ドラ魂キング

食品ロスはカレーでおいしく減らそう!ハウス食品の取り組み

『ドラ魂キング』、「SDGs(エス・ディー・ジーズ) 食について考えよう」のコーナー。

「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標のことです。

「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など17の目標の中から、ドラ魂火曜日が取り上げるのは「食」に関する項目。

1月12日の放送では「食品ロス」について取り上げました。

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小2の姪っ子の「昆虫食作文」

昆虫食を取り上げることが多いこのコーナー。
加藤由香アナウンサーは、このコーナーで扱った昆虫食を姪っ子たちに勧めてみたといいまます。

興味を示したのは、小2の姪っ子。

その子は、加藤が勧めた「コオロギ食べ比べ」「コオロギふりかけ」「ガーリック味コオロギ」「たがめサイダー」を完食!

冬休みの宿題に、昆虫食についての作文を書いたそうです。

「『昆虫を食べてるの?』と、いじめられたらどうしようと心配だった」という加藤でしたが、姪っ子は「ええー!すげ!コオロギ食べたんだ!」と、みんなから褒められたんだとか。

小2では、昆虫を食べる恐怖心や抵抗感よりも、「どんな味がするんだろう」という興味の方が上にくるようです。

大人になると急に虫に触れなくなる人が増えてしまうので、好奇心旺盛なこどもの頃に経験しておくことは大切かもしれません。

 

ハウス食品の「食品ロスアンケート」

今回取り上げるのは、昆虫食ではなく「食品ロス」について。
現在、日本の家庭から1年におよそ284万トンの食品ロスが出ています。

いろいろな自治体や企業が食品ロスを減らすための取り組みを行っていますが、そんな中で加藤が注目したのはハウス食品のホームページ。

ハウス食品では、2019年と2020年の2回、食品ロスについてのアンケートを行っています。

「食品ロスの認知率」は、2019年の90.1%に対して、2020年は97.3%と上昇。

「食品・食材を月に1~2回以上捨ててしまっている」と答えた人は、2019年は70.4%でしたが、2020年は61.9%と約10%減少しています。
 

2年連続1位は「きゅうり」!

続いては「捨ててしまいがちな食品・材料トップ3」。

2019年の1位は野菜類で68.1%、2位は果物で17.4%、3位は日配品(豆腐・納豆など)で16.4%。

2020年の1位は同じく野菜で57.3%、2位は調味料・油で14.5%、3位は日配品で11.1%。

この1年で捨ててしまう割合は減少しています。

さらに「捨ててしまった食品・食材トップ5」も興味深い結果が出ています。

2019年の1位はきゅうり、2位は豆腐、3位はキャベツ、4位はレタス、5位は納豆。

そして2020年の1位は同じくきゅうり、2位がレタス、3位はキャベツ、4位はパン、5位にもやしと続きます。
 

食品ロスを減らすためにできること

ハウス食品のホームページでは、ハウスのカレールウを使って「捨ててしまいがちなものをカレーにしてしまおう!」と提案し、レシピを紹介しています。

「豆腐とキャベツのカレー」「きゅうりのキーマカレー」「もやしカレーチヂミ」など、捨ててしまいがちな食品とカレーの組み合わせで、新しい可能性が広がるレシピが満載です。

「ハウス食品のホームページをのぞくだけでも意識が変わってくる」と加藤。

食品ロスを減らすためには、一人ひとりが少しずつ意識を変えていくことが必要であるようです。
(minto)
 
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2021年01月12日17時14分~抜粋

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