ドラ魂キング

松村邦洋、モノマネで2020年のセ・リーグを総まとめ

タレントでプロ野球通の松村邦洋さんが12月16日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に出演しました。

リスナーのリクエストに応えてのモノマネを交え、今期のセ・リーグ各球団の総まとめを熱く語りました。

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今季のドラゴンズ、星野監督はこう見た

「星野仙一監督のものまねが聞きたいです」(Aさん)

「もっとねえアグレッシブに暴れて欲しかったなあ。もっと、もっとできたなあと思いますね」とドラゴンズについて、星野監督のモノマネで語る松村さん。

「川上憲伸の球を、井川が顔面スクイズやったような、あのアグレッシブなプレーが欲しいね」と続けます。

2003年5月6日の中日対阪神戦。
星野監督は井川慶投手にスクイズのサイン。一度失敗しますが、星野監督からはまたスクイズのサインが出ました。川上憲伸投手が投げた球は井川投手の顔面へ。それでも井川投手はスクイズを成功させました。

松村「なんだっけタンバリンじゃなくて…ナゴヤドームが変わった名前、バンテリンだね。門倉、北谷で走って来い」

ナゴヤドームの名称変更にも気を使う松村さん。もちろん星野監督のモノマネです。
中日の監督時代、門倉投手によくキレていたことが話題になった星野仙一さん。

「アゴくら。アゴで走れっていうぐらいでね。ゴールデンアゴー賞」とダジャレも冴えわたります。

モノマネ以外にこんなエピソードも。
2003年のある日、松村さんが球場で星野監督に挨拶に行くと…。

松村「『昨日もおとといも球場に来て。仕事してんのか?』って言われたことありましたね」
 

定番ネタで切り返し

現在のドラゴンズの選手、関係者でのモノマネレパートリーを尋ねられると…

松村「いやあ…いま中日ではなかなかできないですね。元、高橋光信さんとかね」

高橋光信さんは代打の切り札として中日、阪神で活躍しました。

「今、“ミツ(密)”ちょっと良くない流れですけどね」と高橋光信さんの“光(ミツ)”にかけて。

「あのねえ、達川光男も"ミツ"ですよ。ワシも落合さんに頼まれてバッテリーコーチだったけんのお。おらおらキャッチャー、ノックするけえ、金網越しにのお、目ぇパチパチすんなよ」

ミツ繋がりで達川さんのモノマネへ。

「ノックするけえ、目ぇパチパチするなよ、おら~。まずワシが見せちゃる~って言って、達川さんが一番、目がパチパチしてた」

コンタクト落ちちゃったという定番のネタを披露する松村さん。
 

阪神を語る達川さん

「タイガースをどんな風に見ますか?達川さんのモノマネでお願いします」(Bさん)

「え~阪神は、ボーアがね、ちょっと、こう…あとエラーが多いですよね。見えないエラーがあった。巨人はエラーが少なかったですよね。ピッチャーはなかなかエかったし、キャッチャーも梅野がエエよ。キャッチャーがちゃんとしてますしね。

ボーアが期待より打てんかったね。左ピッチャーに弱かったね。だけど中日戦にはよう打った。ナゴヤドーム来たら、ひつまぶしが美味いんかしらんけど、ナゴヤドームではよう打ったよ。熱田神宮行ってこい、みたいな」

モノマネの中にもしっかり地元のことを含める松村さんです。
 

業界用語の豆知識

「石橋貴明さん、ジャイアンツをどういう風にご覧になってますか?」(Cさん)

「育成の松原がよくやってくれましたねえ。松原の兄貴は太田プロで芸人やってます。ロングアイランド。松原の兄貴はまだ育成です。まだ三軍です。でもBSで仕事頂きました」

松原聖弥選手の兄はお笑いコンビ、ロングアイランドの侑潔さん。ツッコミ担当です。

「松原選手が活躍してるから、お兄さんも弟のバーターで仕事が入ってましたね。私はそのバーターを狙ってました。バーターの食物連鎖みたいなね。ターバーでお世話になるからね。交換じゃなくてターバーです」

ここで松村さんからの豆知識。
テレビ、ラジオで芸人さんがよく言う「バーター」という言葉。これは放送業界の人たちに束(たば)でお世話になることから、芸能事務所が「束(タバ)」をひっくり返して作った業界用語だそうです。
 

気になるのはコロナだけじゃない

「阪神の矢野監督、ヒーローインタビューいただけませんか?」(Dさん)

「矢野監督のモノマネはできませんけど、矢野監督は苦労して頑張ってるところから這い上がってくるのが良いというのを言ってんじゃないですかね。大山も開幕のメンバーじゃないですから。

阪神はナニクソが一番大事だと思いますね。コノ野郎~というのがいいと思いますね。チームワークより、ロッカーも皆、バラバラっていうぐらいがちょうどいいですね」

「コロナ対策の時によくワイドショーで出てる岡田晴恵さんが白鳳大学の教授ですから。たまにお会いするとね、岡田晴恵さんが、大山は大丈夫かしら?って言ってましたね」と松村さん。

大山悠輔選手は白鷗大学出身。岡田晴恵さんはワタナベエンターテインメント所属なので、松村さんはテレビ局でよく会うのでしょうか。

「コロナも気になるけど、大山の打率も気になる。でも佐々木千隼を取らずに大山を取った金本監督の功績は大きい」

最後は阪神の話題に戻りました。2016年ドラフトで阪神は佐々木選手をドラフト1位と公言していましたが、当時の金本監督は土壇場で変えました。
 

ノムさんに聞く

「天国のノムさんにお伺いしたいです。今期の高津監督どうでした?」(Eさん)

「高津は教え子ですから、頑張って欲しいですよね。ヤクルトは控えも頑張ってますよ。育てるんじゃヤクルトは。ヤクルトの外国人の頑張ってるのを巨人が取っちゃう。ラミちゃんも、ペタジーニも。ペタ、ポタン、ペッタンコ。ペタン、ポタン、ペッタンコ」

なぜかアニメ「ど根性ガエル」の主題歌に持っていく“ノムさん”。

「ノムさん、新庄剛志さんがトライアウトを受けましたが、どのように映りました?」(Fさん)

「48歳で15年プレーしてない人間があそこまで頑張って、154キロの球を打って、セカンドゴロの打球も良かったですよ。だから剛志が頑張ってんだから、KinKi Kidsとしては関川浩一も頑張って欲しい」

KinKi Kidsは堂本光一、堂本剛さんの二人。ツヨシ、コウイチ繋がりです。

「関川、新庄でKinKi Kids。関川も中日の頃からコツコツやってましたからね。新庄は素直な子ですよ」

ノムさんのモノマネでコメントを連発する松村邦洋さん。

博物学者、南方熊楠の論文のように話がどんどん飛んで行く松村さんのトーク。モノマネを活字で伝えられないのが残念です。 
(尾関)
 
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2020年12月16日18時14分~抜粋

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