ドラ魂キング

お坊さんに聞く、タケノコ料理のありがたい話

今が旬のタケノコですが、愛知県岡崎市には刺身、天ぷら、田楽、煮付け、酢の物、吸い物とタケノコを中心とした「竹膳料理」が名物というお寺があります。

5月7日『ドラ魂キング』では、パーソナリティの柳沢彩美アナウンサーが、岡崎市の真福寺副住職の大村さんに、タケノコについて尋ねました。

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ずーっと竹林

「今年は近年まれにみる豊作でございまして、よく出ておりますね」と大村さん。

真福寺はタケノコを使った竹膳料理が食べられることでも有名です。刺身、天ぷら、田楽、煮つけなどタケノコづくし。さらに膳、お椀、箸は竹製です。

「境内の脇にずーっと竹林がございまして、そこから採れるわけでございまして、だいたい坪数でいうと6万坪ぐらいありますかね」と説明する大村さん。

数字では実感できませんが、ナゴヤドームでいうと約4個分の広さ。広すぎます。
 

1年もつ保存方法

リスナーからもタケノコに関するメッセージが寄せられました。

「我が家は買ったり貰ったりして2回、タケノコご飯を食べました。やっぱり春にはタケノコご飯ですね」(Aさん)

今年は豊作ということですが、獲れ過ぎると食べきれない分も出て来るのでは?
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

大村さん「うちの場合は塩漬けですね。一度茹でたものをたっぷりの塩で樽に漬け込んで保存しております」

塩を足していけば1年ぐらいはもつそうです。
 

やっぱり煮つけ

スーパーなどで目にするタケノコ。自宅で手軽にできる食べ方は?

大村さん「新鮮なものだとお刺身もいいんですが、、やはりスーパーに出ているものは二日ぐらい経っております。なので、一番おいしいのはタケノコの煮つけですね」

米ぬかでよくアク抜きして、落とし水に一晩つけておくと、翌日おいしく食べられるんだそうです。
タケノコの煮つけはおかずにもおつまみにも合います。
 

料理の基本

「個人的にタケノコの下処理で非常に悪戦苦闘するのが皮むきなんですよ。初心者の初歩的な質問で申し訳ないんですが…」と柳沢アな。

大村さん「皮むきは非常に簡単でして、まずタケノコに、縦に切れ目を入れます。タケノコの皮って厚いので、かなり深く切れ目を入れちゃって結構です。半分ぐらい入れても大丈夫です」

切れ目に沿って、一気にむいてくと簡単にむけるそうです。
硬い皮をバリバリっとむくイメージ。皮をむくのは当然、タケノコを湯がく前です。
 

スーパーでも買えます

「もうね、うちは終わりなんですよ」という大村さん。

大村さん「足助の方へ行くと旬じゃないかな。うちのはちょっと終わりかけでございますね」

真福寺のタケノコの収穫はまた来年になりそうです。

しかしスーパーでは、まだまだ足助産や長野県方面のものが出回るそうです。
家庭はもう少しタケノコ料理が楽しめそうです。
(尾関)
 
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2020年05月07日16時28分~抜粋

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