ドラ魂キング

牛島和彦「今年のドラゴンズが楽しみ」投手陣に期待する理由

2020年02月13日(木)

スポーツ

2月11日の『ドラ魂キング』は、ゲストに野球解説者の牛島和彦さんが登場。

かつて横浜ベイスターズの監督を務めた牛島さんに、今年のドラゴンズの投手について、先発や中継ぎ、クローザーなど、それぞれ誰が良いのかについて語っていただきました。

クローザーに適した条件

現在のドラゴンズには「守護神を誰にすれば良いのか」という課題があると言われています。

番組に届いたおたよりには、「藤嶋健人投手が良いのではないか?」という意見もありますが、牛島さんはまず、守護神に必要な条件として、「いざという時に開き直れるかどうか」という点を挙げました。

その理由とは?

牛島「どうでもいいやと投げやりになるということではなく、追い込まれて苦しくなった時にどうしようと思うんじゃなくて、ちゃんと自分ができることを最後までチャレンジしてやり抜くか」

ここでクローザーとして岡田俊哉投手と鈴木博志投手の名前を挙げます。
岡田投手はコントロールは良いのでクローザーができ、鈴木投手はボールが高く行ってしまうと長打をくらってしまうので、低く投げられれば良いのではないかと評しました。

また、藤嶋投手には、「良いんですけど、ちょっと力を入れるとボールが高い」とコメント。

沖縄キャンプで与田監督は、ロメロ投手がリリースポイントが結構安定しているとの見立て。しかし…

牛島「ロメロは(守護神としては)無理でしょう。ボールが高いし。左のあの球で(昨年の成績で言えば)負け越しちゃイカンでしょ」

さらに、「クローザーは長打を打たれるとガラッと雰囲気が変わるんですよね。だから長打を打たれない、ヒットを打たれてもねばることができれば良いと思うんですけど」と語る牛島さん。
クローザーにふさわしいのは、「球が速いこと。やられても打ち損じが生まれる」とまとめました。
 

投手陣が充実!

次に、牛島さんが考える先発投手のローテーションについて、話が及びました。

牛島「タイプの違うピッチャーを置きたいですね。右であれば梅津(晃大投手)、柳(裕也)投手」

西村「本格派の長身のピッチャーと、変化球をうまく駆使してコントロールで勝負をする2人。これで右で2タイプ生まれますよ、と。左は例えば小笠原(慎之介投手)と大野(雄大投手)ということですね」

3連戦でタイプの違う投手が登板することによって、相手チームの調子を狂わせる効果があるそうです。
牛島さんは現役時代、ある有名なバッターから「お前と対戦すると、3試合ぐらい具合が悪いんだよ」と言われて、とてもうれしかったそうです。

先程挙げた4人に、さらに若手とベテラン選手を揃えることで、さらにバリエーションが増えることになっていきます。

西村「そう考えると、わりとドラゴンズは多種多様なピッチャーを取り揃えてるということですね」

牛島「やっとなってきたんですね。ケガした選手もいましたけど、やっとメンバーが揃ってきて、楽しみかなという感じになってきてますね」

現在のドラゴンズは、投手の枠をめぐってベテランと若手の競争が激しい状況にもなっていますので、今年のペナントレースへの期待が高まりそうです。
(岡本)
 
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2020年02月11日18時33分~抜粋
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