ドラ魂キング

メジャー球団と一致!高木守道さんが考えていた「最強チームの作り方」

『ドラ魂キング』3月4日の放送では、元CBCアナウンサーの久野誠が登場し、野球の統計論に関する話から、高木守道さんがかつて語っていた、勝てるチームの作り方にまで話が及びました。

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打率よりも大事な記録とは?

最近の新型コロナウイルス騒ぎにより、家で読書をしていたという久野さん。

その本とは『マネー・ボール』という小説で、2011年にはブラッド・ピット主演で映画にもなりました。

最も年俸の高かったニューヨーク・ヤンキースと比べて、3分の1ほどしか年俸がなかったオークランド・アスレチックスという球団が、徹底した統計的分析を元に、最多勝利数をあげていくという、実話を元にした作品です。

GM(ゼネラル・マネージャー)のビリー・ビーンが実行したことの1つは、打率は低くても出塁率の高い選手を集めるということ。

打率と年俸は比例する事が多く、お金のない球団では高い打率の選手は獲得できませんが、打率が低ければ獲得しやすいわけです。

この「打率よりも出塁率に重きを置く」という考えが、高木さんがかつて語っていたことと符合するのです。

3割に乗るかどうかで大きな違い

例えば、「3割バッター」と「2割7分5厘のバッター」と聞くと、どのようなイメージの違いがあるでしょうか。

やっぱり「3割台に乗せた」というと、一流というイメージではないでしょうか。

昨年、3割台の打率を持つ選手はセ・リーグでわずか5人で、うち2人がドラゴンズ
しかしチームの順位は5位でした…。

大きなイメージの違いはありますが、実は2週間でヒット1本分ほどの差しかありません。

また、仮に15試合観に行ったとして、2割7分5厘のバッターの方が、3割バッターよりも打つ確率は40%もあるそうです。

もちろん、3割バッターの方が60%と確率は高いのですが、あまり差がないように見えます。
 

ドラゴンズに必要なものは?

高木さんは、さらに極端な例を引き、野球実況の中で「打率は3割と2割5分で、100打席入ってわずか5本しか違いがない」と語りつつ、別の点に着目すべきと語られていました。

久野さん「例えば(2019年の打率が2割4分9厘の)京田選手の場合は、何でもかんでも打っちゃうようなところがある。

もうちょっとボールをしっかり見たりとか、あるいはピッチャーとの駆け引きの中で配球の妙を覚えたり、あるいは岩田選手のように、クサいボールはポーンとカッティングしてファールで逃げる、そしてフォアボールを選ぶ。

もし100打席の中で、京田選手がフォアボールをもっと選んだら、打率は限りなく3割に近づいて行くし、出塁率がすごいことになると。

今、出塁率が3割ちょっと(3割0分2厘)なんですよ。ですから、打率よりも実は出塁率が大事だと」

ここでは京田選手を一例として挙げましたが、さらに久野さんはドラゴンズに対し、「フォアボールを与えるのをなるべく少なくして、フォアボールをなるべく多く獲得するような感じにして欲しい」とお願い。

その理由として、「ドラゴンズは昨年、チーム打率1位でしょ。ところが得点力は5位。このアンバランスは、ホームランやフォアボールが少ないから。ホームランは球場が大きいので仕方がないが、出塁率への意識を高める野球をやってほしい」と語りました。
(岡本)
 
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2020年03月04日18時20分~抜粋

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