パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。
9月15日の放送では、北海道・道東の川上郡弟子屈(てしかが)町にある「川湯温泉」を取り上げました。
川湯温泉はなんと、鉄をも溶かす強酸性。目に染みるほどの強烈なインパクトのある温泉です。
札幌のついでに北方領土?
釧路と網走の間に位置する弟子屈町は、大横綱・大鵬の出身地です。
場所を聞いて「遠いですね!」と笑う加藤由香アナウンサー。
近隣の有名な景勝地には摩周湖があります。
釧路から川湯温泉までは、車で1時間40分。
「北海道の移動距離としては近いといっていいかな?」という高田に、「釧路からね(笑)」と苦笑する加藤。
以前北海道を旅行した際に、「札幌に来たついでに北方領土を見たい」と思った高田。
札幌に一泊し、翌朝一番の特急に乗り4~5時間。そこから2時間かけて、鈍行で根室へ。
根室駅でレンタカーを借りて、ぐるぐると一日中運転していたと振り返ります。
3つの浴槽を独り占め!
摩周湖を見学したあと高田が訪れたのは、「川湯観光ホテル」の日帰り入浴。
こちらの特長は、温度によって「ぬるめ」「ちょうど」「熱め」という3種類の浴槽があるということ。
温泉はもちろん源泉かけ流しの加水・加温なしの、いわく「本当に純粋な温泉」。
「ぬるめから熱めに行ったり来たり行ったり来たりできるという、最高でした」と思い出してうっとりする高田。
さらにラッキーなことに、その日はたまたま高田ひとりの貸し切り状態だったというのです。
レモン果汁や胃液よりも強い酸性
泉質は、酸性明礬(みょうばん)泉。
正式には酸性・含硫黄鉄ナトリウム硫酸塩塩化物泉(硫化水素型)という、なんとも複雑な泉質です。
レモン果汁や人間の胃液よりも酸性が強いため、「鉄が溶けてしまうお湯」として有名な温泉。
肌にとっては古い角質を落としてくれる効果もあるため、「非常にすべすべしてよい」と高田。
注意すべきは、ネックレスや指輪を着けたまま入ってしまうと、酸で色が変わってしまうということ。
目に染みるほど強烈な酸性湯ですが、浴槽が温度別に分かれているため「長湯ができる」と高田はご満悦。
ぬるめの湯は38度。
最初は冷たさを感じるほどですが、長く入るとじんわりと温まる、最高のお湯だといいます。
霧に包まれる摩周湖
以前、高田が訪れたのは夜8時ぐらいでしたが、現在「川湯観光ホテル」の日帰り入浴は時間を短縮しているため午後7時までの営業です。
この温泉に浸かった後、高田は知床半島の付け根にある斜里までさらに移動したため、ホテル到着は相当遅くなってしまったそうです。
「道東の観光では、ぜひとも北方領土も見ていただきたい。晴れた日には、知床から国後島が綺麗に見える日がありますんで」と高田。
とはいえ「霧の摩周湖」という歌があるように、霧が多い場所でスコーンと晴れる日は少ないんだとか。
高田の温泉巡りの中で一番遠い、北海道「川湯温泉」リポートでした。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年09月15日16時28分~抜粋