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受験生に人気!廃棄消防ホースをリユースした「すべらないペンケース」

『ドラ魂キング』、「SDGs(エス・ディー・ジーズ) 」のコーナー。

「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標のこと。

「貧困を無くそう」「飢餓をゼロに」など17の目標を掲げています。

1月19日の放送では、9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」と12番「つくる責任つかう責任」にスポットを当て、サンライズ防災株式会社(愛知県一宮市)のユニークな商品を取り上げました。

サンライズ防災株式会社の大西未紗さんにお話を伺います。

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10年で未使用のまま廃棄

サンライズ防災株式会社は、消防防災設備の工事・点検、消化器・消防用具の販売、廃棄消化器の処理などをする会社。

そして廃棄消防ホースのリユースもしています。

大西さんによると、消防ホースは多くが10年で取り換えとなり、ほとんどが未使用のまま産業廃棄物として捨てられているんだとか。

ほこりがかかっている程度で綺麗な状態のホースを見て「捨てるのがもったいない」と思ったことが、リユース品を作るきっかけとなったといいます。

消防用ホースの表面は化学繊維、内側はゴムや樹脂。

この特性を生かすことで、おもしろい商品が作れるのではないかと考えたそうです。
 

受験にも“すべらない”

具体的には、バッグやペンケース、生活雑貨、犬のおもちゃなど。
ホースの結合金具を再利用した商品もあります。

大きい物では東山動植物園の人気者、イケメンゴリラ・シャバーニのテントも!
釣りにお勧めなポーチも新作として登場しているそうです。

中でも人気商品は「すべらないペンケース」。

消防ホースの内側は、ゴム素材ですべりません。

それを見た方の「すべらないから受験にいいね」という言葉がヒントになって誕生した商品なんだそう。

イメージは「消防ホースを裏返したような」ペンケース。

側面がゴムですべらないので、受験にも“すべらない”!

内側の繊維には、合格をイメージした「満開の桜」がペイントしてあります。
 

受験合格者から喜びの声も

早速、スタジオで「すべらないペンケース」を観察する高田寛之アナウンサーと加藤由香アナウンサー。

実際に触って「丈夫な生地ですね!」「これはすべらないな!大丈夫ですね!」と太鼓判を押します。

加藤は「中を開けてみると、白地にピンクの桜が満開!開けた時に嬉しくなるペンケースですね!」と感激した様子。

会社には「すべらないペンケース」購入者からの「合格の声」も届いているそうです。
 

受験生の応援とエコにも貢献

「今後もいろいろな商品を製作して、たくさんの方に活動を知っていただいて、廃棄物削減につながればいいと思っています」と大西さん。

ペンケースの中には「消防用ホースは大量に処分されています。廃棄物を減らすために、消防ホースのタフな性質を生かした商品に生まれ変わらせました」と、「廃棄消防ホースのリユース」について書かれたカードが入っています。

こういったリユース商品を使うことは、それぞれの意識改革にも繋がります。

この「すべらないペンケース」は、サンライズ防災株式会社のオンラインショップから購入可能。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、直接の来社はご遠慮くださいとのことです。

受験生を応援しながら、エコに貢献もできる「すべらないペンケース」。

興味のある方は、ぜひ検索してみてくださいね。
(minto)
 
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2021年01月19日17時15分~抜粋

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