ドラ魂キング

「真夜中のドア」が人気再燃!ドアを内側から叩く女心とは?

1979年(昭和54年)にリリースされた松原みきさんのデビュー曲「真夜中のドア~Stay With Me」が、SpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスで、世界的なヒット曲となっています。

残念ながら松原さんは2004年に44歳の若さで亡くなられましたが、この曲の歌詞について、ダイノジの大谷ノブ彦と清水藍が語りました。
11月30日放送の『ドラ魂キング』から。

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タイムレスに音楽を聞く時代

エレファントカシマシの宮本浩次さんが大好きだという大谷。
先月その宮本さんが、女性シンガーの昭和歌謡をカバーしたアルバム『ROMANCE』をリリースしました。

ここに収録された岩崎宏美さんの「ロマンス」のカバーから、改めてオリジナル曲を聴き返した大谷。岩崎さんの歌の上手さを再認識し、ハマっているそうです。

大谷「後にディーバという言い方をされますけど、80年代女性シンガーのアルバムが、まあびっくりします。発見発見の毎日でございます。

あの時代、スタジオミュージシャンとかすごいんですよ。だからこそ海外の人にウケてるんだと思う」

いま海外では。80年代の日本のニューミュージックやシティポップと言われていたジャンルが大ブームです。

大谷「今はタイムレスに音楽を聞くのが当たり前。時代によって区切るのが馬鹿らしいくらい。海外のリスナー達は、日本の80年代の音楽も新しい音楽として捉えている」
 

「真夜中のドア」論争

その代表的な例は、松原みきさんが1979年にリリースした「真夜中のドア~Stay With Me」。この1年で、サブスクリプションサービスでは延べ500万回以上再生され、世界的なヒット曲となっています。

実は番組が始まる前に、「真夜中のドア」の歌詞について話していたという大谷と清水。
この曲は男性と別れた女性の歌で、真夜中にドアを叩いて、帰らないでと泣いたという歌詞です。しかし…

大谷「普通ドアを叩くって、外から叩くイメージだよ?だけど、この歌は、中から叩いてんだよ。考えるとちょっとおかしいよね。だって追いかけるでしょ。でも追いかけないで、部屋の中から叩いてる。こういう気持ち、清水さんはわかるの?」

大谷はピンとこないようです。

清水「ちょっとわかる。ドアノブ、ガチャガチャやりながら、ああ~ってすがってるみたいな」

追いかけても無駄とわかっている。二人はもう終わっているから。その思いがドアを叩く行為になっているんだとか。

大谷「ドアまで行って、開けない昭和だよね」
清水「開けない。そんな女にはなりたくない」
大谷「追いかけていくとまでは…」
清水「見せない」

ちなみ歌詞は三浦徳子さんが書いています。皆さんはどう解釈しますか? 
(尾関)
 
ドラ魂キング
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2020年11月30日16時00分~抜粋

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