ドラ魂キング

今こそ整理のチャンス!ハードディスクの思い出画像

世代に関わらず、撮影した画像を「写真」と言うようですが、そのまとめ方は年々変わりつつあります。

4月16日放送の『ドラ魂キング』では、歳がひとまわり違う西村俊仁アナウンサーと加藤里奈が「写真」をテーマに語りました。

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写真はフィルム

加藤「我々、ひつじ年で一回り違うわけで、ジェネレーションギャップ的なものがあるからこそ、いろいろ語れるんじゃないかなと思います」

今では「写真」と言えば画像データを指します。
携帯電話のカメラが高画質化する前、「写真」と言えばそれはフィルムに残すのが常識で、保存方法は印画紙に焼いた紙媒体にしたものをアルバムに貼っていました。

加藤「青春真っ只中、中学生ぐらいの時は、『写ルンです』をまだ使ってた時代で、学校で大量に撮ってたんです」

『写ルンです』は、1986年(昭和61年)に富士フィルムが発売したレンズ付きのフィルムカメラ。枚数を獲り切ったら本体ごと現像に回すという点で画期的な商品で、「使い捨てカメラ」とも呼ばれていました。
様々な種類が販売されましたが、現在は「シンプルエース」という型のみ販売が継続されています。

加藤の中学時代は、デジカメがまだ高価な時代。ひとり1台ではなく、家族に1台の感覚だった頃です。
 

記憶にないけどエモい

加藤は、毎日学校に「写ルンです」を持って行って、日常の風景を撮っていたそうです。

加藤「中3の時は特に毎日、『写ルンです』持って行ってたので、本当に日常の、こんなところなんで撮ってんの?みたいなのがいっぱいあったんです」

家掃の掃除をしていたら大量にアルバムが出てきそうで、早速SNSにアップした写真は…。

加藤「なぜか受験の時期に、廊下でみんなで座って楽器を弾いてる。これ全然記憶になくて。たぶん違うクラスのメンバーで集まって、歌を歌ったりしてたのかな。めっちゃエモいじゃんと思った」

センチメンタルな気持ちで見返したんだとか。データで持つより、アルバムにするの良いと思ったそうです。
 

今はハードディスクが主流?

西村「ひとまわり上の、今年40になる僕から言わせれば写真というのはデータというよりは、ちゃんと紙でした。でも、やっぱり結婚して子供が生まれるとデジカメでめちゃめちゃ撮る」

写真の場合はフィルムが主に24枚撮りか36枚撮りと決まっていました。しかしデジカメが普及してから容量次第で何枚でも撮影できるようになりました。後で不要な画像を整理できるという利点もあります。

特に新しい家族が出来ると枚数を気にせず、撮影するわけですが、どれをプリントすればいいかわからなくなるという西村アナ。
パパ友、ママ友に聞いたところ、外付けのハードディスクに入れていく方が多いとか。

西村「デジカメの写真も動画も含めて入れられちゃうので、そこから出せばいい」
 

フォトブック

加藤「でもそれってデータとして置いとくわけじゃないですか。見返さなくないですか?」

この疑問に「いま便利な物があって、フォトブックなるものがあるんですよ」と答える西村アナ。

写真や背景、さらにコメントを自分で選ぶと、一冊の本にしてくれるサービス。ネット経由か店頭扱いかは会社によって違いますが、自分でデザインやページ数が選べます。

西村「実は今日、我が家の思い出を持ってきた。ちょっと見てみて」
加藤「ありがとうございます。ええ?すごっ!」

西村アナが持ってきたものは文庫本サイズぐらい。写真もかなり奇麗で写真集の様な仕上がり。

加藤「写真集じゃん!これ売って欲しい」
西村「載ってるのが、うちの娘と嫁だからやめて」
 

自分でプロデュースできる満足度

同じ紙ベースのアルバムとフォトブック。
しかし、かつてのアルバムは、写真の扱いに気を遣う必要がありました。

西村「上からセロハンのやつペリペリってやってするから、写真を他に貼り替えようと思うとちょっと破れたり」

一方フォトブックは、携帯のアプリやデジカメのデータから写真を選べば簡単にでき、コメントや背景まで決められるので、自分でプロデュースする満足度があるそうです。

加藤「しかも文字まで入るんですか?」
西村「写真に『どっちが好きなの?』とか入れたりね」
加藤「ケッ。あったけえ家だな~」

西村家のフォトブックを見た加藤の感想でした。

同じものが複数できるので、引っ越しなどで別れる友達に同じものをプレゼントしたり、グループ旅行をした際の思い出に配るなど利用の仕方はいろいろ。紙質も保存に耐えうるものです。
 

自分の画像が10秒で成長?

フォトブックの良さに感心しながら「このままでは終われないから、私も、一個ブッ込みたいんですけど」と言う加藤。

加藤「データのままSNSに保存する手もあって、顔の写真を5枚選んで、それをどんどんを変化させていく。私がやったのは、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の順番に顔写真を選んで、そっから成長していくみたいな。説明難しいんですけど」

モーフィングという映像技術を使って、顔をスムーズに変化させていくアプリがあるそうです。

加藤「10秒間で成長していくのが見られて、それも結構面白いです」

加藤のブッ込みに「いろんな技術を使って楽しむこともできそうですね」とまとめた西村アナ。
外出自粛中のいまだからこそ、ハードディスクの中に溜まった写真を整理してみるのも一興ですね。 
(尾関)
 
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2020年04月16日16時28分~抜粋

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