『ドラ魂キング』(CBCラジオ)には、熱烈なドラゴンズファンからメールが寄せられます。
ファンにとって気になるのは今年の戦力。
1月11日放送では、ダイノジの大谷ノブ彦、清水藍が投稿を紹介しながら展望を語りました。
野手のキーマンは誰?
まずこのような質問が寄せられました。
「先日、ドラゴンズファンの方々によるリモートでの新年会があり、僕も参加させていただきました。
大谷さん、藍ちゃんにお尋ねしたいのですが、現段階で、今シーズンの野手のキーマンは誰だと考えていますか?3人ぐらいまで考えてみていただけますか?」(Aさん)
大谷「東京で、『東京竜党トークライブ』ってのをやったら、やっぱりトークの中心は京田陽太選手でしたよ」
ドラゴンズファンが京田選手に求めているものの大きさを改めて痛感したんだとか。
京田から見えたドラゴンズの課題
京田選手は、素晴らしいショートなのですが打率が寂しいのがネック。
打率の低さは選手個人に限らず、ドラゴンズ全体の課題のひとつです。
状況は千葉ロッテマリーンズに似ていますが、ロッテがリーグ2位と躍進できたのはフォアボールの数を稼げたこと。
そして、ロッテ躍進のもう一つのポイントは盗塁数が多いこと。
実は、ドラゴンズも首脳陣から「盗塁してもいい」というサインが出ているそうです。
しかし行く勇気がなかったのか、一度失敗して諦めてしまったのか、実際の盗塁数は伸びませんでした。この辺りも課題です。
キーマンはこの3人
現在の打順では1番、2番の得点力はいま一つ。
ホームランの数は12球団で断トツで少ない70本です。
ガーバーという新しい外国人が来ましたが、どれだけ打つかは未知数です。
そう考えると、昨年の後半戦を引っ張った選手たちが、いかに機能的な野球をやるかが重要になってくるのではないか…
そこで大谷が上げたキーマンは、新人の岡林勇希選手。さらに京田選手と石川昂弥選手を加えました。
今年はショート戦争勃発?
大谷「今年は早い段階から、与田監督が根尾にショートを取って欲しいと言っています。あれは根尾君へのハッパと、もう一つは京田選手へのハッパだと思うんですよ」
そしてルーキー土田龍空(りゅうく)選手にも期待する大谷。
「ショート戦争が起きそうな気がするので、これは楽しみです。なので、京田選手を軸としたショートがキーポイント。もう一つは岡林選手を一軍で使って欲しい」
岡林選手本人は3年目に、大島選手からレギュラーを取ると各メディアで言っているそうですが、大谷は1番打者として固定した岡林選手を見たいそうです。
「岡林選手には走りまくって欲しい。往年のイチローを思わせるミートセンスもあります」
イチロー、清原、松阪
大谷「新人の高橋宏斗投手も松坂レベルだって言うんだよ。石川選手は清原だっていうんだよね。で、岡林選手は潜在能力がイチロー。イチローと清原と松坂がいる球団だよ」
清水「大谷さん、失礼しました。優勝です」
大谷「ちなみに藍ちゃんが推すキーマンは?」
清水「私は、岡林選手の可愛さにやられてまして。ベビーフェイスなんですけど、言うことは大物。そのギャップにお姉ちゃんは萌えちゃった」
1年前は大丈夫なのか?という感じだったのが、今は自信に満ち溢れているんだとか。
「ヤバいじゃん。この3人だけで、まだ根尾昂選手も高橋周平選手も入れてないんだよ」と余裕の大谷。
あとはスタートダッシュ
大谷「木下拓哉選手は全国区の番組に出演しても笑いを取ってるし、実は谷本圭介選手が面白いっていうことがインスタとかの写真でだんだんバレてますよね。明るさも含めて、ドラゴンズはイイとこしかないわけよ」
清水「イケメンも揃ってるし」
正統派イケメンはもちろん、戦国武将風イケメンまで種類は豊富。イケメン度では現在12球団ナンバーワンかもしれません。
大谷「あとは、キーポイントはスタートダッシュだね。前半をどんだけ良い感じで行けるか。探り探りじゃなくて、1999年のシーズンみたいなロケットスタートが出来たらいいと思うけどね」
1999年のシーズンは4月から開幕11連勝でした。今年は12連勝を期待しましょう。
(尾関)
ドラ魂キング
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2021年01月11日17時01分~抜粋