ドラ魂キング

ブランド枝豆「岐阜えだまめ」はこれからが最盛期

毎週木曜日の『ドラ魂キング』で、旬の食材にスポットを当てている柳沢彩美アナウンサー。
5月28日の放送では「岐阜えだまめ」を紹介しました。

品質のよさから京阪神、中京地区に春から秋までの長期間出荷されている岐阜県の枝豆。
今年のえだまめの出来や美味しい食べ方を、JAぎふ えだまめ部会の部会長、市川雅己さんに聞きました。

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岐阜市で生産

市川さん「順調に出荷も進んでおりまして、出荷の最初は4月の17日から始まりまして、出荷等に関しましては例年通りということで。もちろん品質も例年通りでございます」

「岐阜えだまめ」の出荷は、4月から11月中旬まで続くそうで、この長さは国内でも珍しいんだそうです。
主に岐阜市の北部で作られており、特徴は甘みがあって「さや」の形態が大ざやなこと。

市川さん「作り方等も組織の中で話し合いながら、どんなものがいいか、常に買っていただく方の視点で作っております」
 

万全な害虫対策

枝豆は害虫被害が多いそうですが、「岐阜えだまめ」の栽培では防虫ネットを積極的に取り入れています。薄い虫取り網のようなネットを畝全体にかけて、虫の侵入自体を阻止しているそうです。

さらに虫対策としてフェロモントラップ。虫の好きなにおいを利用して害虫を捕獲します。
そうやって出来た「岐阜えだまめ」、出荷の際の袋にも気を使っています。

枝豆は呼吸量の多い作物で、時間が経つにつれて劣化が進みます。そのため、呼吸量を抑え鮮度を保つために、袋には特殊なフィルムを使用しているそうです。
 

ゆるキャラもいるよ

「岐阜えだまめ」にはPRする"ゆるキャラ"もいます。

その名は「まめたん」。
全身を包むフロントがファスナーになっている「さや」を着ています。「さや」も「まめたん」も緑ですが、ほっぺだけピンク。ファスナーを下ろして、顔だけ出しています。

映画やマンガで素肌に革のツナギを着る女性が登場しますが、例えればあれと同じような状態。
しかし「まめたん」はセクシーさの欠片も感じられません。さすがゆるキャラ。小さいお子さんがいるお母さんも安心です。
 

新鮮な枝豆の見分け方

スーパーなどで枝豆を見かける時、美味しいものを見分けるポイントはあるのでしょうか?

市川さん「新鮮でみずみずしい物が一番美味しいとは思っています」

枝豆の表面にはちくちくとした短い毛が生えています。

日が経つにつれ毛自体が劣化していくので、その毛がしっかり付いているものほど新鮮なものだそうです。
ぜひ参考にして下さい。
 

おすすめの食べ方は?

市川さん「やっぱり枝豆の素材を生かした食べ方は、塩で茹でて食べていただくのが一番かなって思います」

「岐阜えだまめ」を買うと、袋に茹で方が書いてあるそうです。それによると…。

軽く水洗いをして、枝豆の両端を切り、生のまま手でたっぷりの塩をすり込みます。そして沸騰したたっぷりのお湯で5~6分茹でます。時間はお好みの硬さで調節してください。

最後に、ざるに取って湯を切り、小さじ一杯程度の塩をふりかけて混ぜればできあがり。たっぷりの塩とたっぷりのお湯。最後も塩をかけるのがポイントだそうです。
 

絶対必要な存在

家でビールを飲む時の、おつまみの1番バッターと言えば枝豆です。
絶対必要な存在という意味では4番バッターと答える人も多いでしょう。

これから暑い時期、需要も増え、収穫作業もさらに本格的になっていくそうです。

市川さん「6月から7月が出荷のピークです。スーパーや八百屋さんで見かけた時には、ぜひ『岐阜えだまめ』を食べていただけるとありがたいですね」
(尾関)
 
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2020年05月28日16時30分~抜粋

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