標を掲げています。

4月6日の放送では、29日から開催される中日クラウンズでのSDGsに関する取り組みを紹介しました。

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中日クラウンズの大会理念

4月29日~5月2日に名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知・東郷町)で開催を予定している『第61回中日クラウンズ』。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、今年は2年ぶりの開催を予定しています。

中日クラウンズでも、SDGsは大会の理念の大きな柱になっています。

まずは、小中学生の方たちにプロゴルファーの試合や、CBCテレビの中継や大会運営の裏側を見てもらうことで、社会見学や将来こういった仕事に興味を持ってもらうきっかけにしたいとのこと。

これは、SDGs4番「質の高い教育をみんなに」、8番の「働きがいも経済成長も」、17番「パートナーシップで目標を達成しよう」などに当てはまります。

今回新たに挑戦するテーマ

今回は、ジュニア観戦ツアーでテレビ中継の放送席に来てもらうだけではありません。

大会のボランティア活動では、スコア速報を出したり、観客の整理を行ったりしている方々がいます。このボランティア活動の方々との連携を通じて、ゴルフのボランティア現場を体験してもらうことも予定されているそうです。

大会のボランティア活動に携わっている方々は、高齢の方も多くいらっしゃいます。
新型コロナウイルスの対策を万全にした上で、ボランティア活動の方々と交流してもらい、「世代間の助け合い」を今回新たに掲げていきたいとのこと。

今回は無観客での開催となるため、例年とは雰囲気が違うところもあるかもしれません。
しかし、基本的な運営は同じです。ジュニア世代の方たちだけではなく、ボランティア活動の方々にとっても、貴重な体験になることは間違いないのではないでしょうか。
こうした機会を提供することも、とても大切なことです。
 

大会で地球にやさしい用具を

もうひとつ、大会では「地球にやさしいエコグッズを使おう」というコンセプトも掲げています。

ゴルフでは、それぞれのホールでの第一打をティーショットと呼びます。この時、ゴルフボールをティーペグという爪楊枝に似た形状のものに乗せてから打ちます。
しかし、このティーペグはプラスチック製のものを使っている選手も多いのです。

最初のショットを打った後、このティーペグもどこかへ飛んでいってしまい、回収できないまま失くしてしまうことがよくあるそう。

プラスチックは自然に還る素材ではありません。こうなると、やはり環境にとっては良くないことだと言えます。
今回の大会では、木でできたティーペグを使うことを推奨しているそうです。木でできたティーペグなら自然に還るため、地球に優しくなりますね。
 

他にも行っている取り組み

中日クラウンズでは、早くからエコの観点から取り組みを行ってきました。

12年前からエコバッグを記念品として配布するなど、地道な取り組みをしてきたことが伺えますね。

今日は高田寛之アナウンサーが一昨年の大会で作られたエコバッグをスタジオに持参しました。加藤由香アナウンサーも興味津々です。

高田「折りたたむと5㎝×5㎝くらいの大きさの袋に入っていて、大会カラーの水色に過去の優勝者の名前などがプリントされていて」

加藤「あっ!これは過去の優勝者の名前なんですね」

高田「大きさは、A4サイズもゆったり入りますね」

加藤「パソコンなんかも入りそうです!」

買い物以外の利用方法を提案する加藤と、その提案に頷く高田。
エコバッグの用途を今まで以上に広げられそうです。

以上、中日クラウンズのSDGsに関する取り組みでした。
(葉月智世)
 
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2021年04月06日17時12分~抜粋

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