ドラ魂キング

群雄割拠!ノンアルコールビールの世界

『ドラ魂キング』、「SDGs(エス・ディー・ジーズ) 」のコーナー。

「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標のこと。「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」など、17の目標を掲げています。

2月9日放送の『ドラ魂キング』では、3番「すべての人に健康と福祉を」に関連する「ノンアルコール飲料」の話題を取り上げました。

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「えっ?ノンアルなんだ」

目標の3番「すべての人に健康と福祉を」の中には、「薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する」という細かいターゲットが定められています。

世界中の大手飲料メーカーがこれに関する取り組みを行っており、日本の大手ビールメーカーもノンアルコールや低アルコール商品の販売数量の拡大に務めています。

「確かにスーパーに行っても、ノンアル飲料の種類の増えたこと増えたこと!」と高田寛之アナウンサー。

いつもアルコール飲料ばかり見ている加藤由香アナウンサーも、ノンアルコールビールやカクテルを見て「えっ?ノンアルなんだ、これ?」と驚くこともあったと話します。
 

「トクホ」のノンアルビール

大手飲料メーカーがノンアルコールや低アルコール飲料の販売拡大に取り組むことで商品が増え、それを選ぶ人たちも増えてきました。

日本で初めてノンアルコールビールが販売されたのは2009年。
当時と比べると、現在のノンアル飲料市場は4倍以上の数字です。

ノンアルコールビールの定義は「アルコール度数が1パーセント未満の、ビールに近い飲み物」。

中には、カロリーが普通のビールの3分の1程度になるものもあります。

加藤が高田におすすめしたいのは「健康面を重視したトクホのノンアルコールビール」。

「ヘルシースタイル」(アサヒビール)は、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える働きがあるため、脂肪の多い食事になりがちな人におすすめ。

同じくトクホの「サッポロプラス」(サッポロビール)は、糖分の吸収を和らげる働きがあります。

「じゃあ、それを1本ずつ飲んで」と両方の効能を得ようとする高田に、「脂っこいものを食べ過ぎてはいけませんからね」と釘をさす加藤。
 

一番ビールに近いノンアルビール

製法にこだわりたい人におすすめなのは「ゼロイチ」(キリン)。
おなじみの「一番搾り製法」で、味わい深いコクと酸味を味わうことができます。

味の面でこだわりたい人には「ブラック ZEROZERO(ゼロゼロ)」(新潟麦酒)を。

こちらはなんと黒ビールのノンアルコールビール。
濾過せず瓶の中で熟成させる製法で、日が経つにつれて熟成が進みどんどん味が変化するというものです。

加藤がスタジオに持参したのは「味が一番ビールに近いのでは?」といわれているノンアルコールビール、ドイツ生まれの無添加ノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」。

日本のノンアルコールビールは、アルコールの発酵を1パーセント未満に抑える製法ですが、海外のものは一旦ビールを作ってからアルコールを抜くという製法。

この製法で「よりビールに近い味」が味わえるというわけです。
 

アルコール好きも好きじゃない人も

「泡なんか見ますと完全にビールそのものですよ。職場で飲酒っていうイメージ」と、その非現実感を楽しむ高田。

うれしそうに2人で乾杯!

高田「あっ(笑)いやいやいやいや、ビール飲んでいるのかなと思わせますね」
加藤「キレのあるのど越し」
高田「泡の感じといい、色といい。香りがどっしりしてますね」

お酒が好きな人は、時々ノンアルコールビールを選ぶことで身体を気遣うことができ、お酒が飲めない人も、皆と同じようにお酒の場を楽しめるというところもポイントです。

「アルコールが好きな方も好きじゃない方も、一度飲み比べてみてください」と提案する加藤でした。
(minto)
 
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2021年02月09日17時15分~抜粋

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