ドラ魂キング

胴上げのルーツを探ったら、ドラゴンズ優勝の可能性を発見?

1月4日に放送された『ドラ魂キング 新春スペシャル!』(CBCラジオ)。
この日のメッセージテーマは「ドラゴンズが10年振りに優勝したらしたいこと」でした。

西村俊仁アナウンサー、柳沢彩美アナウンサーがリスナーからの投稿を紹介していきます。

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いきなり言われても

「ドラゴンズが優勝したらですか?もう何したいか、あの頃何してたのか思い浮かばない。今年の優勝はリハビリで、来年の連覇で思い切り何かをできると思います」(Aさん)

柳沢「優勝慣れをしてないと、こういうことになるんですよね」
西村「何しようかなかなか思いつかない。いきなり、宝くじ当たってどうしよう、みたいな」
柳沢「いきなりご馳走食べるのは胃腸に負担がかかるから、最初は安いので…」
西村「急にこんな良い肉食べられない、みたいな」
柳沢「良い脂肉はちょっと胃腸にくるのよね」

ソフトバンクホークスファンの人は優勝慣れしているのでしょうか。
 

これができたらドラ優勝

「ドラゴンズが優勝するためにはバンテリンドームと間違えずに言うことです」(Bさん)

柳沢「今から練習しなくちゃ」
西村「バンテリンルームナゴヤ」

スラリと言ってのける西村。

西村「年末年始、練習したもん」
柳沢「こそこそ練習すな」
西村「のっけから嘘をつくという、最低のことをしてしまいました」
柳沢「嘘なの?」

西村の言葉に、思わず引く柳沢でした。
 

合格発表の思い出

優勝したら選手全員がグラウンドに集まって監督を胴上げします。これはプロ野球の中では定番。あとは選手の引退試合だとか、節目のところで胴上げをします。
野球だけではなく、駅伝、アメリカンフットボールなどのスポーツでもそうです。

スポーツ以外では、2月、3月に見られる、大学入試の合格発表の時の胴上げ。ただ、今年はコロナ禍で合格発表もオンライン化が進みそうなんだとか。

西村「高校3年生の時に、ある大学の合格発表に行ったら、僕の周りにワッとアメフト部の皆さんが集まってきたんですよ」

西村を囲んで、いざ胴上げをしてやろうという空気が。
ところが自分の番号がないことに気づいた西村。その瞬間、シュッとアメフト部がいなくなったという体験をしたそうです。

柳沢「年始から悲しい思い出を思い出させてしまってゴメン」
西村「でも、みんな胴上げしたがってるんだなって思いました。胴上げを上げる方もきっとハッピーになるんでしょうね」
 

胴上げのルーツを探る

胴上げのルーツには諸説ありますが、有力とされている説は長野県善光寺で、お正月に行われている「堂童子渡し」という仏教行事。

胴上げをする時には、「わっしょい、わっしょい」という掛け声がお馴染みですが、善行寺では「わいしょ、わいしょ」という掛け声がかかるそうです。
堂童子渡しでの胴上げの回数は吉数とされている3回が基本なんだとか。

「優勝した数に合わせて、6回、7回みたいな時があるけど、基本的には3回なんだね」と頷く西村です。
 

プロ野球での最初の胴上げ

プロ野球界の優勝で最初に胴上げがされたのは71年前の1950年(昭和25年)でした。この年はセ・リーグ、パ・リーグの2リーグ制が導入された初年度でした。
この年にセ・リーグで優勝したチームは松竹ロビンス。

松竹ロビンスは何度も吸収、合併があり、大洋ホエールズを経て、現在の横浜DeNAベイスターズになったチームです。
1950年は小西得郎監督が宙を舞いました。ちなみに、この年のドラゴンズの成績は松竹と9ゲーム差の2位でした。
 

何かが似てる?

西村「なんとなく今年と似てないか?10ゲーム差圏内のAクラスでしょ?」
柳沢「永久欠番の10番を付けた服部受弘さんが21勝しました。杉下茂さんも27勝して、最多奪三振のタイトルを獲得してます」
西村「あれ?なんか似てないか?」

今年は大野雄大投手が最多奪三振のタイトルを獲得しました。

西村「胴上げのルーツを探ってみたら、今年、もしかしてドラゴンズ、優勝するんじゃないか、みたいなことに繋がらないか?」と

ちなみに1951年のドラゴンズを調べてみると2位でした。
1位はジャイアンツ。70年前とは違い、今年はきっとドラゴンズ、優勝でしょう。 
(尾関)
 
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2021年01月04日07時16分~抜粋

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