『ドラ魂キング』、各曜日のパーソナリティの趣味にフォーカスする「趣味コレ」のコーナー、木曜日のテーマは「野菜・フルーツの旬な話題」です。
10月8日の放送で取り上げたのは、中華のイメージが強い旬野菜・チンゲン菜。
スタジオゲストとして登場したJAあいち中央チンゲン菜部会の大橋正樹さんが、チンゲン菜の魅力と中華以外のおいしいレシピについて教えてくれました。
チンゲン菜のイメージを変えたい
愛知県はチンゲン菜の出荷量が全国4位。
中でも、大橋さんが栽培されている安城市が一大産地です。
今年は6月~7月の長雨と、8月の乾燥と高温で出荷量が落ちたものの、今が最盛期。
チンゲン菜は、ビニールハウスで周年栽培しているため1年間市場に出回りますが、旬は10月~12月にかけて。
昼夜の寒暖差で甘みが出て、ギュッとしまった一番美味しいチンゲン菜が食べられる時期なんだそう。
以前、ホテルで洋食のシェフを務めていた経験もある大橋さん。
「中華のイメージが強いチンゲン菜のイメージをぜひ変えていきたい」と、チンゲン菜料理を2品紹介してくれました。
なめらかな「チンゲン菜スムージー」
まずは「チンゲン菜のスムージー」です。
生のチンゲン菜、リンゴジュース、バナナ、レモン汁をミキサーにかけて完成!というお手軽なもの。
早速、西村俊仁アナと柳沢彩美アナによる試食タイムです。
柳沢「あっ!甘いっていうか飲みやすい!ジュースですね」
西村「正直、見た目は若干青汁のようなしっかり緑色。飲んだ時のまったく違う甘み!そしてチンゲン菜の青菜っぽさっていうのが」
柳沢「ない!」
西村「感じられない」
大興奮の2人に、「お子さんからお年寄りまで。みなさんが飲みやすいレシピを考えてきました」と大橋さん。
「おいしい!のどが乾いた時にごくごく飲みたいっていうスムージーです」と、柳沢は大絶賛。
大橋さんによると、牛乳や豆乳、ゴマを入れるなど、お好みでアレンジしてもおいしいんだそう。
水分はリンゴジュースのみ。
生のリンゴを使うとドロドロとして飲みづらくなってしまうため、リンゴジュースを使うことで口当たり良く仕上げていると教えてくれました。
シャキシャキさわやか「甘酢漬け」
続いては、「チンゲン菜の甘酢漬け」。
「えっ!青菜をお漬物みたいにするってことですか?」と驚く柳沢。
レシピは、砂糖と酢、少量のレモン汁。そして今回はタコですが、ジャコを入れてもさっぱりおいしく食べられるということです。
「さっぱりすっきりな香りで。チンゲン菜の色も緑がしっかり残ってて美しい」と、香りと見た目の感想を述べる西村をよそに、柳沢は早速試食を開始します。
柳沢「んーシャキシャキしてておいしい!さわやかですねー!」
西村「あっおいしい!」
柳沢「本当に高菜のお漬物みたいな感覚もあり、甘酢で、レモン。シソの葉の香りも…」
これは柳沢ご名答!シソの葉も少し入っているそうです。
冬はしゃぶしゃぶがおすすめ!
「鼻に抜ける香りがすっごく爽やかで。食欲がない、でも栄養を摂らなきゃっていう時にこれはいい」と、これまた気に入った様子の柳沢。
今朝漬けたものだと聞いて、「一日経たずとも、ここまで味がしっかりチンゲン菜に入るんですね!」とビックリ仰天。
茎の太い部分には味が入りづらいのかと思いきや、半日ほど漬け込むことで十分味がしみ込むんだそうです。
大橋さんは、チンゲン菜を酢漬けにする前に、塩もみして水分を絞ってからの方がいいと教えてくれました。
辛い物が好きな方は、鷹の爪を入れるのもおすすめなんだとか。
炒める、茹でるだけではなく、チンゲン菜を生でおいしく食べるレシピを紹介してくれました。
最後に、この冬におすすめの食べ方を大橋さんに尋ねます。
「鍋だったり、しゃぶしゃぶ。ポン酢で、さっぱりたくさん食べていただけると思うんで。ぜひ!」
これからまさに旬を迎えるチンゲン菜の、新しい食べ方が広がったひとときでした。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年10月08日16時29分~抜粋