ドラ魂キング

見た目がアブラ、香りもアブラ?宮城県 東鳴子温泉

『ドラ魂キング』、パーソナリティが日替わりで、今気になることや趣味を語る「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。

5月19日の放送で高田アナが紹介したのは宮城県の東鳴子温泉。その湯の特徴に、福島県出身の加藤由香アナウンサーも驚きます。

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お好きな手段でどうぞ

東鳴子温泉は、宮城県にある鳴子温泉郷の5箇所ある温泉の一つです。

高田「本当に特徴的な温泉です。高友旅館で入れる黒湯。見た目通り黒い温泉です」

高田アナが訪れた高友旅館までのアクセスは、東北自動車道の古川インターで降りて30~40分。

電車だと仙台を越して古川まで東北新幹線、JR陸羽東線に乗り換えて、鳴子温泉の一つ手前の鳴子御殿湯という駅が最寄り駅だそうです。
 

ここでしか入れない

東鳴子温泉の特徴は、鉄天然ラジウム泉。油の匂いがするのだそうです。

高田「ここまで綺麗に油の匂いがする温泉は、全国探してもそんなにないと思います」
加藤「そんなに強い匂いなんですか?」
高田「もう、なかなかに、油の匂いですね」

油の匂いと言われてもピンと来ず「いい匂いなんですか?」と尋ねる加藤アナ。

高田「苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、他所で入ろうと思っても入れないんですよ」

テンション高めの高田アナ。何やら要領を得ませんが、ここでしか入ることのできない、変わった泉質であることはわかりました。
 

This is 温泉宿

さらに高田を喜ばせたのは高友旅館の雰囲気。

高田「古くからある木造の温泉旅館で、コアな温泉ファンには本当にワクワクさせる佇まいでございました」

加藤「なんとなく高田さんがワクワクする温泉は、そういう系かってわかります」

そういう系とは、高田アナ曰く「玄関を上がると、ミシミシっとするような"This is 温泉宿"」だそうです。

高田「黒いお湯って、そんなの本当にあるのか?と私も思っていましたが、まあ驚きましたね」

高友旅館にはいくつか湯船があって、その中の「黒湯」と名付けられた大浴場が、ここの温泉を象徴する温泉。
よく見ると緑がかった黒い温泉だそうです。湯舟に近づくと油の香りが漂うんだとか。
 

香りを味わう

興奮気味に高田アナが語る「黒い温泉」。

高田「湯をよく見ると、水に油が浮いてるような幕が張ってる感じなんですよ」
加藤「え?油が浮いてるんですか?」
高田「イメージはまあ、そういう感じ。でも、水の中にガソリン入れたような感じじゃないですよ」
加藤「油に浸かってる感じですか?」
高田「油に浸かってると言うほどではないと思いますね」

湯に入ると油の香りが強く感じられるそうで、香りを味わうにはまず浸かることから。
もちろん不快な香りではありませんが、苦手な人はいるかもしれないとのこと。そこは好き嫌いが別れる部分かもしれません。

「言っときますけど、こんなお湯、他にはありませんよ」と念を押す高田アナ。
 

見かけと違う優しいお湯

湯舟に幕が張ってるようなお湯ですから、あがると油でドロドロになるのかと思いきや、全くそんなことはないそうです。

高田「湯あがりはむしろしっとり。美肌の湯ですよ。肌にに優しい感じのする温泉です。だからこその魅力なわけです」

高友旅館の黒湯は大きな温泉で、混浴ではありますが、宿泊の際は女性専用の時間もあるそうです。
この宿には4種類の温泉があり、浴槽は計7種類。

高田「基本的には油の香りが目立つ温泉ということです。泊まってじっくり滞在というのもいいんじゃないでしょうかね」
 

東北有数の温泉街

宿泊を薦めながらも「私、結構、日帰り温泉です」と語る高田アナに、「遠いのに~?」と驚く加藤アナ。

実は、高田が日帰りにしたのには理由がありました。
鳴子温泉郷は、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉の5つの温泉で形成されています。

湯の量も泉質も豊富で梯子し放題。むしろ遠いからこそ、あちこち回っておきたいのも人情。

高田「これが魅力。ちょっと行くと、真っ白な濁り湯の温泉があったり、その 中にこの油の香りのする温泉もあるんです。鳴子温泉郷は、東北有数の温泉街だと感じますね」

「どんな香りなんだろう?」と最後まで油の匂いが気になった加藤アナ。
もし宮城県へ行ける機会ができれば、東鳴子温泉へ立ち寄ってみたいものです。 
(尾関) 
 
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2020年05月19日16時29分~抜粋

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