ドラ魂キング

開幕延期に外出制限…ドラゴンズの選手は今どうしてる?

CBCラジオ『ドラ魂キング』の1コーナー「ドラ番リポート」では、毎日ドラゴンズの最新情報を伝えています。

3月18日の放送では江田亮アナウンサーが、新型コロナウイルスの影響を受けた選手たちの様子について報告しました。

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選手寮での工夫

本来は3月20日が開幕日だったのですが、現時点では4月10日を目標に動いていて、しばらくは練習試合が続くとのこと。
この日のナゴヤ球場は、開幕直前の盛り上がりを見せることなく、通常の練習といった雰囲気だったそうです。

まだ開幕まで時間がある中で、ドラゴンズの選手は今どうしているのでしょうか?

江田アナはナゴヤ球場に隣接した選手の寮、昇竜館館長の中原勇一さんに取材しました。

まず心配なのは、寮の集団生活で感染の心配がないのかということ。
リスクを減らすため、食堂で席の間隔を広げたり、食事の時間帯をずらして対応。
また、近隣のコンビニなどに行くなど以外は、基本的に外出禁止としているそうです。
 

開幕に合わせた調整は困難

開幕が延期となったことで、昨年から開幕入りを目指していた選手も、いったん軌道修正することになります。

例えば渡辺勝選手は、現在開幕メンバーに入るかどうかが当落線上の状態とされています。

「僕としてはあさって始まってほしいです。4月10日の時に僕がいられるかわからないし、調子の山をここに持ってきているので、波が下ってきた時に開幕となると嫌です。今はできるだけ波がなくこのまま(開幕を)迎えるようにしたい」

一方で、同じく当落線上と言われている井領雅貴選手はポジティブにとらえています。

「少なく見積もっても20日間、下手すると1ヶ月あるので、ミニキャンプじゃないけど、体を調整ではなく、一回疲れきって、休んでまた(開幕を)迎えられるぐらいの期間があるので、ちょっとメニューを変えるのもいいかな」

開幕に合わせて調整するのはただでさえ難しい上に、開幕日がまだハッキリとしないとなると、さらに調整は難しそうです。
 

仮の開幕に出たい?本音は…

20日から試合は始まるものの、練習試合という仮開幕のような形。

その仮開幕で先発ローテーションに入ってうれしいものかどうか、山本拓実投手はこうコメント。

「開幕を目指してやってきたので、そこに立てるのはうれしい。ただ本チャンではないので、どれぐらい投げるのか、再来週も投げられるのか読めないところがたくさんあるんですけど」

さらに、「とりあえず目の前のものを一生懸命やる年代(山本選手は現在20歳)じゃないですか。少々無理がきくので、一生懸命やって夏にバテるかもしれませんが、それは経験と思って、今は一生懸命やりたい」と語りました。
 

今流行っているマンガとゲームは?

開幕に全力で取り組むという山本選手ですが、外出禁止となっている現在、普段は何をしているのでしょうか?

さすがに時間が空いているらしく、今流行のマンガ『鬼滅の刃』は全巻大人買いして、すでに2周目。アニメも観てしまった状況。

とはいえ、外出もせず、個別に部屋にいるのは気が滅入るもの。
そこでスマホのサバイバルゲーム『荒野行動』をそれぞれの部屋にいながら、みんなでネットを通じてプレイしているのだそうです。

インターネットで全世界につないでプレイすることができる現代ですが、昔、友達の家に集まってファミコンをやっていたのとあまり変わらない情景です。

そこで、パーソナリティーの宮部和裕アナウンサーが、「eスポーツの『パワプロ(実況パワフルプロ野球)』を昇龍館で開幕したらいいじゃないですか」と名案。

その試合がネットで配信されたら、ドラゴンズファンは結構観るのではないでしょうか。

とはいえ、もちろん本物の試合を開幕した方が良いため、今の状況が一刻も早く改善されることを願うばかりです。
(岡本)
 
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2020年03月18日18時00分~抜粋

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