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中日キャンプを取材する大谷ノブ彦「今年は一味違う!」と実感

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2月19日の放送では、月曜パーソナリティーでもあるお笑いコンビ「ダイノジ」の大谷ノブ彦が、ドラゴンズ沖縄キャンプの様子について、直接電話でレポートしました。

キャンプを見た大谷は、ドラゴンズに対する期待と不安が入り混じっているようですが、果たしてどんな様子だったのでしょうか。

ここでは、その一部を抜粋して紹介します。

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キャンプは史上最高の雰囲気

18日から沖縄入りしている大谷は、北谷で行われていた全体練習を見学。

その中で、午後から行われた「全員守備」という練習が特に気になったようで、野手が3人1組でセットになって、ノックを受けまくるというものです。

過酷な練習にも関わらず、「こんなに声が出て、こんなにはつらつとして、こんなに明るい雰囲気。僕は2004年からキャンプに通ってますけど、初めてです」と感じた大谷、「これは雰囲気は最高だと思いました」と絶賛。

大谷「外国人選手のシエラ、守備があんまりうまくないんですよ。今日の練習でも、凡フライをグローブすれすれで獲っただけで、拍手が起きるという。

そのシエラが、ノッカーに『自分の正面に打ってくれ』ってアピールしてたんですけど、球場が和むというか、ノッカーも笑ってしまうという」
 

チームワークが強化された?

この全員守備では、失敗すると終了が遠ざかってしまうというルールのため、厳しいノッカーに当たると、なかなか終わりません。

大谷「最後に残ったのが伊東ヘッドコーチのノックだったんですけど、伊東コーチだけノックの威力が全然違うわけですよ。厳しいやつを。

そしたら、先に終わった選手がコーチの周りに集まって、ノックを受けている選手を応援するわけです。仲間というか、この雰囲気は、今までのドラゴンズのキャンプではなかなか見られなかった。みんなで笑いながら。

だけどやってることは、基本練習の繰り返しなので、鉄壁の守備を誇る中日ドラゴンズが、つまらない基本練習をどうやって楽しくやってるかというのが、頼もしいなと思いました」

これは今シーズン、期待ができそうです。
 

練習試合は負けたけど…

…と、明るい雰囲気でいったん文章を締めましたが、実は19日に行われたジャイアンツとの練習試合では、5-1で負けてしまいました。

大谷も「試合内容は、完全に去年の負け方と同じです」と評し、「生まれ変わってはないです。今日の感じで言うと。7安打してるのに1点しか取れてない。残塁がめちゃめちゃありました」とガックリ。

しかし2日間の練習試合を観た大谷は、別の視点で感じるところがあるようです。

大谷「今までドラゴンズの弱点は、正捕手がいないって言ってたでしょ?これ違いますよ。正捕手を決めることができないのが、今の一番の悩み。

候補はハッキリ言って全員です。練習試合でも平等に機会を与えて。またキャッチャーが打つのよ」
 

パラ辰徳に要注意

若狭敬一アナ「先程のレポートによると、石橋(康太)選手も2安打打ったそうですね」

大谷「素晴らしいヒットでした。ただ、岡野(祐一郎)投手のリードをやってる時に、ほとんど初球打たれたんですよ。

ジャイアンツはすごいんですよ。練習試合はタダで観れるのに、坂本(勇人選手)いるわ、岡本(和真選手)いるわ、丸(佳浩選手)いるわ。

あと、"パラ辰徳"って言われてるパーラ選手、背番号88番が打つんですよ。

ジャイアンツはたぶん、仕上がりを超早くしてると思いますね。主力をガンガン実戦に使ってるなって感じだったんですけど、甘い球だったら、1球目から打って行くわけですよ」

ただ、大谷は「今回、岡野と石橋に関しては、すごく勉強になったんじゃないかなと、(練習試合を)観ながら思いましたけど、打つキャッチャーっていうのが、ちょっと楽しみですね。(誰を起用するのか)悩みどころですよ」と、次につながる感想を持ったようです。
(岡本)
 
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2020年02月19日18時18分~抜粋

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