ドラ魂キング

ドラゴンズ応援番組なのにアニソンリクエストが殺到した日

9月7日放送の『ドラ魂キング』では、ダイノジの大谷ノブ彦が、オープニングにアニメ『サイボーグ009』(1979年 テレビ朝日系)の主題歌「誰がために」をかけたことから、この日はアニメソングのリクエストが殺到しました。

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歌って踊った思い出

『マクロスFRONTIER』(2008年 MBS・TBS系列)のランカ・リー役で中島愛さんが歌った「星間飛行」をかけた後、曲の解説をする大谷。

大谷「作曲が日本が生んだ天才、宮城県出身の菅野よう子さん。作詞もこれまた天才、『木綿のハンカチーフ』とか『赤いスイートピー』」の松本隆さんですよ。銀河系No.1アイドルの曲っていう発注を受けて作った曲です」

「当時、これも、みんな歌って踊れて、キラッってやってましたよね。キラッのポーズがまた可愛いんですよ」とアシスタントの清水藍も懐かしみます。
 

ニッチなところをつくリスナー

大谷「アニソンのリクエストがすごく来ててありがたい。CBCに音源がないほど渋いのも来てるんですよ」
清水「みなさん、結構ニッチなところを突いてくださってますね」

「いつもは野球の話題で敷居が高く、聞くだけでしたが慌ててメールします。『キャプテン・フューチャー』の『夢の船乗り』をお願いします。当時はアニメとは言わず、マンガ映画という括りだったと思います。

もちろんこども向けでした。しかし番組名を連呼しないちょっと大人びた歌謡曲風の主題歌が、こども心に背伸びしたようで、カッコよく感じました。今聞いても古臭くないのはすごいです」(Aさん)

『キャプテン・フューチャー』は1978年11月~1979年12月までNHKで放送していました。
 

尾藤イサオもいいけれど

「先日、放送された『アニメソング・トップ10』を見てましたが一つ気に入らないところがあります。爆笑問題の太田さんは『あしたのジョー』の尾藤イサオさんの曲を推してましたが、僕はジョーの曲なら、おぼたけしさんの『美しき狼たち』が一番だと思います」(Bさん)

大谷「僕もこの曲大好き。男なら~ってやつね。この曲は、明日(9月8日)登板の大野雄大に捧げたいぐらいだわ。良いバラードですよ」

「美しき狼たち」は1980年公開の劇場版『あしたのジョー』の主題歌です。
 

海が舞台のアニメ

「『海のトリトン』の主題歌、『GO!GO!トリトン』、あと『宝島』の主題歌『宝島』もかけてください。どちらもドラマチックで壮大な主題歌です」(Cさん)

大谷「『海のトリトン』、私もちっちゃい頃見てました。『宝島』はカッコいいですよ。僕も大好きです」

『海のトリトン』は1972年4月~9月にTBS系列で放送。『宝島』は1978年10月~1979年4月に日本テレビ系で放送されていました。

大谷「こんなに来るなんて。一回アニソンだけで2時間やってもいいですね。野球もいいですけど、一時期現実逃避して、アニソンだけかけるってのもいいんじゃないでしょうか」

ちなみにこの番組はあくまでもドラゴンズ応援番組。Bクラス低迷ですが、「現実逃避」ではなく「気分転換」と言いましょう。
 

アルモンテ、42番の理由

最後はドラゴンズ番組らしいおたより。最近、各地のアルモンテさんからおたよりが寄せられますが、この日も三重県のアルモンテさんから寄せられていました。

「どうもアルモンテです。今日は大谷さんに聞きたいことがあります。僕の背番号42です。これは日本ではあまり良くない数字ですけどドラゴンズはどうして僕を42にしたんですか?」(三重のアルモンテ)

大谷「42は日本ではシニ、死人なんて言ったりしますけど、42番はアメリカのメジャーリーグでは付けれない番号なんです」

42番はアフリカ系アメリカ人で一番最初にメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソンがつけてた番号。ロビンソンは1947年4月15日にメジャーデビュー。デビュー50年目にあたった1997年、全球団で永久欠番になりました。

メジャーでは4月15日をジャッキー・ロビンソン・デーとして、人種差別の壁を破ったロビンソンを讃え、全員が42を付けてプレーします。

大谷「日本に来たら42番をつけれるんで、外国人選手には結構人気があって、つけたがる人が多いらしいですよね」 
(尾関)
 
ドラ魂キング
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2020年09月07日16時32分~抜粋

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