ドラ魂キング

ダイノジ大谷ノブ彦、中日・福敬登投手のナイスハートに感服

ダイノジの大谷ノブ彦が中日ドラゴンズの沖縄キャンプへ行き、現地で福敬登投手に取材。
2月24日、自身がパーソナリティを務める『ドラ魂キング』(CBCラジオ)でその模様を放送しました。

2017年に利き腕の左肩を痛めながら、昨年復活を遂げた福選手、今年の抱負は?

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ポストロドリゲス

2019年を振り返り「変化を起こしまくった年ですね」と語る福投手。

セットアッパーとして大活躍したロドリゲス投手がメジャーへ移籍したことで、今シーズンは中日ファンの期待が福投手へと注がれています。

福「できれば(ロドリゲス投手を)越えたいですけど、自分の中ではまだ勝てない領域なんで、目指してるとこですね。ここからもう一段階、二段階、引き出しの量を増やしていこうと思ってます」
 

右打者に強い

中日新聞プラスにコラム「『データ』で考える中日ドラゴンズ」を連載しているロバートさんから質問です。
もちろん福投手も、ロバートさんのことは知っているそう。

「昨年、阿波野コーチとともにクロスステップ、腕を下げる投球フォームに変えて左キラーのようにモデルチェンジしましたが、実際には対右打者への成績が極めて良かったのが印象的でした。対右打者への好成績の要因は何だと分析していますか?」(ロバートさん)

この質問に対して「今は、右バッターが投げやすくてしょうがないですね」と言い切る福投手。
 

何でもやる

ロバートさんの指摘する要因はどこにあるのでしょうか?

福「左対右って言えば、右の内角をいかに突けるかだと思うんですけど、要は右の壁が意識しやすくなった、そこに投げとけば綺麗に入ってくれるだろうという感覚で投げれるようになったんです」

右のインコースにはかなりの自信があるそうです。

福「言われるなら何でもしたいです。長いイニングを投げろと言われたら投げたいですし。使ってもらえるだけでありがたいなぁ(笑)」

現在はセットアッパーですが、先発も期待できそうです。
 

野球辞めたら何しよう?

続いて大谷自身が質問します。

大谷「一時期は地獄を見た、みたいに言われました。僕はそういう選手が好きなんですけど、そこからのカムバック。自分の中で心が折れそうになったことはあったんですか?」

福「怪我した時はもう終わったと思ってましたね。何をしても痛いんです。
キャッチボールした時も絶対ダメだと思ってたんで、やっと試合で投げられるという現実味が出てきた時に、行けるかもっていう感じになれました」

復活までの半年間は、「野球を辞めたら何をしよう」と考えていたそうです。
 

今年目指すピッチング

復活のひとつの鍵は、昨年阿波野コーチのアドバイスで見た交流戦でのこと。
ソフトバンクの和田毅投手のピッチングだったそうです。

福「その時に『おまえ、一回ちゃんと見てみろ』って言われて。中継ぎだったんですけど、ベンチに入れさせてもらって間近で見たら、なんで見づらい球が打たれないのか?って考えました」

他の選手に聞くと、和田投手の球は見づらくて打ちにくかったそうです。そこから、球の出所が見えづらいフォームにしたことが復活へ繋がりました。

福「2019年で、どんどん自分が変化したと思ってるんで、2020年は、バッターによって自由自在に投げ分けられるようになりたいです。それが出来たら一番と思いますね」
 

本当にナイスハート

「いやぁ、良いインタビューです」と自画自賛の大谷。
沖縄キャンプで見た時は、練習試合では1点取られた福選手。翌日はオフにも関わらず、マウンドに来て投球の感触を確かめていたんだとか。

大谷「一回やったことを反省する。そして工夫して次に繋げるっていうことができてる。本当にナイスハート。今、自分は芸人としてうまくいってないところがたくさんあって…」

福選手の様子を自身を重ねて心情を吐露する大谷。

大谷「福投手から学ぶことはいっぱいあるなと思います。今年は福投手を追いかけようと思って」

こう考えた大谷、沖縄キャンプで福選手のつけている34番のユニフォームを探したところ売っていなかったそうです。

大谷「だから俺、ナゴヤドームで買うって決めてるんですよ」 
(尾関)
 
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2020年02月24日17時12分~抜粋

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