ドラ魂キング

季節で色と糖度が変わる「マイヤーレモン」。おいしい食べ方は?

『ドラ魂キング』、各曜日のパーソナリティの趣味にフォーカスする「趣味コレ」のコーナー、木曜日のテーマは「野菜・フルーツの旬な話題」です。

10月21日の放送で取り上げたのは、レモンとオレンジが自然交配してできた「マイヤーレモン」。

レモンの酸味とオレンジの甘みの両方を楽しめるのが特徴のレモンです。

国産レモンの栽培が盛んな三重県御浜町にある「たかみ農園」の 田中高美さんにお話を伺います。

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季節で色と糖度が変化

10月~11月にかけての時期、マイヤーレモンはグリーンで酸味が強くなります。

レモンが黄色く色づく12月以降は糖度が上がり、甘さと酸味のバランスがちょうどいい時期。
1月~2月には、さらに甘みが増したレモンに変化してくるそうです。

柳沢彩美アナウンサーが以前スーパーで購入したマイヤーレモンは黄色。

「非常に甘みが強くて、丸かじりしても『スッパー!』とはならなかった」と振り返ります。

グリーンレモンは国産の証

スーパーでは、グリーンの海外産レモンを見かけることはあまりありません。

「国産でグリーンは新鮮だということ?」と尋ねる柳沢に、「海外産は輸送の時間がかかるので、緑で収穫したものも輸送の段階で黄色く色づく」と田中さん。

つまりグリーンのレモンは国産の証ということです。
国産レモンはスーパーに置いてあるレモン中の1割ほど。

マイヤーレモンは御浜町と紀宝町が一大産地で、なんと1万本ほどあるんだとか。

このほか瀬戸内や広島、愛媛、和歌山、九州、愛知にも産地が広がっているそうです。

皮の栄養成分は果汁の10倍!

「国産のレモンは防腐剤やワックスを使わずに栽培されているので、皮ごと食べられるのが特徴」と田中さん。

レモンは果汁よりも皮に10倍以上の栄養成分が入っているため、食事療養をしている方から「安心して食べられる」という声をもらうこともあるといいます。

「レモンは実もそうですが、皮をすりおろして香りを楽しんだりとか全部使いたいんですよね!」と柳沢。

「ノーワックスで防腐剤なしと聞くと、安心して食べたい」と語りました。

たかみ農園のマイヤーレモンは、10月~11月に獲れる酸味が強いものは居酒屋でお酒に使われることが多く、12月からの甘みが増したレモンは、お菓子屋さんでケーキに使われることが多いといいます。

「HPでも販売してますので、一度のぞいてみてください」と田中さん。
 

レモン氷にテンションMAX!

最後に、田中さんおすすめのレモンの楽しみ方を紹介してもらいます。

「グリーンレモンを丸ごとカットして、冷凍庫で凍らせて焼酎やチューハイ、炭酸水に氷替わりに使っていただくのが一番風味も分かりやすい」と田中さん。

これを聞いて、今まで黙っていた西村俊仁アナウンサーのテンションが一気に上がります。

「なるほど!氷の代わりにレモン凍らせておいて。氷が解けて薄くなることもないし!いつまでもレモンの風味を楽しめるわけですね。これは酒好きには気になってしょうがない一品ですね、これ」

田中さんのレシピに、急にうずうずする西村。
 

炭酸に勝つレモン

そんな西村の元に、国産レモンをアルコールなしの炭酸水に入れたものが用意されます。

「えーーーいいじゃん、せっかくだって……」とアルコールが入っていないとボヤく西村を、「そりゃそうでしょ!」と一喝する柳沢。

とはいえレモンドリンクを目にして「凍ってるレモンだから、香りが立つんですね!すごい出てくる」と、西村はまた元気を吹き返します。

ゴクっ。

「おおおー!もうこれねー、お酒じゃないのが残念でしょうがないんですけど。炭酸水にしっかりレモンが勝つんですよ!」

西村、テンションアゲアゲ。
 

爽やかな香りも楽しめる

「上からレモンを乗せているだけだと、お酒になかなかレモンは勝てないんですけど、この
勝負は完全にレモンが勝利してます!」

興奮気味な西村に、「その通りだなと思って」と田中さんも苦笑い。

「レモン独特の苦みも感じないので。非常にレモンの爽やかな香りだけが出てきますね。おいしい!」

「こういうレモンの楽しみ方もされてみてはいかがでしょうか」と、まとめに入る柳沢を差し置き、「しかも飲み切ったあと、レモンにガブっとかぶりついてもいいんだもんね」と、どこまでもうれしそうな西村でした。
(minto)
 
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2020年10月22日16時31分~抜粋

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