ドラ魂キング

今が旬!おいしい「ミョウガ」の見分け方と食べ方を伝授

『ドラ魂キング』、各曜日のパーソナリティの趣味にフォーカスする「趣味コレ」のコーナー、木曜日のテーマは「フルーツ・野菜の旬な話題」です。

7月2日の放送で取り上げたのは、西村俊仁アナウンサーが大好きな「ミョウガ」について。

ミョウガの一大産地であり、出荷量全国1位の高知県、JA土佐くろしお ミョウガ部会 部会長の井上さんに柳沢彩美アナウンサーとともに電話で尋ねました。

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ミョウガの旬

井上さんによると、今年のミョウガは平年並み。

「味も風味もよい安心・安全なミョウガを順調に収穫しているところです」と聞いて、「ありがとうございます!」と嬉しそうな声をあげるミョウガ大好き人間の西村アナ。

JA土佐くろしお ミョウガ部会では、ミョウガのハウス栽培を行っています。

通年栽培ですが、1年のうち一番出荷量が多いのは6月から8月。

つまり今は、ちょうどハウスミョウガの旬の時期というわけです。
 

コンピューター制御による緻密な計算

柳沢「ミョウガの出荷量全国1位の理由、高知にミョウガ作りが根付いている理由はなにかあるんでしょうか?」

井上さん「当組合で生産が始まったのは約36年前。ここまで理由ははっきりわかりません。ただ、ミョウガに適した気象条件と欠かせない綺麗な水が手に入ることが、ミョウガ栽培が根付いた一因だと思っております」

冬は多くの日光を必要としますが、逆に夏はハウスを遮光し、涼しい状態で育てているそうです。

ミョウガは「日陰の作物」のため、「ちょうどいい光量」を季節で変える必要があるのです。

「温度・湿度・炭酸ガス濃度も気にしながら、すべてコンピューターによる制御で緻密に作っております」と井上さん。
 

おいしいミョウガの見分け方

柳沢「植物学的に、ミョウガは植物のどの部分なのでしょうか?」

井上さん「花蕾(からい)という部分を食べています。土の下に地下茎という茎の部分がありますが、そこが枝分かれをして、先端部分が地上に出てきてミョウガになります」

ミョウガを収穫せずにそのままにしておくと、どんどん大きく育ち、そこから花を咲かせます。

実際ミョウガを半分に切ると、中につぼみの存在を確認することができます。

柳沢「へー知らなかった!」
西村「そんなこと知らずに刻んで食べてましたけど。よーく見るといろんなことがわかるってことですね!」

柳沢「スーパーなどでミョウガを購入する時に、おいしいみょうがの見分け方はありますか?」

井上さん「ふっくらと丸みがあってみずみずしく、紅色の濃い、硬くしまったものがいいとされています」

購入後は乾燥を防ぐため、フリーザーバッグなどに入れて冷蔵庫で保管するのがおすすめとのことです。
 

テンションが上がる「ミョウガレシピ」

ここで西村アナが、自身のとっておきのミョウガレシピを披露します。

「ミョウガとオクラを刻み、上からかつおぶしをかけて、だし醤油で混ぜる」

さらに西村アナは、井上さんにミョウガのおすすめの食べ方を尋ねます。

「薬味として一般的ですが、そうめん、冷ややっこ、お刺身のツマにしてとか。ミョウガ独特の清涼感を楽しんでいただければと。夏場の暑さも忘れられると思います。

他にも甘酢に漬けたり。刻んだミョウガに軽く塩を振って、ちりめんじゃこと、ごま油で和えてもらうと、お酒の味にピッタリな一品になります」

この井上さんのレシピに、グッとテンションが上がる西村アナ。

「これビールに合うでしょ!うわぁもう、ちょっと早く作りに帰りたい!」

新しいミョウガの可能性に、すっかり気持ちを持っていかれた西村アナでした。
(minto)
 
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2020年07月02日17時30分~抜粋

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