ドラ魂キング

『逆転イッパツマン』と名古屋とドラゴンズをめぐる荒波に「大福丸」出航

9月21日『ドラ魂キング』に、ドラゴンズファンで愛知県出身のライター、大山くまおさんが出演しました。
前週の14日はドラゴンズ応援番組なのにアニソン大会になってしまいましたが、この日は今週はまともにドラゴンズの話題は出るのでしょうか?

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バファローズファン怒る

「先週(14日)の放送で『逆転イッパツマン』のイントロを聞いて、私はおおおっとなりました。そして車の中で一緒に叫びましたよ、イッパーツマーンと。そして曲が終わった後の感想聞いて、怒りがふつふつと湧いてきました」(Aさん)

Aさんはドラゴンズファンであるとともにオリックス・バファローズファン。
Aさんによると、『逆転イッパツマン』はオリックス応援団のチャンステーマで使用されていて、ファンにとっては特別な曲なんだそうです。

遡ると、大阪近鉄バファローズ時代の北川博敏選手の打席登場曲だったそうで、北川選手は近鉄で、野球史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを決めた選手。これはメジャーリーグにもない記録なんだとか。

「だからこそ『逆転イッパツマン』はバファローズファンのアンセムであり、この歌は彼の偉業を称えるものとして永遠に輝き続けるものなのです。それを、あなた方は笑いものにしやがって!」(Aさん)

「いやいやいや、そんなことないですよ!」

清水藍が焦ります。
 

近いところにいた

「逆転イッパツマン」をかけた後、ダイノジ大谷ノブ彦と清水藍の会話です。

大谷「清水さんの旦那さんのお母様から『放送聴いてた』と…」
清水「LINEが届きまして」
大谷「実は、山本正之さんと清水さんは関係があった」
清水「義理のお父さんが山本正之さんの親友だという、まさかの地元感」

テンション高く笑う二人でした。

山本正之さんは「燃えよドラゴンズ」でお馴染みの愛知県出身のシンガーソングライター。タイムボカンシリーズも手掛け、「逆転イッパツマン」も山本さんが作詞と作曲、歌っています。

親友という言い方も様々です。清水の義理のお父さんの場合は、結婚式に出席した山本正之さんが、二人の馴れ初めから結婚までのエピソードを曲にして披露してくれたそうです。
 

俺だったら断るよ

大谷「相当関係が深くないと、絶対そんなことやらないよ」
清水「本物の親友だった…」

大谷「俺、自分の親友が、結婚式するから、それを元に漫才作れって言われたら俺断るよ。だって、相当な労力だよ。
気持ちがこもった、そこまでの関係性のある人が、あなたの旦那さんのお父さん。それを、あなたはイッパツマン聞いた瞬間に『だっせ~』」

この言葉にあわてまくる清水。

「そ、そ、そんなこと言ってないです!小さいお子様からお年寄りまで、わかりやすい歌詞で世代を超えて愛されていると…」
 

ムテキング問題

清水と山本正之さんの関係を、大谷がFacebookに書いたところ、ドラゴンズファンで「文春野球」などを執筆しているライターの大山くまおさんが急遽ゲスト出演することになったのです。

大山「帰省のついでに出演しました」

実は大山さん、アニソンはかなり詳しいそうです。「文春野球」にドラゴンズの記事を書いている縁で、2年前に山本正之さんの取材をしたこともあるそうです。

なぜ急遽出演になったかと言うと、大谷がFacebookに書いた中に問題発言があったから。

「これは二時間山本正之ワールド堪能だーというわけで来週は山本正之特集ですよ」と書いたまではよかったのですが、追記で「子どもの頃これが好きでした」と挙げたのが『とんでも戦士ムテキング』でした。
 

事故防止に急遽出演

大山「『ムテキング』は山本正之先生じゃなくて、渡辺宙明先生なんですよ。だから、これはヤバい!事故が起こると思って、急遽来ることにしたんです」

『タイムボカン』シリーズも『とんでも戦士ムテキング』も、同じタツノコプロ制作のギャグアニメ。

実は『ムテキング』を手掛けた作曲家の渡辺宙明さん名古屋市出身。
特撮ヒーローもの、特撮戦隊もの、アニメの音楽など作品は数知れず。

大山「20年ぐらい前に一度、渡辺宙明先生の東京のご自宅にお伺いしたことがありまして。東京中日スポーツが積んでありました。僕めちゃめちゃ緊張してて、ドラゴンズファンなんですか?って聞けなかったんです」
 

全国区へのチャンスが…

ここでようやくドラゴンズの話題へ。

「祖父江、福、マルティネスの投手リレー名問題。若狭(敬一)さんのTwitterで、TBSの方から『投手リレーに名前はあるか?』と聞かれ、あろうことか若狭さんは『福祖父マル(ふくそぶまる)』と答えたそうです。いやいや若狭さん、月曜ドラ魂、聴いてないの?」(Bさん)

大谷と清水の『ドラ魂キング』で、祖父江投手は名前の大輔から大を取って「大福丸」でいこうと盛り上がりました。カッコいいし、しっくりくるしこれで決まり、と言っていたのですが…。

「若狭さん、大事なところで聴いてないんなら持ってないよ。『大福丸』を全国区に知らしめるチャンスだったのに」(Bさん)
 

大福丸出港

若狭敬一アナウンサー、自分でも『スポ音』というスポーツ番組を担当しており、しかもその中に大谷のコーナーがあるにも関わらず、『ドラ魂』月曜日は聴いていないことが判明。

実はTBSに応対したのは、若狭アナではなくCBCの担当者なんだとか。しかし、この番組を聴いて、社内に徹底しておけば「大福丸」の名前がTBSで流れたかもしれない、と反省した若狭アナは、野球実況の際に「大福丸」 の名前を言うと決めたそうです。

リスナーも大福丸を気に入っているようで、こんな提案も寄せられました。

「ドラゴンズの勝利の方程式のネーミング、『大福丸』でいいと思います。9回マルティネスが登場する際に106ビジョンで、カリブの荒波に、祖父江、福、マルティネスの3人が力を合わせて『大福丸』出港、みたいなムービーを流すとファンも楽しめると思います」(Cさん)

ネーミングから船。わかりやすいイメージで、幅広くライト層に訴えるのも一つの手段です。
 

イッパツマンが必要だ

大谷「これチャンスですよ。中日ドラゴンズ全国区計画で考えると、この中継ぎ陣はヤバいですよね?」
大山「売り出しましょう!『大福丸』と何度も言っていきましょう。無駄に終わるかもしれませんけど、やるしかないです」

ナゴヤドームは観客動員数が緩和され、観客数も増えているようです。

大山「コロナとの付き合い方も分かってきて、やっぱりみんな球場で野球を見たい。そして『大福丸』を見たい」
大谷「今日もたのんまっせ~『大福丸』。抑えてや~!って使ったことない関西弁使いたいな~」

盛り上がってヘンなスイッチが入る大谷。しかし「6回までリードしてれば勝つんだけど、逆にリードされてると簡単に負ける」と自嘲気味な言葉が。

「だから『逆転イッパツマン』が欲しいんですよ。毎回かけましょう!」と力強く言う大山くまおさんでした。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
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2020年09月21日16時00分~抜粋

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