ドラ魂キング

選手に文句ばかり言う大人の中日ファンへ。少年ファンからの苦言

現在中日ドラゴンズのキャンプ取材で沖縄県北谷町に向かっているダイノジの大谷ノブ彦。
その出発直前の17日に出演していた『ドラ魂キング』では、大谷にインタビューして欲しい選手のリクエストも寄せられました。

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マスコミを味方に

昨年の成績が成績だけに、今シーズンも中日の前評判は芳しいとは言えません。

「マイナス要素が目につくファンが多いみたいですが、プラス要素はいくらでもありますよ。ドラゴンズ優勝の核心は1ミリも揺るぎません。先週、大谷さんに言われた通り、ずっと浮かれまくりでドラゴンズを応援していきます」(Aさん)

大谷「どうしてもマイナス要素を取り上げたくもなるし、そっちのニュースの方が拡散しやすいし、いろいろと言いたくなると思いますけど、うまく良いところを拾っていって、それこそノムさんがやっていたような、マスコミをうまく味方にすることが大事なのかもしんないね」

先日亡くなられた野村克也さんの監督時代のボヤきは、スポーツニュースの定番になっていました。
1995年、ヤクルト監督時代に日本シリーズでオリックスと対戦した際には、イチロー選手に対してマスコミを利用した心理戦を展開しました。

マスコミをうまく誘導するのも重要と語る大谷。
 

FUKUはKUFU

沖縄へ向かう大谷、現地で福敬登選手へのインタビューを行う予定です。

「2週間前、大谷さんに福投手にインタビューして欲しいとメールを送ったので、インタビューが決まり嬉しいです。その時に大谷さんが『福投手いいねぇ。いいんじゃない』とおっしゃってましたが、その心は?」(Bさん)

大谷「長嶋さん的な感じですかね。福投手ってKUFU、工夫ですよ。プレートの踏み方や球の出所を工夫をして中継ぎの中でブレイクした。やっぱり、そういう選手が好きなんでしょうね」

大谷にとって、圧倒的に恵まれた身体の選手や幼い頃から天才と言われている選手よりも、頭で考えて工夫をして一流になった選手の方が、独自の意見があるような気がするそうです。

大谷「だからインタビューができると、自分にとっての“気づき”のような言葉があるんじゃないかと思います。ま、後付けですけどね。あの時、言ったのは完全に長嶋さん的フィーリングですよ。いいねぇ、福投手いいねぇ。いいねぇー」
 

ヒゲのライバルはどんなヒゲ?

続いて、大谷にインタビューしてほしい選手のリクエストが寄せられました。

「阿部寿樹選手への質問。打率3割期待してます。自主トレで意識して準備したことを聞いてください。セ・パを通じて、この人のヒゲはイケてる、生きていけると思った選手についても聞いてみて下さい」(Cさん)

大谷「これは、もう絶対聞きます。ヒゲに対してライバルだと思ってる人、いるんですかね」

口ひげを生やしている阿部選手のライバルは?気になるところです。

失ってからでは遅い

そして10代のファンからこのようなメッセージが。

「先週の土曜日の『スポ音』のオープニングで、若狭アナが『人は失って初めて気づく』とおっしゃってましたが、ドラゴンズファンはまさに京田選手がそれだと思います」(Dさん)

中日新聞にも記事を書いているロバートさんのTwitterによると、京田選手は1年目から怪我なく一軍で活躍していたそうです。

「この前の練習試合で猛打賞しても、ネット上で『あれは打つべきボールではない』と叩かれていましたが、失ってからでは遅いです。過去3年間、ずっと試合に出続けてきた京田選手をもっと温かい目で応援していきませんか?」(Dさん)

大谷「10代のこういう子の方がフラットに見てますよね。僕も全く同じ意見です。京田をノセるぐらいのことをファンがやるべきじゃないかと思います」

つい文句が言いたくなるのも、それだけ魅力があり期待できる選手だからなのでしょう。京田選手の他にも最近のドラゴンズは打撃陣が好調。

「それよりも京田選手も、うかうかしてられませんよ。根尾も調子良いし、溝脇なんて開幕スタメンあるんじゃない?楽しみだわ。戦力がもう余っちゃって仕方ねぇよ。楽しみだわ~」と身悶えする大谷ノブ彦でした。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
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2020年02月17日17時00分~抜粋

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