『ドラ魂キング』、各曜日のパーソナリティの趣味にフォーカスする「趣味コレ」のコーナー、木曜日のテーマは「野菜・フルーツの旬な話題」です。
7月30日の放送では夏野菜の「キュウリ」を取り上げました。
実はキュウリにはさまざまな品種があり、それぞれ特徴が違います。
西村俊仁アナウンサーが3種類のキュウリを食べ比べてみました。
1年目から試練の連続
岐阜県郡上市の「明宝せせらぎ農園」の和田拳助さんにお話を伺います。
生まれも育ちも郡上市の和田さんは、今年からキュウリを作り始めました。
しかし今年は新型コロナウイルスの流行や天候不順などの問題が起きてしまい、「1年目から試練の連続ですね」と和田さん。
特に長雨の影響で、病気が出てしまったキュウリもあるそうです。
スタジオには和田さんから送っていただいた、上高地キュウリ、ときわ地這キュウリ、四葉(すうよう)キュウリが用意されています。
上高地キュウリは「シャクシャク」
キュウリの食感や味の違いを確かめるべく、いよいよ西村の実食タイムです。
「ビックリしたんですが、パッと見た感じ、形やイボイボが違うんですね!」と、まずそれぞれのキュウリの見た目に驚く西村。
まずは上高地キュウリから。
シャクシャクシャク
「うわっ、ジューシー!」
和田さんによると、上高地キュウリの特徴は「ジューシーで、シャリシャリした食感」。
ということで、西村の食レポは大正解!
西村「噛んだ瞬間にキュウリのエキスがワッと出てきて、口の中にいっぱい広がって。しかもそれがすごい濃い~エキスなんですよ」
ときわ地這キュウリは「ガリッガリッ」
続いて、ときわ地這キュウリ。
ガリッガリッ
「おいしい!フルーツみたい。甘い!」
このときわ地這キュウリは、和田さんが農業の研修をしていた際に師匠から受け継いだもの。15年郡上で自家採種してきたものなんだとか。
「香りがよく、ほのかな甘みがある品種」とのことで、西村またしても食レポ大正解です。
西村「本当に果物というか。うり系のもの、スイカやメロンと同じような甘みがありますね」
四葉キュウリは「カリッ」
ラストは四葉(すうよう)キュウリです。
「へちまみたいなすごいイボがあるんですね!」と、その見た目に驚く西村に「へちまやゴーヤに間違えられることがあります」と和田さん。
カリッ
「こちらはすごくライトに食べられる感じ。食感がいい!」
和田さんによると、四葉キュウリは「ゴツい見た目と、パリパリの食感。食べ出したらヤミツキになるキュウリ」とのこと。
「冷やし中華のタレの中に入れたりとか、塩をつけて食べたりとか。絶対ビールが欲しくなる味!」と西村。
野菜は「水が9割」
そんな和田さんいわく、キュウリを育てる上で一番大切なものはやはり「水」。
「野菜全般にいえることなんですけど、『水が9割』なんです。郡上の綺麗な水を大切にして、野菜を育てております」と教えてくれました。
キュウリを見分ける方法としては、まずキュウリのイボ。
このイボが取れて傷みや乾燥につながるため、イボの乾燥具合や切り口を見れば美味しいキュウリがわかるということです。
時間が経ったキュウリが柔らかくぶよぶよとしてくるのは、水分が抜けている状態なんだそう。
和田さんが育てている「明宝せせらぎ農園」のキュウリは、郡上市の直売所や、産直通販サイト「食べチョク」でも購入することができます。
夏の恵み、キュウリ。
今年もおいしいキュウリを食べて、夏の暑さを乗り切りましょう!
(minto)
ドラ魂キング
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2020年07月30日16時29分~抜粋